2010年03月28日

緊急事態

ロッテ 6X-5 日本ハム

 開幕から6試合して、まだ1勝だけ。しかも絶対的エースのダルビッシュが登板した試合で2回続けて勝てず、抑えのエース武田久が3回続けて救援に失敗し、またも勝ち試合を落としてしまいました。ダルはともかく、深刻なのは武田久です。去年の日本シリーズの衝撃的なサヨナラ負け以来、どうも久の投球からオーラが消えてしまっているように感じられるのは私だけでしょうか。

 ただの不調なのか、小さなカラダで頑張ってきた積年の疲労がでているのか、それとも劣化なのか。見極めがむずかしいですが、いまの久が安心して任せられるような状態でないことは確かです。これで2点差以内の接戦は3戦3敗で、そのうち2敗は、久が打たれた結果です。これでは僅差の展開では怖くて使えません。ということは、今の久に抑えは無理ということです。

 はたして久をどこまで我慢して使うのか。長いシーズンを考えれば、はやく立ち直ってくれないと困る選手ではある。だからしばらく我慢して使い続けるのもひとつの考え方ではあるでしょう。ですが私は、ここで久は思い切ってファームに落とし、再調整してもらうほうが絶対にいいと思います。抑えの代役はウルフでもいいし、伸び盛りの宮西でもいい。セットアッパーに配置転換する手もありますが、彼のプライドを考えれば、万全の状態に戻るまで使わないほうがいいと思います。

(追記)久は中継ぎに配置転換、後ろにはウルフが回るようです。なんとかはやめに立ち直ってほしいですね。

 いっぽう、監督の継投にも疑問が。前回絶好調だったマサルをはやめに代えて試合を落としたばかりなのに、今日もまた、わずか6回で交代させ、後続の建山があっさり被弾して、最終回のサヨナラの伏線を作ってしまいました。今回は球数が100近く行っていたので代え時と思ったのかもしれませんが、失敗であることに変わりはない。

 打線のツメの甘さと長打力不足も深刻ですが、その救世主となるべき中田が、相手が右投手だと出番すら与えられないのも問題。起用法を見ていると、なんとかしてこの選手を育てようとする意志がまるで感じられません。陽にしても村田にしても、若い選手は我慢して使うことでカラを破って成長するはずなのに、その機会すら与えようとしない。梨田さんの采配はあまりにもかたくなで、柔軟性に欠けるように思います。守備固めのくせにすでに2エラーもしている飯山はしつこく使い続けるくせに、若手はちょっと使って結果が出ないとすぐ干す。これでは萎縮して力も発揮できないでしょう。

 いずれにしろチームは大きな過渡期に来ているように思えます。梨田さんはせっかく2年契約なんだから、少なくとも今シーズンは結果を気にせず、未来のチームのために何をすべきなのか考えてほしい。紺田や坪井を起用するのもけっこうですが、2年後3年後を見据えたとき、いまなすべきことはなんなのか。考えるべきだと思います。
 
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2010年03月21日

開幕2連敗

ソフトバンク 2-1 日本ハム

 結果的に武田久が打たれて負けたわけですが、これは仕方ありません。今日の焦点はもちろん、7回の武田勝の交代です。それまでわずか被安打1と文句のつけようもない好投だったマサルを、2死走者なしという場面でなぜ代えたのか。監督としては、前の回あたりからタマが少し浮き出していたこと、オープン戦で長いイニングを投げられず、スタミナに不安があったことなどが念頭にあったのかもしれません。しかしあの場面の交代はどうでしょうか。打者オーティズは前日からまったくタイミングが合っておらず、精彩を欠いており、この日も打てそうな気配はほとんどありませんでした。次の小久保は絶好調なので、万が一オーティズに長打を許して得点圏にランナーが進んでいたらそこで交代、というならまだわかりますが、やはり同点になるまでマサルでいく、というのが正解ではないでしょうか。

 つまりこれは監督がマサルをまったく信用していなかったということです。確かに私も、今年のマサルは危うい、と以前のエントリーで書きました。ですが今日は、10勝をあげた去年もなかったような素晴らしい好投。開幕にきっちり合わせてきたプロ意識はさすがですし、6回2/3でわずか74球と球数も少なかった。ここで簡単に代えてしまうようなら、なんのためにマサルを開幕第2戦に抜擢したのか。1年間を託すべき主力投手なのに。

 案の定、後続の江尻の乱調で、あっさり同点にされてしまい、流れはソフトバンクに行ってしまいました。江尻のふがいなさはもちろん責められるべきですが、あれだけ完璧な投球のあとではさぞかしやりにくくかったと思いますし、なによりオーティズや小久保は代わってくれて助かったと思ったはずです。そして8,9回の絶好機を打線が決められなかった時点で、残念ながら試合の趨勢は予想できました。

 これを書いている時点で監督談話は出ていませんが、昨日が選手のミスなら、今日は監督の采配ミスで負けた試合です。1年間やっていればいろんなことがあるし、去年の開幕3連敗を考えればなんてことない、と強がることもできますが、こと継投という点では今年も梨田さんはあまり進化がないなあ、というのが実感です。

 そして主力打者が二岡と小谷野(と、かろうじて金子)以外はことごとく精彩を欠いているのも気になるところ。もちろん打線のてこ入れ云々という段階ではないですが、なんとか早い段階でトンネルを抜けてほしいですね。
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2010年03月20日

またもダルで勝てず

ソフトバンク 5-3 日本ハム

 いよいよ開幕! しかし去年に続きまたもダルで開幕戦を落としました。確かにエースの調子は良くなかったですが、エラー2つ、暴投、バント失敗が2回、牽制死、悪送球……とミスのオンパレードでは勝てるはずもありません。9回のダメ押し点も、記録に出ない糸井の拙守が原因です。11安打も打って3点しかとれない決め手のなさ、拙攻ぶりも、予想されていたこととはいえ、情けない。

