2009年10月05日

マジック1!

日本ハム 4X-2 ソフトバンク

 ついにここまできましたね。大隣はかなり調子よさそうに見えましたが、4回は完全にドームの雰囲気に呑まれた感じ。2006年の最終戦、1位通過を決めた対ソフトバンク戦を思い出しました。あのときもとても打てそうになかった和田を、賢介、セギの一発で粉砕したんですが、ドームの満員のお客の熱気がそうさせたようなものでした。今年は結局一回も札幌ドームには行けなかったんですが、やはりあの雰囲気は、ファンなら一回は体感しておきたいですね。CSは無理そうですが、日本シリーズ、行きたいなあ。

 ともあれあしたです。スウィーニーというのが不安ですが、きっと満員のお客さんが後押ししてくれるでしょう。私は仕事の都合で試合が見られそうもないんですが、勝利を祈念しています。みなさん、私の代わりに選手にチカラを!
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2009年10月02日

戦力外通告

 シーズンも大詰めですが、秋風が身にしみるころでもあります。各球団の戦力外通告も出揃いはじめました。引退する選手、あくまでも現役続行にこだわる選手……と、さまざまです。江藤、立浪、井上、緒方、小宮山が引退、現役続行希望が工藤、仁志、高木、木田、礒部と報じられています。海の向こうでは田口や藪、大家、大塚なんてとこも去就が微妙になっています。うちに関係あるところでは、横浜の横山も引退の模様。04年のプレーオフ進出時の守護神として、いい想い出をくれた選手です。おつかれでした。

 一世を風靡した名選手も多く、時代の変わり目であることを思い知らされますが、ついに本日、我がファイターズの戦力外も発表になりました。

日本ハムが金子洋ら3人に戦力外通告

 日本ハムは2日、金子洋平外野手(27)星野八千穂投手(29)津田大樹投手(20)に戦力外通告を行った。3年目の金子はルーキーイヤーの07年に33試合に出場、3本塁打を放ったが、故障などもあって伸び悩んだ。昨年1軍デビューした星野も中継ぎで2勝を挙げたが、今季は1軍登板がなかった。また水上善雄2軍監督(52)荒井幸雄2軍打撃コーチ(44)とも、来季の契約を結ばないことが発表された。


 洋平は今年はケガもあり一軍にあがれなかったこともあって、トレード候補かと思っていましたが、たぶんどことも交渉が成立しなかったんでしょう。同タイプの中田が成長する前に一軍定着できなかったのが致命的でした。ファームの本塁打王ということもあり、長打力には捨てがたいものがあるので、右の代打や大砲を求める球団なら引き取り手があるかもしれません。

 星野は今年一軍での登板はなかったものの、昨年の一軍での活躍もあり、もう少し様子を見るかと思っていましたが、年齢的に伸びしろがないと思われたんでしょうか。「もじゃぱー」という愛称も定着していたのに、残念なことです。

 問題は津田です。まだ2年目なのに……素行に問題があると噂され、昨オフにはいきなり背番号の降格。二軍でもほとんど登板チャンスがなく、干されているのはうすうす察することができましたが、まさかこんなに早く……残念としか言いようがありません。ドラフト3位の逸材だったはずなのに。

 洋平と星野はうちでは居場所がなくなりつつあったし、年齢的にも新天地で気分一新するのがいいかもしれませんが、津田はこれからどうするんでしょうか。素行の悪さが原因なら、カラダは健康でも、引き取り手があるかどうか。

 それから驚いたのは水上さんのクビ。中田を始め若手の良き教育係として、がんばっていただきましたが……梨田監督とソリがあわないというう噂もありましたが、それが原因でしょうか。残念です。

 これで終わりとも思えませんが(もっとクビが危なそうな選手はほかにもいるし)、ひとまずみなさん本当にお疲れさまでした。新天地でのご活躍を祈っております。来年は田中幸雄がコーチで復帰という話もあり、監督は留任とはいえ、チームの態勢も変わりそうです。ファームの監督は誰になるのかな。横浜監督候補とも噂のある白井さんが返り咲いて、若手を育ててくれないもんですかね。いや、一軍監督なら、それがベストだけど……。

 
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2009年09月25日

マジック8

日本ハム 0-0 ソフトバンク

 息詰まる投手戦……というよりは、双方チャンスをつぶしまくる貧打戦で、解説の鈴木啓示が呆れたのも無理はありません。うちはもちろんですが、むこうもチーム状態はよくないですね。しかし連敗が止まったわけでもないのに、これでマジックが2つも減ったのはラッキーです。例によって監督が浮き足だって、後先考えず8回だけで4人もの勝ちパターンの中継ぎを注ぎ込み、坂元、久、そして金森で4イニングものサヨナラの恐怖と戦わなきゃならなくなったときはまったくもって寿命が縮まりましたが、坂元と金森が本当に本当によく踏ん張りました(久は、これぐらい当然、と言っておきましょう)。もちろん先発した藤井も、気合い十分の投球で本当によく投げた(前エントリーの「賞味期限切れ」という罵詈雑言は、ひとまず陳謝して撤回しておきます)。これで負けていたら、中継ぎを総動員していただけに、めちゃくちゃダメージが残ったはず。これだけ悪いチーム状態ですから、「勝ちに等しい引き分け」という言い方をしてもいいでしょうか。

 故障で早々に引っ込んでしまった二岡の代わりが稲田で、結局一軍昇格の中田は出番なし。一点を争う接戦で、守備を考えれば三塁を守らせるわけにはいかず、代打でも使える場面はなかったので仕方ないですが、なにせどん底状態の打線です。あしたは左の杉内ということで、いいところで起用してほしいものです。小谷野と二岡のケガの具合も気になりますが、ここまできたら気合いで乗り切るしかないでしょう。
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正念場

 4連敗中。絶対エースが故障離脱。先発陣が総崩れ。中継ぎは1年間の勤続疲労で不安定。そして打線は絶不調。

 はっきり言ってチーム状態は今がどん底です(これよりさらに底があったら大変)。インフルエンザ渦を脱したときは、あとは上向くしかないと思ってましたが、まさかその先にさらに地獄が待っていようとは。今季最大の正念場と言っていいでしょう。

 残り13試合でマジック10。2位とは3.5差ですが、数字ほどの差はないと考えたほうがいい。今の野球ではこれぐらいの差はアッという間だし、現に今日からは2位ソフトバンクと敵地での直接対決3連戦。むこうもいまいち調子に乗りきれないとはいえ、3連勝すれば一気に0.5差ですから、死にものぐるいで向かってくるはず。逆にいえば、うちとしては3連敗さえしなければいいわけですが、ダルがいない今、そういう計算はまったく立たない。
 
 ソフトバンク以上に不気味なのが楽天ですが、こっちは直接対決が1試合しか残っていない。やはり4試合残っているソフトバンク戦の負けをいかに少なくするか、もうモチベーションを喪失気味のはずのオリックス(残り4試合)でどれだけ勝てるか、がポイントでしょう。できれば西武との3連戦(10/5〜)までに、相手がモチベーションをなくしている状態だと助かるんですが……。

 いずれにしろ、最悪のケースも十分考えられます。打線に頼ったチームはもろい、という意味のことを今シーズン当初に何度も書きましたが、今のチーム状況はまさにそう。打線が絶好調でカヴァーしてくれる間に、吉川や糸数、須永など若手先発を一本立ちさせていれば、もっとラクな戦いになったかもしれませんが、現実にはいつまでも安定しない賞味期限切れのスウィーニーや藤井に固執し、5回まで持たせてあとは中継ぎ総動員で逃げる、という余裕のないカツカツの戦いばかりやってたせいで、中継ぎまで疲労してしまい、今のテイタラクです。はたして梨田さんはそこをどう考えてるのか。どう考えても契約延長2年の発表は早すぎだったとしか言いようがないですが、いまさら引っ込めるわけにもいかないでしょうしねえ。

 どうやら打線のてこ入れに中田が昇格するようですが、この悪い流れを変えるような働きができるか。いやそれ以前に、そんな流れを変えられるような、いい使われ方をしてもらえるのか。

 これからがファンの応援のしどころです。がんばりましょう。
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2009年09月17日

少しずつ前進

日本ハム 5X-4 楽天

 前のエントリーで、この3連戦を勝ち越せば波に乗れるかも、と書きましたが、初戦で岩隈を打ち崩したのが大きく、今日はジリジリするような接戦を制して、これで3カードぶりの勝ち越し。ずっとおつきあいしていたソフトバンクが負けてくれて、3.5差となって一息つけました。