 しかしそれでも救いがあったのは、中田のプロ初タイムリーが出たからです。どん詰まりのポテンヒットでしたが、杉内から、それもチャンスの大事な場面で打てたのは自信になったでしょう。1,2塁だったのがバッテリーミスで2,3塁になって、併殺の可能性がなくなって思い切りいけたのも幸いしました。やはり何か持ってますね。その前の四球も非常にいい形で、大エース杉内が逃げ腰にさえ見えました。それだけにヒット直後に即座に代走を送られたのは残念。監督はあそこが勝負所と踏んだんでしょうが、まだ1点ビハインドで、もう一回は打席が回ってくるだけに、ちょっと交代が早すぎたんじゃないでしょうか。結果を残して気分を良くしての次の打席。期待できたと思うんですが。

 ともあれ相手ソフトバンクは足を積極的に使う、去年までとはひと味違う攻めが要警戒です。小久保も怖いですが、川崎が元気なのがいやな感じ。まだ1/144とはいえ、やはり今年は混戦模様ですね。
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2009年10月24日

日本シリーズ進出

日本ハム 9X-4 楽天

 長く、苦しい戦いでした。結果だけ見ればアドバンテージも含め4勝1敗と完勝ですが、どのゲームも紙一重の勝負でした。いい例が初戦の大逆転劇です。スレッジの当たりがスタンドに飛び込まなければそのまま楽天に押し切られていたでしょうし、第一ステージ圧勝の勢いのまま、岩隈田中で一気に土俵際まで押し込まれていた可能性は高い。梨田さんが優勝インタビューで言った通り、スレッジの奇跡的な一発こそが、チームに流れを呼び込んだのです。

 私はその日仕事で外出していて試合を見られず、携帯で経過をチェック、9回表に鉄平の2ランが出た時点で負けたと思い込み、行きつけのバーで中日ファンのマスターと敗戦の弁を語っていたんですが、夜も更けてマスターがPCでチェックして結果を知りびっくりした次第です。最後まで決して諦めない、と口ではいうものの、まさかこんな大舞台でこんなことが起こるなんて想像も付かなかった。しかし、あそこであの逆転劇を演出できるのが、うちの底力であり、最後の最後に楽天と明暗を分けた理由でしょう。

 今日の試合も本当に紙一重でした。8回裏のあの場面で岩隈を出してくる野村監督の執念は、本当に恐ろしい。2日前に125球完投したエースをあえて送りこみ、絶対諦めないという姿勢を見せる。岩隈が見事スレッジを抑えれば勢いが出て一気に盛り上がり、9回表の攻撃にも弾みが出る。そんな老将の気迫に応え、マウンドにあがった岩隈の男気にも脱帽です。結果としてスレッジの空恐ろしいほどの集中力と勝負強さが、それを上回ったわけですが、岩隈とノムさんの壮絶なまでの散りざまは、おそらくはのちのちまで語り継がれるんじゃないでしょうか。やるだけのことはすべてやって、負けた。これが楽天とウチの現状での差です。選手個々の力量差というより、観客も含め一丸となったチーム力の差、でしょうか。これがKスタ宮城での試合なら、まったく逆の結果になっていたのは明白です。スレッジに打たれた直後のノムさんと岩隈の、すべてを吹っ切ったような笑みが、なんとも印象的でした。あれが、すべてを燃やし尽くし全力を出し切った者の表情なんですね。

 終わったあとのノムさんの胴上げも良かったですね。吉井コーチが、まず野村監督に走り寄って挨拶に行き、それから梨田監督が、そして稲葉が声をかけ、両軍選手による胴上げ。その後は両軍選手が健闘をたたえあう。たしか一昨年のCSでもロッテとウチで同じような試合後の交歓がありましたが、これこそがセ・リーグにはない、パ・リーグならではの良さです。これまた、球史に残る名場面でした。

 さて、日本シリーズです。ダルが果たして投げられるのかどうか。よほど劇的に回復しない限り無理そうな気配です。数年前の西武と讀賣のシリーズで、故障明けの松坂が万全でないまま初戦に投げ、清原に特大の一発を浴びて負けて、そのまま西武が4連敗、ということがありましたけど、来年以降を考えても無理はさせられません。

 CSを見てもわかりますが、うちは先発というより、ブルペン陣におんぶにだっこのチーム。CSでもちゃんと先発の責任を果たしたと言えるのは若い糸数のみというテイタラクです。今年はよく繋がる打線のおかげで、先発が多少失点しても、中継ぎがふんばり、打線が爆発して終盤に逆転するケースも目立ちました。しかし相手投手が良ければ、それも望めない。果たして今の讀賣相手にそんな戦い方が通用するかどうか。CSは大黒柱抜きでもチームワークで勝てましたが、はたして……正直言って、東京ドームであの打線相手に試合するのは怖い。CSではほとんど存在感のなかった二岡さんに期待しましょう。

(追記)
 中田が代打で登場。しかし見逃し三振はいただけませんね。来年以降に期待です。
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2009年10月05日

マジック1!