 とはいえ、昨日といい今日といい、試合運びは決して褒められたものではありませんでした。とりわけ今日の藤井。解説の岩本が声を荒げるほどテンポが悪い。慎重になりすぎてコーナーをつきまくり、それがことごとく決まらず球数がどんどん増えていく。テンポの悪さが野手にも伝染し、二遊間でありえないミスも連発。3回2/3で93球では、わりと先発を引っ張りたがる梨田さんも、早々に諦めるしかない。一時は比較的安定していた藤井も、なんだか元に戻ってしまったよう。個人的には藤井とスウィーニーはとっとと鎌ヶ谷にお帰りいただき、糸数とか吉川のような若手を組み入れてローテを再編してほしいところですが、シーズン終盤にそういうリスクを伴う決断ができるかどうか。そしてまたまた試合を壊しかけた建山は、もう接戦では使いづらい投手です。久もギリギリの剣が峰で踏ん張っている状態。彼らを外すことはもちろんありえないですが、できるだけ彼らに頼らない試合展開に持ち込みたい。

 ダルの復帰で、ようやくチームの態勢が整ってきたことは確かです。小谷野、糸井に加え、金子も復調気配。森本がこれだけ好調なのは一昨年以来? しかし投手陣に疲れが見える今、まだまだ残塁が多く拙攻気味の打線のよりいっそうの奮起が望まれまるところです。
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2009年09月13日

さすがエースです

日本ハム 3X-1 ロッテ

 ダルがヒーローインタビューで、「去年のクライマックス・シリーズで、最後に稲葉さんの三振で(負けて)終わったときの悔しさを、みんな忘れてないと思う」と言い出したのを聞いて、一瞬鳥肌がたって、そしてジンときてしまいました。すごいですね。もちろんプレーもすごいですが、ああいう場でああいうことをサラリと言えるカリスマ性がすごい。あれで奮い立たない選手はいないし、ファンもいない。いつかダル自身も言ってましたが、みんなに勇気と自信を与える一勝であり、そして一言だったと思います。

 ようやく連敗をとめたとはいえ、次は絶好調の楽天戦。初戦は岩隈の先発のようで、苦戦は必至でしょう。逆に言えば、この3連戦を勝ち越せば、波に乗れるんじゃないでしょうか。小谷野と糸井に復調の兆しが見えたのは明るい傾向。なんとかこのまま行ってほしいものです。
posted by Fighters503 at 18:25| Comment(1) | TrackBack(1) | Fighters試合 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月10日

今季最悪の試合

 西武 5X-4 日本ハム

 インフルエンザ渦からなんとか抜けだたものの、いまひとつ波に乗りきれないうちにソフトバンクがすさまじい勢いで勝ち星をかさね、3連敗、2.5差まで追い詰められて迎えたこの日の試合。今季初先発の吉川が頑張ったものの、救援陣が打たれて負け。先日のサヨナラ負けに続き。建山がまたも踏ん張れませんでした。だがはっきり言ってしまえば、これは使ったほうが悪い。ここのところ建山は肝心要の場面で失点を許すケースが多く、とてもセットアッパーを任せられない状態でした。

 しかも使い方も悪い。ここのところチャンスでまったく繋がらず、先発の足を引っ張りまくっていた打撃陣が奮起して同点、逆転したまではいいが、その直後なぜか吉川が交代。それまで吉川はおかわりの一発に抑える素晴らしい好投。さしもの西武打線も打ちあぐんでいる状態で、交代してくれて助かったと思ったんじゃないでしょうか。つまり梨田さんは吉川を信用していなかったということ。今季初先発だから仕方ないとも言えますが、梨田さんが信用していなかったのは吉川だけではなかったのが、直後に判明します。

 まず7回裏、菊地が先頭を打ち取り、2人目にヒットを打たれた時点でいきなり宮西に交代。2点差あるのに余裕がなさすぎです。しかも宮西が先頭に四球を出し、次の佐藤に0−2となったところで慌てて吉井コーチがマウンドへ。宮西の気持ちを落ち着かせるつもりで行ったんでしょうが、梨田さんは我慢しきれなかったようで、いきなり建山をリリーフに。もうこのへんのドタバタぶりは失笑ものでした。去年の西武打線のイメージがあるのか、3連敗だけはできないと思ったのか、怖くて怖くてびびりまくって地に足がついてないのがミエミエです。今年1年のマウンドを任せてきた中継ぎ陣が、そこまで信用できないのか。いや、もう怖くて怖くて、宮西以外の投手なら誰でもいい、ぐらいのパニック状態だったんでしょう。一死一二塁でカウント0−2であとを託されてしまった建山は、さぞややりづらかったと思います。ただでさえプレッシャーのかかる場面なのに、前の投手があんな形で代えられてしまった。絶対失敗できないとガチガチになってしまったのではないか。案の定、佐藤には結局ヒットを許し、次の打者にあっさり犠牲フライを打ち上げられ、1点差に。その後なんとか抑えたものの、次の回が上位打線であることを考えれば、回またぎは危険だというのは、シロウトでもわかる。

 ふつうならここで交代ですが、7回だけで3人もの勝ちパターン投手を注ぎ込んでしまったため、投手がいない。いや、金森も谷元もいますが、宮西や菊地でさえ信用してない監督が、そんな若手に託せるはずがない。なので仕方なく建山続投となりますが、ただでさえ調子の悪いうえに前の回でアドレナリンを放出してしまった建山に余力はなく、中島以下の中軸にあっさり三連打を打たれ、逆転を許します(外野のまずいプレーもありましたが)。その後、ようやく谷元が出てきて、四球を許したものの後続を断ちますが、時すでに遅し。試合の流れは完全に西武にいっていて、今の打線にそれを跳ね返すチカラはありませんでした。

 何度も言いますが、もちろん打たれたのは建山の責任です。ベテランらしからぬふがいない投球。だがその足を引っ張ったのは、間違いなく梨田継投です。梨田さんのビビリが選手に伝染してしまったのです。そうなってしまえば、去年までの力関係に逆戻り。ヘビににらまれたカエルのごとく、西武打線のエジキになってしまう。今の建山を万全のセットアッパーと見誤る見る目のなさも露呈してしまいました。

 結局人間の器とか能力は、調子のいいときではなく窮地にたったときに真価を問われるということでしょう。もともと細かい継投や戦術は苦手で、攻めにまわったときはよくても、競り合いになったり受け身になったときに、とことん弱いのが梨田采配でしたが、こういう大事な時に出てしまいましたね。チームが好調だった時期は大きな問題も出づらく、だいぶ采配もマシになってきたなと思ってましたが、やはり三つ子の魂百までということです。

 梨田さんの来季続投、しかも2年契約が決まってから、いきなりチームが失速してるのはただの偶然なんでしょうか。いや、もちろん偶然なんでしょうが、この日のドタバタぶりを見ていると、今季はもちろん、来季以降のチームに、とんでもなく大きな不安が押し寄せてきたのは私だけでしょうか。

 なんとかソフトバンクがおつきあいしてくれたおかげで2.5差のまま、マジック消滅を免れましたが、次はソフトバンクに連勝して波にのるロッテ。ここがふんばりどころ……とは前にも書きましたが、なんだかいやな予感がします。3戦目にはダルが復帰するらしいですが、ヘンなプレッシャーを与えないよう、せめてそれまでに連敗は止めてほしいものです。

 稲葉に当たりが戻り、吉川が十分使える見通しがたったのは収穫。2犠飛をきっちり打ち上げたスレッジも好調を持続しています。しかし糸井と金子の状態は最悪です。どこかできっかけが欲しいところですが……
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2009年08月23日

どん底状態

ソフトバンク 3X-1 日本ハム

 前のエントリーで「これから谷の時期もくると思いますが、それでも大型連敗でもしない限り、ここから大きく落ちることは考えにくくなってきました」と書きましたが、まさかこんなに早くその「谷」がくるとは。しかもやってはいけない大型連敗で、最大7あったゲーム差は、一気に3まで詰められました。そのうえダルも八木も抹消中で、しばらくは勝ち頭ふたりが使えない状態。次のオリックス戦次第では、週末の札幌ドームのソフトバンク3連戦で首位陥落という危険性がぐっと高まってきました。