日本ハム 4X-2 ソフトバンク

 ついにここまできましたね。大隣はかなり調子よさそうに見えましたが、4回は完全にドームの雰囲気に呑まれた感じ。2006年の最終戦、1位通過を決めた対ソフトバンク戦を思い出しました。あのときもとても打てそうになかった和田を、賢介、セギの一発で粉砕したんですが、ドームの満員のお客の熱気がそうさせたようなものでした。今年は結局一回も札幌ドームには行けなかったんですが、やはりあの雰囲気は、ファンなら一回は体感しておきたいですね。CSは無理そうですが、日本シリーズ、行きたいなあ。

 ともあれあしたです。スウィーニーというのが不安ですが、きっと満員のお客さんが後押ししてくれるでしょう。私は仕事の都合で試合が見られそうもないんですが、勝利を祈念しています。みなさん、私の代わりに選手にチカラを!
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2009年09月25日

マジック8

日本ハム 0-0 ソフトバンク

 息詰まる投手戦……というよりは、双方チャンスをつぶしまくる貧打戦で、解説の鈴木啓示が呆れたのも無理はありません。うちはもちろんですが、むこうもチーム状態はよくないですね。しかし連敗が止まったわけでもないのに、これでマジックが2つも減ったのはラッキーです。例によって監督が浮き足だって、後先考えず8回だけで4人もの勝ちパターンの中継ぎを注ぎ込み、坂元、久、そして金森で4イニングものサヨナラの恐怖と戦わなきゃならなくなったときはまったくもって寿命が縮まりましたが、坂元と金森が本当に本当によく踏ん張りました(久は、これぐらい当然、と言っておきましょう)。もちろん先発した藤井も、気合い十分の投球で本当によく投げた(前エントリーの「賞味期限切れ」という罵詈雑言は、ひとまず陳謝して撤回しておきます)。これで負けていたら、中継ぎを総動員していただけに、めちゃくちゃダメージが残ったはず。これだけ悪いチーム状態ですから、「勝ちに等しい引き分け」という言い方をしてもいいでしょうか。

 故障で早々に引っ込んでしまった二岡の代わりが稲田で、結局一軍昇格の中田は出番なし。一点を争う接戦で、守備を考えれば三塁を守らせるわけにはいかず、代打でも使える場面はなかったので仕方ないですが、なにせどん底状態の打線です。あしたは左の杉内ということで、いいところで起用してほしいものです。小谷野と二岡のケガの具合も気になりますが、ここまできたら気合いで乗り切るしかないでしょう。
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2009年09月17日

少しずつ前進

日本ハム 5X-4 楽天

 前のエントリーで、この3連戦を勝ち越せば波に乗れるかも、と書きましたが、初戦で岩隈を打ち崩したのが大きく、今日はジリジリするような接戦を制して、これで3カードぶりの勝ち越し。ずっとおつきあいしていたソフトバンクが負けてくれて、3.5差となって一息つけました。

 とはいえ、昨日といい今日といい、試合運びは決して褒められたものではありませんでした。とりわけ今日の藤井。解説の岩本が声を荒げるほどテンポが悪い。慎重になりすぎてコーナーをつきまくり、それがことごとく決まらず球数がどんどん増えていく。テンポの悪さが野手にも伝染し、二遊間でありえないミスも連発。3回2/3で93球では、わりと先発を引っ張りたがる梨田さんも、早々に諦めるしかない。一時は比較的安定していた藤井も、なんだか元に戻ってしまったよう。個人的には藤井とスウィーニーはとっとと鎌ヶ谷にお帰りいただき、糸数とか吉川のような若手を組み入れてローテを再編してほしいところですが、シーズン終盤にそういうリスクを伴う決断ができるかどうか。そしてまたまた試合を壊しかけた建山は、もう接戦では使いづらい投手です。久もギリギリの剣が峰で踏ん張っている状態。彼らを外すことはもちろんありえないですが、できるだけ彼らに頼らない試合展開に持ち込みたい。

 ダルの復帰で、ようやくチームの態勢が整ってきたことは確かです。小谷野、糸井に加え、金子も復調気配。森本がこれだけ好調なのは一昨年以来? しかし投手陣に疲れが見える今、まだまだ残塁が多く拙攻気味の打線のよりいっそうの奮起が望まれまるところです。
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2009年09月13日

さすがエースです

日本ハム 3X-1 ロッテ

 ダルがヒーローインタビューで、「去年のクライマックス・シリーズで、最後に稲葉さんの三振で(負けて)終わったときの悔しさを、みんな忘れてないと思う」と言い出したのを聞いて、一瞬鳥肌がたって、そしてジンときてしまいました。すごいですね。もちろんプレーもすごいですが、ああいう場でああいうことをサラリと言えるカリスマ性がすごい。あれで奮い立たない選手はいないし、ファンもいない。いつかダル自身も言ってましたが、みんなに勇気と自信を与える一勝であり、そして一言だったと思います。

 ようやく連敗をとめたとはいえ、次は絶好調の楽天戦。初戦は岩隈の先発のようで、苦戦は必至でしょう。逆に言えば、この3連戦を勝ち越せば、波に乗れるんじゃないでしょうか。小谷野と糸井に復調の兆しが見えたのは明るい傾向。なんとかこのまま行ってほしいものです。
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2009年09月10日

今季最悪の試合

 西武 5X-4 日本ハム

 インフルエンザ渦からなんとか抜けだたものの、いまひとつ波に乗りきれないうちにソフトバンクがすさまじい勢いで勝ち星をかさね、3連敗、2.5差まで追い詰められて迎えたこの日の試合。今季初先発の吉川が頑張ったものの、救援陣が打たれて負け。先日のサヨナラ負けに続き。建山がまたも踏ん張れませんでした。だがはっきり言ってしまえば、これは使ったほうが悪い。ここのところ建山は肝心要の場面で失点を許すケースが多く、とてもセットアッパーを任せられない状態でした。

 しかも使い方も悪い。ここのところチャンスでまったく繋がらず、先発の足を引っ張りまくっていた打撃陣が奮起して同点、逆転したまではいいが、その直後なぜか吉川が交代。それまで吉川はおかわりの一発に抑える素晴らしい好投。さしもの西武打線も打ちあぐんでいる状態で、交代してくれて助かったと思ったんじゃないでしょうか。つまり梨田さんは吉川を信用していなかったということ。今季初先発だから仕方ないとも言えますが、梨田さんが信用していなかったのは吉川だけではなかったのが、直後に判明します。

 まず7回裏、菊地が先頭を打ち取り、2人目にヒットを打たれた時点でいきなり宮西に交代。2点差あるのに余裕がなさすぎです。しかも宮西が先頭に四球を出し、次の佐藤に0−2となったところで慌てて吉井コーチがマウンドへ。宮西の気持ちを落ち着かせるつもりで行ったんでしょうが、梨田さんは我慢しきれなかったようで、いきなり建山をリリーフに。もうこのへんのドタバタぶりは失笑ものでした。去年の西武打線のイメージがあるのか、3連敗だけはできないと思ったのか、怖くて怖くてびびりまくって地に足がついてないのがミエミエです。今年1年のマウンドを任せてきた中継ぎ陣が、そこまで信用できないのか。いや、もう怖くて怖くて、宮西以外の投手なら誰でもいい、ぐらいのパニック状態だったんでしょう。一死一二塁でカウント0−2であとを託されてしまった建山は、さぞややりづらかったと思います。ただでさえプレッシャーのかかる場面なのに、前の投手があんな形で代えられてしまった。絶対失敗できないとガチガチになってしまったのではないか。案の定、佐藤には結局ヒットを許し、次の打者にあっさり犠牲フライを打ち上げられ、1点差に。その後なんとか抑えたものの、次の回が上位打線であることを考えれば、回またぎは危険だというのは、シロウトでもわかる。

 ふつうならここで交代ですが、7回だけで3人もの勝ちパターン投手を注ぎ込んでしまったため、投手がいない。いや、金森も谷元もいますが、宮西や菊地でさえ信用してない監督が、そんな若手に託せるはずがない。なので仕方なく建山続投となりますが、ただでさえ調子の悪いうえに前の回でアドレナリンを放出してしまった建山に余力はなく、中島以下の中軸にあっさり三連打を打たれ、逆転を許します(外野のまずいプレーもありましたが)。その後、ようやく谷元が出てきて、四球を許したものの後続を断ちますが、時すでに遅し。試合の流れは完全に西武にいっていて、今の打線にそれを跳ね返すチカラはありませんでした。

 何度も言いますが、もちろん打たれたのは建山の責任です。ベテランらしからぬふがいない投球。だがその足を引っ張ったのは、間違いなく梨田継投です。梨田さんのビビリが選手に伝染してしまったのです。そうなってしまえば、去年までの力関係に逆戻り。ヘビににらまれたカエルのごとく、西武打線のエジキになってしまう。今の建山を万全のセットアッパーと見誤る見る目のなさも露呈してしまいました。

 結局人間の器とか能力は、調子のいいときではなく窮地にたったときに真価を問われるということでしょう。もともと細かい継投や戦術は苦手で、攻めにまわったときはよくても、競り合いになったり受け身になったときに、とことん弱いのが梨田采配でしたが、こういう大事な時に出てしまいましたね。チームが好調だった時期は大きな問題も出づらく、だいぶ采配もマシになってきたなと思ってましたが、やはり三つ子の魂百までということです。

 梨田さんの来季続投、しかも2年契約が決まってから、いきなりチームが失速してるのはただの偶然なんでしょうか。いや、もちろん偶然なんでしょうが、この日のドタバタぶりを見ていると、今季はもちろん、来季以降のチームに、とんでもなく大きな不安が押し寄せてきたのは私だけでしょうか。

 なんとかソフトバンクがおつきあいしてくれたおかげで2.5差のまま、マジック消滅を免れましたが、次はソフトバンクに連勝して波にのるロッテ。ここがふんばりどころ……とは前にも書きましたが、なんだかいやな予感がします。3戦目にはダルが復帰するらしいですが、ヘンなプレッシャーを与えないよう、せめてそれまでに連敗は止めてほしいものです。

 稲葉に当たりが戻り、吉川が十分使える見通しがたったのは収穫。2犠飛をきっちり打ち上げたスレッジも好調を持続しています。しかし糸井と金子の状態は最悪です。どこかできっかけが欲しいところですが……
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2009年08月23日

どん底状態

ソフトバンク 3X-1 日本ハム

 前のエントリーで「これから谷の時期もくると思いますが、それでも大型連敗でもしない限り、ここから大きく落ちることは考えにくくなってきました」と書きましたが、まさかこんなに早くその「谷」がくるとは。しかもやってはいけない大型連敗で、最大7あったゲーム差は、一気に3まで詰められました。そのうえダルも八木も抹消中で、しばらくは勝ち頭ふたりが使えない状態。次のオリックス戦次第では、週末の札幌ドームのソフトバンク3連戦で首位陥落という危険性がぐっと高まってきました。

 もちろんインフルエンザによる主力大量離脱なんて誰も予想できない事態ですし、誰が悪いわけでもない。ですが、こんな危機的状況だからこそ、防げるミスは防ぎ、勝つための最善の策をとらなきゃいけない。今日の最大のポイントは言うまでもなく6回。いくつかの致命的なミスが出ました。まずは先頭の川崎にぶつけて歩かせてしまったこと。そして次は、小久保のヒットを後ろに逸らした陽のプレイです。もちろんエラーした陽が一番悪い。ですが今年途中から転向したばかりの急造外野手を、こんな大事な試合になぜ使ったんでしょうか。一軍にあがってきてからもあぶなっかしいプレイを何回もやっていて、実際におとといも打球を蹴飛ばしてしまうアホなエラーをやらかしている。2位相手に3連敗だけは絶対やっちゃいけない、その剣が峰の大事な大事な試合に、しかも一点を争う緊迫した試合になるのはわかりきってるのに、なぜこんなあぶなっかしい選手を使うのか。ここのところずっと当たっていて、守備も走塁もいい本職の村田をなぜ使わなかったのか。相手が左だから右の陽を使ったんでしょうが、今季の杉内は対右の被打率が.205、対左が.271と、むしろ左の方を苦手にしているのです。守備に目をつぶっても使いたくなるほど陽のバッティングが好調なわけでもない。こういう試合で一番怖いのはミスです。実際、やる前から苦しくなるのはわかりきった試合で、杉内相手にとった虎の子の一点を、マサルが打たれながらもなんとかしのいで守り抜くという、勝つにはこれしかないというという展開だったからこそ、つまらないミスで点をとられることだけは避けなければいけなかった。そのために最善の策をとったといえるのか。このチームが守備力で勝ち抜いてきたんだってことを、指揮官はわかっているんでしょうか。