 もちろんインフルエンザによる主力大量離脱なんて誰も予想できない事態ですし、誰が悪いわけでもない。ですが、こんな危機的状況だからこそ、防げるミスは防ぎ、勝つための最善の策をとらなきゃいけない。今日の最大のポイントは言うまでもなく6回。いくつかの致命的なミスが出ました。まずは先頭の川崎にぶつけて歩かせてしまったこと。そして次は、小久保のヒットを後ろに逸らした陽のプレイです。もちろんエラーした陽が一番悪い。ですが今年途中から転向したばかりの急造外野手を、こんな大事な試合になぜ使ったんでしょうか。一軍にあがってきてからもあぶなっかしいプレイを何回もやっていて、実際におとといも打球を蹴飛ばしてしまうアホなエラーをやらかしている。2位相手に3連敗だけは絶対やっちゃいけない、その剣が峰の大事な大事な試合に、しかも一点を争う緊迫した試合になるのはわかりきってるのに、なぜこんなあぶなっかしい選手を使うのか。ここのところずっと当たっていて、守備も走塁もいい本職の村田をなぜ使わなかったのか。相手が左だから右の陽を使ったんでしょうが、今季の杉内は対右の被打率が.205、対左が.271と、むしろ左の方を苦手にしているのです。守備に目をつぶっても使いたくなるほど陽のバッティングが好調なわけでもない。こういう試合で一番怖いのはミスです。実際、やる前から苦しくなるのはわかりきった試合で、杉内相手にとった虎の子の一点を、マサルが打たれながらもなんとかしのいで守り抜くという、勝つにはこれしかないというという展開だったからこそ、つまらないミスで点をとられることだけは避けなければいけなかった。そのために最善の策をとったといえるのか。このチームが守備力で勝ち抜いてきたんだってことを、指揮官はわかっているんでしょうか。

 そして次のミスは、田上を歩かせて長谷川と勝負したこと。2ボールとボール先行になったので無理しなかったんでしょうが、結局長谷川にもボール先行で、それなら長谷川も歩かせて、次の打者と勝負すればよかったのに、2者連続敬遠は気が引けたのか苦し紛れにストライクをとりにいって打たれてしまった。あの場面、2死で3塁に勝ち越しのランナーがいて、外野フライではダメだがシングルヒットなら点が入るという状態では、一発もあるがもろさもある田上より、広角に打てる打率の高い長谷川のほうがはるかにいやだった。実際、それまでの打席も長谷川のほうが内容は良かった。昨日も打たれてるし。たぶんバッテリーが敬遠を選んだのではなくベンチの指示なんでしょうが、悔やまれる判断ミスです。梨田さん、ここのところ采配でも無難なところを見せていたんですが、こういう窮地になると、真価を問われてしまいますね。とりあえず陽は下に落として、来年の春期キャンプまで地獄の守備特訓ということでよろしく。

 でもまあ、1回先頭の賢介が2塁打を打って以降6回まで、ヒットはおろか外野にボールも飛ばなかったわけですから、打てなかったことが今日の最大の敗因であることは確か。15三振も喫していては、相手投手が良すぎたというしかない。こんな展開ではミスが出なくてもどこかでマサルが捕まっていた可能性は高いでしょう。特にインフル復帰組はまったくいいところなし。リハビリ途上で杉内というのもきつかった。今日のプレイをみていると、まだ試合勘を取り戻すのは時間がかかりそう。インフル組離脱の間、ひとりで責任をしょいこんですっかり調子を狂わせてしまった稲葉の不調も痛いし、金子もなんだか去年までに戻ってしまったような……。

 いずれにしろ、たった一晩であれだけ勢いのあったチーム状態は、どん底に落ちてしまいました。インフル前から繋がりが悪くなっていて、5連敗中は最大3点しかとれてない打撃陣の復調には相当時間がかかりそうですが、しかしこんなときこそが踏ん張りどころです。とにかく守りを固め、ミスを最小限に防いで、辛抱を重ねて勝ちを拾うしかない。そもそもそれが本来のウチの戦い方なんですから。今週の6試合が今季の命運を分けてしまうかもしれません。なんとか踏みとどまれ! 98年の歴史的大失速の再現だけは避けたい!
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2009年08月16日

これは最後までいくか

日本ハム 7X-6 西武

 またまた同じような言いぐさになってしまいますが、今のファイターズの勢いは、ほんとうに神がかっている。

 先行され、中押しされ、相手新人投手を打ちあぐみ、そして小谷野の3ランで1点差に追いすがったものの、相手4番の2ランで突き放される。回も終盤だったし、普通なら完全な負けパターン。9回裏に糸井の2塁打が出て一死二三塁の場面でも、勝てないまでもせめて一矢報いてくれれば、と思っていた人が多かったんじゃないでしょうか。それが、まさかまさかの稲葉の同点ホームラン。新庄じゃないが、マンガみたいなこの展開がすごすぎます。稲葉のチカラだけじゃない。人智を超えた何かがウチの後押しをしてるとしか思えない。

 そして問題の10回裏。佐藤のボーンヘッドでチャンスが潰えたかに見えたのに、その後もしぶとくつないで相手のバッテリーエラーでサヨナラ。こっちは2回の小谷野の走塁ミスもあって、残塁も多く決して理想的な試合運びではなかったわけですが、それでも勝ってしまう。