 そして次のミスは、田上を歩かせて長谷川と勝負したこと。2ボールとボール先行になったので無理しなかったんでしょうが、結局長谷川にもボール先行で、それなら長谷川も歩かせて、次の打者と勝負すればよかったのに、2者連続敬遠は気が引けたのか苦し紛れにストライクをとりにいって打たれてしまった。あの場面、2死で3塁に勝ち越しのランナーがいて、外野フライではダメだがシングルヒットなら点が入るという状態では、一発もあるがもろさもある田上より、広角に打てる打率の高い長谷川のほうがはるかにいやだった。実際、それまでの打席も長谷川のほうが内容は良かった。昨日も打たれてるし。たぶんバッテリーが敬遠を選んだのではなくベンチの指示なんでしょうが、悔やまれる判断ミスです。梨田さん、ここのところ采配でも無難なところを見せていたんですが、こういう窮地になると、真価を問われてしまいますね。とりあえず陽は下に落として、来年の春期キャンプまで地獄の守備特訓ということでよろしく。

 でもまあ、1回先頭の賢介が2塁打を打って以降6回まで、ヒットはおろか外野にボールも飛ばなかったわけですから、打てなかったことが今日の最大の敗因であることは確か。15三振も喫していては、相手投手が良すぎたというしかない。こんな展開ではミスが出なくてもどこかでマサルが捕まっていた可能性は高いでしょう。特にインフル復帰組はまったくいいところなし。リハビリ途上で杉内というのもきつかった。今日のプレイをみていると、まだ試合勘を取り戻すのは時間がかかりそう。インフル組離脱の間、ひとりで責任をしょいこんですっかり調子を狂わせてしまった稲葉の不調も痛いし、金子もなんだか去年までに戻ってしまったような……。

 いずれにしろ、たった一晩であれだけ勢いのあったチーム状態は、どん底に落ちてしまいました。インフル前から繋がりが悪くなっていて、5連敗中は最大3点しかとれてない打撃陣の復調には相当時間がかかりそうですが、しかしこんなときこそが踏ん張りどころです。とにかく守りを固め、ミスを最小限に防いで、辛抱を重ねて勝ちを拾うしかない。そもそもそれが本来のウチの戦い方なんですから。今週の6試合が今季の命運を分けてしまうかもしれません。なんとか踏みとどまれ! 98年の歴史的大失速の再現だけは避けたい!
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2009年08月16日

これは最後までいくか

日本ハム 7X-6 西武

 またまた同じような言いぐさになってしまいますが、今のファイターズの勢いは、ほんとうに神がかっている。

 先行され、中押しされ、相手新人投手を打ちあぐみ、そして小谷野の3ランで1点差に追いすがったものの、相手4番の2ランで突き放される。回も終盤だったし、普通なら完全な負けパターン。9回裏に糸井の2塁打が出て一死二三塁の場面でも、勝てないまでもせめて一矢報いてくれれば、と思っていた人が多かったんじゃないでしょうか。それが、まさかまさかの稲葉の同点ホームラン。新庄じゃないが、マンガみたいなこの展開がすごすぎます。稲葉のチカラだけじゃない。人智を超えた何かがウチの後押しをしてるとしか思えない。

 そして問題の10回裏。佐藤のボーンヘッドでチャンスが潰えたかに見えたのに、その後もしぶとくつないで相手のバッテリーエラーでサヨナラ。こっちは2回の小谷野の走塁ミスもあって、残塁も多く決して理想的な試合運びではなかったわけですが、それでも勝ってしまう。

 大野がインフルエンザで倒れたり、ここにきて故障者も出てきてますが、代役で急遽登録された中嶋が活躍したり、勢いは衰える気配はありません。

 残り45試合で2位とは7ゲーム差。たぶんウチのチーム状態は今がピークなので、これから谷の時期もくると思いますが、それでも大型連敗でもしない限り、ここから大きく落ちることは考えにくくなってきました。逆に、ポスト・シーズンにいかにもう一度ピークの時期をもってくるか、ということが重要になってきます。ベンチ組や二軍の若手をうまく使いながら、レギュラークラス(特に中継ぎ以降)にいかに休みをとらせ、コンディションを保つか。監督以下首脳陣の腕の見せ所です。
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2009年08月12日

神がかっている

日本ハム 4X-3 オリックス

 東京ドームにて観戦。いやはやすごい試合でした。野球のすべての要素が詰まりまくった中身の濃い試合。サヨナラ打を打った賢介は「神がかってますね」と言ったそうですが、ここのところそんな試合がずっと続いています。守護神が打たれ逆転されれば、普通は負け。それを9回二死走者なしから、今季まだ6本しかホームランを打ってない打者の一発で追いつき、逆転サヨナラとは、本当に神がかった勝ち方です。小谷野の勝負強さはまさに驚異的。賢介はもちろん、カブレラの緩慢プレーでエラーにされてしまったものの、賢介のサヨナラ打のお膳立てをした佐藤の一打も、チームの勢いを象徴してました。

 そして驚異的といえば、1点差に迫られた直後の坂口の大飛球を背走しながらジャンピング・キャッチした糸井のウルトラ・スーパー・ファイン・プレイも驚きました。ちょうど出たばかりの週刊ベースボールの外野手特集を読みながら球場に行ったんですが、そこで他球団が怖れる外野陣としてもっとも多く名があがっていたのがファイターズの外野陣。同誌には糸井と稲葉の対談も載ってましたが、その評判を裏付けるようなビッグプレー。空恐ろしいほどの身体能力と守備勘ですね。あのまま逃げ切っていればヒーローインタビュー候補にあがってもおかしくないようなプレーだったと思います。ほかに二岡・金子などファインプレー連発で、このチームが何で勝っているのか知らしめた試合内容だったとも言えます。バックの堅守に支えられ、八木の投球も安定感抜群でした。

 なんでもこの日は鎌ヶ谷の二軍選手たちが観戦していたらしいですが、八木、小谷野、賢介、糸井、佐藤、さらに菊地や江尻など鎌ヶ谷で苦労した選手たちが一体となってもぎ取った勝利に、意を強くしたのではないでしょうか。

 そして、懸案の梨田采配も、ここのところかなり冴えているように思います。八木、久と、打たれた直後にスパッと代えて傷口が広がるのを防いだ早めの継投も、これまで交代機が遅れて致命的になることが多かったことを考えれば、上出来。吉井コーチが書いているようにダル以外の先発は信用していないのか、ここのところ早め早めの継投が目立ちますが、監督はそれぐらい非情なほうがいい。そのため中継ぎ以降に負担がかかり、ここのところ疲れが出て打ち込まれるケースも目立っているわけですが、その代わりマサル、藤井、多田野、そして八木と、シーズン当初は崩壊しまくっていた先発陣が試合を作れるようになってきているのは心強い。

 6月15日付けのエントリーで、今季のファイターズの接戦での勝負弱さを指摘しました。その時点で1点差試合は6勝13敗という結果だったわけですが、その後は9勝6敗と、徐々に競り合いに強い試合巧者ぶりを発揮できるようになっている。これも心強い。監督采配が進化している証でしょうか。

 ただし糸井を下位の7番で出すスタメン起用にはおおいに疑問があります。確か糸井の打順別の打率は3番がダントツで、6割近く打ってるはず。次が5番です。下位に置くよりもクリーンナップでチカラを発揮するタイプなのはあきらかです。信二の4番はそのままでいいとして3番糸井、5番稲葉という布陣が現状のベストと思いますが、稲葉やスレッジのプライドに考慮してるんでしょうか。

 今日の先発は須永。いまいち運に恵まれない同投手ですが、打線の援護を期待しましょう。いまのチームの勢いなら、涙のプロ初勝利も十分期待できそうです。
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2009年07月30日

神がかり的勢い

日本ハム 7-6 ロッテ

 8連勝! 強い。強すぎます。いったいどうしちゃったんでしょうか。初戦はともかく、昨日今日の勝ち方には人智を超えた勢いを感じます。4回表無死一三塁のチャンスにクリーンナップで無得点だったときには完全な負けパターンと思いましたが、その流れをいともあっさりとひっくり返す底力。同点に追いついたのは相手エラーですが、これはもう、6点差を諦めずコツコツと追い上げてきたウチの不気味な迫力に、相手が呑まれてしまったとしか思えない。不調のスウィーニーを6回まで続投させたのは、あしたからのソフトバンク戦をにらんで中継ぎを無駄遣いしたくなかったということでしょうが、いわば捨て試合を拾ってしまったわけです。この3連勝は大きい。

 前のエントリーは5連敗直後の更新ということで苦言を呈したわけですが、いまやすっかり流れは変わってしまいました。今日みたいなゲームを制するのは、明らかに優勝するチームの勢いです。もちろんシーズンはまだ60試合も残っているし、これからひと山も二山もあるでしょう(8連勝のうち6勝を稼がせてもらったお得意様のロッテ戦は、8月には組まれていません)。が、ここまできたらこのまま突っ走るしかないでしょう。不調だった糸井がチームに勢いをつける一発を打ったのも大きい。あしたはダルビッシュということで、眼下の敵を叩きつぶす絶好のチャンス。一気に3連勝で首位固めといきましょう。

 それにしても小谷野の勝負強さには脱帽! 
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2009年07月09日

5連敗

西武 8X-2 日本ハム

 TV中継が見られず、ネットのテキスト実況をチラチラ眺めていただけで、詳しい状況はわかりませんが、スコアを見ればまさに完敗というところ。2回表に1点とって一死満塁まで涌井を追い詰めたのに糸井がまさかの二ゴロ併殺で一気にチャンスをつぶしたあとは、二度とうちに勝機は巡ってきませんでした。

 これで5連敗。ソフトバンクには2.5差と広げられ、西武には3.5差に迫られました。このあとはロッテ3連戦をはさんで、またソフトバンク西武と5連戦。ロッテ戦の結果次第では、2位はおろか3位の座も危うくなってきました。ここが踏ん張りどころです。

 杉内〜ホールトン〜岸〜涌井と、相手のエース級を次々とぶつけられたわけですから、こういう結果も覚悟しなくてはならなかったわけですが、痛かったのは昨日。ダル=西口で勝てなかったことです。しかも味方の貧打で負けたのではなく、点をとって逆転しても、そのつどダルが打たれるといういやな負け方。もちろんダルだって人間だし調子の悪いこともある。ですが、交流戦後に中5日で回し始めた途端、ダルに2戦連続で勝ちがつかなかったのは偶然とは思えない。以前からダルは中5日ではロクな結果が出ておらず、ましてWBCの影響で疲労残りが懸念されているのに、欲を搔いて1試合でも余計に投げさせて勝ちを稼ごうとした監督以下首脳陣の、目先のことしか考えない浅慮ぶりがこういう結果を招いたといえるのではないでしょうか。他に替えの効かない大エースだからこそ、体調管理には万全の体制でのぞんで、最高のコンディションでマウンドに送らなければならないはずなのに。さっき「ここが踏ん張りどころ」と書きましたが、それは意識の問題であって、選手に無理を強いることではありません。これがシーズン終盤の大詰めやプレーオフなどの短期決戦なら、多少無理を強いても勝ちにいかねばならないでしょうが、まだシーズンは半分近く残っている。いまからムチを入れてどうするんでしょうか。