 大野がインフルエンザで倒れたり、ここにきて故障者も出てきてますが、代役で急遽登録された中嶋が活躍したり、勢いは衰える気配はありません。

 残り45試合で2位とは7ゲーム差。たぶんウチのチーム状態は今がピークなので、これから谷の時期もくると思いますが、それでも大型連敗でもしない限り、ここから大きく落ちることは考えにくくなってきました。逆に、ポスト・シーズンにいかにもう一度ピークの時期をもってくるか、ということが重要になってきます。ベンチ組や二軍の若手をうまく使いながら、レギュラークラス(特に中継ぎ以降)にいかに休みをとらせ、コンディションを保つか。監督以下首脳陣の腕の見せ所です。
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2009年08月12日

神がかっている

日本ハム 4X-3 オリックス

 東京ドームにて観戦。いやはやすごい試合でした。野球のすべての要素が詰まりまくった中身の濃い試合。サヨナラ打を打った賢介は「神がかってますね」と言ったそうですが、ここのところそんな試合がずっと続いています。守護神が打たれ逆転されれば、普通は負け。それを9回二死走者なしから、今季まだ6本しかホームランを打ってない打者の一発で追いつき、逆転サヨナラとは、本当に神がかった勝ち方です。小谷野の勝負強さはまさに驚異的。賢介はもちろん、カブレラの緩慢プレーでエラーにされてしまったものの、賢介のサヨナラ打のお膳立てをした佐藤の一打も、チームの勢いを象徴してました。

 そして驚異的といえば、1点差に迫られた直後の坂口の大飛球を背走しながらジャンピング・キャッチした糸井のウルトラ・スーパー・ファイン・プレイも驚きました。ちょうど出たばかりの週刊ベースボールの外野手特集を読みながら球場に行ったんですが、そこで他球団が怖れる外野陣としてもっとも多く名があがっていたのがファイターズの外野陣。同誌には糸井と稲葉の対談も載ってましたが、その評判を裏付けるようなビッグプレー。空恐ろしいほどの身体能力と守備勘ですね。あのまま逃げ切っていればヒーローインタビュー候補にあがってもおかしくないようなプレーだったと思います。ほかに二岡・金子などファインプレー連発で、このチームが何で勝っているのか知らしめた試合内容だったとも言えます。バックの堅守に支えられ、八木の投球も安定感抜群でした。

 なんでもこの日は鎌ヶ谷の二軍選手たちが観戦していたらしいですが、八木、小谷野、賢介、糸井、佐藤、さらに菊地や江尻など鎌ヶ谷で苦労した選手たちが一体となってもぎ取った勝利に、意を強くしたのではないでしょうか。

 そして、懸案の梨田采配も、ここのところかなり冴えているように思います。八木、久と、打たれた直後にスパッと代えて傷口が広がるのを防いだ早めの継投も、これまで交代機が遅れて致命的になることが多かったことを考えれば、上出来。吉井コーチが書いているようにダル以外の先発は信用していないのか、ここのところ早め早めの継投が目立ちますが、監督はそれぐらい非情なほうがいい。そのため中継ぎ以降に負担がかかり、ここのところ疲れが出て打ち込まれるケースも目立っているわけですが、その代わりマサル、藤井、多田野、そして八木と、シーズン当初は崩壊しまくっていた先発陣が試合を作れるようになってきているのは心強い。

 6月15日付けのエントリーで、今季のファイターズの接戦での勝負弱さを指摘しました。その時点で1点差試合は6勝13敗という結果だったわけですが、その後は9勝6敗と、徐々に競り合いに強い試合巧者ぶりを発揮できるようになっている。これも心強い。監督采配が進化している証でしょうか。

 ただし糸井を下位の7番で出すスタメン起用にはおおいに疑問があります。確か糸井の打順別の打率は3番がダントツで、6割近く打ってるはず。次が5番です。下位に置くよりもクリーンナップでチカラを発揮するタイプなのはあきらかです。信二の4番はそのままでいいとして3番糸井、5番稲葉という布陣が現状のベストと思いますが、稲葉やスレッジのプライドに考慮してるんでしょうか。

 今日の先発は須永。いまいち運に恵まれない同投手ですが、打線の援護を期待しましょう。いまのチームの勢いなら、涙のプロ初勝利も十分期待できそうです。
posted by Fighters503 at 11:17| Comment(3) | TrackBack(1) | Fighters試合 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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