 いまさら中6日には戻せないでしょうから、14日のソフトバンク戦、20日のロッテ戦と投げることになるでしょうが、もし14日に落とすようなことがあると、このままチームはズルズルといってしまう危険性がある。打線が完全に低調期に入ってるので、ダルがこけたらみなこけた、ということになりかねない。一番怖いのは故障による戦線離脱です。

 ほかにも疑問な采配は、今日のスコアを眺めているだけでも、いくつもありました。ですがいちいちあげつらうことは、面倒臭いのでやめておきます。いまさら梨田さんに名采配を期待しても無理でしょうから、せめて選手のコンディションには気を遣ってほしい。梨田さんや吉井さんがずっと選手の面倒を見られるわけではないんだから。
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2009年06月22日

交流戦終了

広島 7X-5 日本ハム

 今日は惜しい試合でした。打線は粘りを見せ、代打攻勢も実を結んで一時は3点差をよく追いつきました。投手陣も、糸数を早々に見切ってはやめの継投策に出たのは、これまで投手交代が遅れて致命傷になっていたのが多かったことを考えれば、賢明でした。しかし林、そしてマサルと、満を持して注ぎ込んだ自慢のリリーフ陣があっさり失点したのが大誤算。スレッジと糸井のお見合いでの不運なヒット(実質エラー)がきっかけになった林は気の毒な面はありましたが、その後踏ん張りきれなかったのはやはり問題。マサルは論外です。久々のブルペン待機で感覚がつかめなかったのかもしれませんが、どうも今年のマサルはピリッとしませんね。先発を引っ張れば傷口を広げ、早めに見切れば中継ぎが失点する。うまくいかないものです。

 そして今日の試合で糸井がついに規定打席数に到達。打率.335(リーグ4位)出塁率.414(5位)長打率.595(2位)、そしてOPSは1.009と堂々の両リーグトップ。得点圏打率も.405(3位)です。こんな強打者を2番に置き、苦手のバントまでさせる采配には大いに疑問がありますね。ほかに適任がいないということもあるかもしれませんが、いったい糸井をどんな打者に育てたいのかさっぱりわからない。いつぞやの監督談話「糸井はどんな打順でもこなしてくれるので助かる」という言葉が、すべてをあらわしている気がします。つまり監督は現有の戦力をいかに使いこなして目先の勝利をモノにするかしか考えていない。糸井のこともただの便利屋としてしか見ていないことは明白。将来的にこの選手をどう育てるか、どういうチームにしたいのか、そういうヴィジョンがまったくない。だから起用が場当たり的になる。このブログでも書いた通り、今年で契約が切れる梨田監督は、来年以降のチームの将来なんて二の次。今年とにかく結果を出さないと自分のクビが危ういからです。伸びしろと可能性はあるが未熟で不安定な若手選手を抜擢・我慢して使うよりも、確実に計算できるベテランや中堅を使ったほうがいい。そう判断してるんでしょう。中田の扱いがいい例ですね。今日の試合後に梨田監督は中田の二軍落ちを明らかにして「打撃は良い当たりをしていたが、現状では(1軍で)うまく使えない」と言ったそうですが、この他人事みたいな言いぐさはあまりにひどい。使っているのはほかならぬアンタで、要は使いこなせないのはアンタの能力不足だろ、と言いたくなりました。そんな監督の寵愛を受け重用されているのが大野。勝敗に直結するという点ではよっぽど新人捕手の起用のほうがリスキーな気がしますが……。

 梨田采配に対して批判的に書いてきましたが、いま現在、下位に低迷してるならまだしも、一応首位をキープして優勝をも狙える位置につけてるんですから、これは評価しなきゃいけない。プロ野球チームの目的は優勝以外にありませんからね。ですが世代交代を押し進めなければ、そのチームに未来はない。この両立が難しいわけで、だからこそ戦力が均衡化した近年、同一チームが何連覇もすることは困難になっているわけです。

 15日付で書いた通り、現在の戦力と、残された数字からして、現在の戦いぶりにはやや物足りない思いもあります。目先の勝利を追い求めているくせに、勝つために最善の野球をやっているとは思えないところもある。そんな梨田ファイターズが今後どうなっていくのか。もちろん優勝すれば八方丸く収まるでしょうが、おそらくそう簡単にコトは進まない。ファンとして全力で応援するのは当然ですし、起用された選手には活躍してほしいと切に願いますが、そのいっぽうでチームとしての戦い方は冷静に、注意深く見守っていきたいと思います。

 育成と勝利を両立しなきゃいけないプロ野球チームとしての一番の理想は、これと決めた監督と長期契約を結び、目先の結果にとらわれず、じっくりと常勝チーム作りの土台から作っていくことでしょう。うちのフロントも、そう考えているはず。果たして今シーズン終了後、梨田さんが長期契約を獲得しそんな盤石の体制を築けるほどの結果を出すことができるのか。興味深いですね。 
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2009年06月15日

今年を象徴するような試合

中日 11-10 日本ハム

 お久しぶりです。こう更新が稀だと、見に来ていただける人も少ないと思いますが、とりあえず書ける時にということで。

 さて昨日の試合。負けたとはいえ、7点差をあわやというところまで追い詰めた試合展開といい、我が一押し糸井の大活躍といい、中田の技ありのヒットといい、飯山の左翼守備といい(しかしどこでも器用にこなす選手ですね!)、見所十分で楽しめました。しかし惜しい試合であればあるほど敗因もクローズ・アップされるわけで、誰もが感じたのは3回の継投。TVの解説でも、新聞報道でも、糸数の交代が遅れたことを結果として敗因に挙げていました。さすがに監督も投手コーチもミスを認めたようですが、去年からずっと指摘しているように、梨田さんは決断が遅い上に決断力がないですね。そのくせガンコで意固地。監督にとって一番大事なのは投手交代のタイミングのはずですが、そこがダメなんだから困ります。今年の交流戦ではビジター、つまりDHなしの試合の勝率が悪いんですが、投手が打席に立つぶん、より高度な判断が求められるわけで、選手時代を通じてもDH野球しか知らない、近鉄いてまえ出身の梨田さんには難しすぎるということでしょう。

 そもそもまだ3回の時点ですでに試合を諦めてしまったような采配には大いに疑問が残ります。選手は諦めていなかったから1点差まで追い上げたけど、あの時点で真っ先に試合を投げてしまったのが、チームの先頭に立つべき監督なんだから。結果的には見せ場があったにせよ、お金を出して一生懸命応援していたファンも、いい面の皮です。

 そうした監督采配は、チーム成績にも顕著にあらわれています。現在チームの得失点差は+94。これはリーグダントツのトップです(2位は西武の36)。防御率は僅差のリーグ2位、打率はダントツの1位。これだけ見れば1位独走していてもおかしくないですが、実際は2位ソフトバンクとわずか1ゲーム差。いかにうちが勝つときは大差勝ち、負ける時は僅差で競り負けというゲームを繰り返してるかという証拠。現実に、1点差ゲームは現在まで6勝13敗、しかも現在7連敗中(この連敗は交流戦が始まってから)です。07年までは接戦に強い試合巧者だったはずのウチが、いつのまにか接戦に弱く、勝つときは打力で圧倒するだけ、というおおざっぱなチームになってしまった。この状態で防御率が悪いなら仕方ないところもありますが、防御率だって悪くないんだから、いかに継投を含めた戦い方がヘタかということです。これをすべて監督のせいにすることはもちろん乱暴ですが、少なくとも梨田就任前と後では、チームの体質がすっかり変わってしまった。大差勝ち、僅差負けが多いのは、普通なら僅差勝ち、大差負けの試合を打ちまくって大差・僅差にしているから、なんて声もありますが、どんな試合だって負けたときは負けただけの理由がある。今日なんて確かに大差負けの試合を選手ががんばって僅差負けした例ですが、そもそも序盤の時点で試合を諦めてしまったかのような監督采配に問題があったこともまた、否定できないんじゃないでしょうか。

 昨日に関しては建山の故障でリリーフの層が薄くなったことが継投遅れの理由に挙げられていたわけですが、試合終了時点で久も宮西もブルペンに残っていた。しかも前日は宮本しか投げてないし、翌日は休み。来週は木金休みのユルユルのスケジュール。ブルペン全員使っても差し支えないし、たとえ延長になってもしのげるはずです。つまり言い訳にはならない。要は早い回で先発投手をおろす決断がつかないんでしょう。もちろんあそこで、たとえば英智に2-0から逆転タイムリーを打たれた時点で江尻に代えても、抑えきれたかどうかはわからない。抑えきれて1点差で済んでいたら、その後の中日の継投も変わっていたろうし、うちの終盤の猛攻があったかどうかもわからない。ですが、3回の時点で監督の継投決断が遅れ、それが結果として敗因に繋がったことは間違いない。

 ガンコで意固地というのは、今年の野手の起用の仕方を考えてもわかります。確か今年になって、故障以外で一二軍の野手の入れ替えをしたのはヒメネスだけのはず。どんなにスランプがひどかろうが、決して下に落とさない。もちろん今年は打線が好調ってこともありますが、下でどんなに好調でも上にあげようとしない。そして村田や中田のように、あげても使わない。去年はほぼ全員の野手を上でお試し起用して力量を見極め、見極めたあとはこれと決めた選手を徹底的に使い倒すというのが梨田流なんでしょうが、いかにも柔軟性がないですね。一度ダメと烙印を押すとテコでも動かない。私からみれば、たとえば二岡なんて鎌ヶ谷で足が完治するまでじっくり調整させ、万全にしてから後半戦にでも出てきてくれれば、と思います。守れない走れないじゃDHか代打にしか使えないし、常時出場していなきゃ彼のようなタイプはチカラを発揮できない。森本も現在の調子を考えれば、下で徹底的な調整が絶対必要。チームのためにも、本人のためにも、ペナント大詰めの大事な時期に戦力になってもらうため、まだペナント中盤の今こそ決断しなきゃいけないはず。代わりに大きな成長を見せている鵜久森や陽あたりをあげればいいのにと思いますが、一向にそういう気配はないですね。

 もちろん二岡は入団の経緯から、そう簡単に下には落とせないし、森本は貴重な右の外野で、守備面だけでも貴重な戦力です。ならせめてスタメン2番には、ここのところアピールしまくりの村田を使えばいいのにと思いますが(たとえ1〜3番と左が続くことなっても)、そういう決断ができない。思い切った起用をして結果が裏目に出るのが怖いんでしょうか。

 もちろんなんやかや言ってもパリーグ首位。勝敗の結果だけ見れば問題ないわけで、懸案だった打線強化も梨田監督が来てから。小谷野や糸井の開花も、梨田さんの功績と言っていいかもしれない。中田がどうなるかはこれからに注目ですが、せめて偏見や固定観念を抜きにした起用をお願いしたいですね。いまさら競り合いに強い采配を……などと言っても無理でしょうから、今年はそういうチームになってしまったのだとと諦めて応援するしかないですね。

 それにしても糸井はすごいですね、昨日の8回など、ここで打てばすごいなあ、と思っていたら本当に打ったので驚いた。しかも打った瞬間ホームランとわかるようなすさまじい当たり。ここまで打率.331(稲葉は.337)、出塁率.411(稲葉は.441)、長打率.601(稲葉は.557)で、得点圏打率はなんと.432(稲葉は.299)と、稲葉にまったく遜色ない成績。稲葉が戻れば3番は譲り渡すことになりそうですが、現在の勢いなら糸井3番、稲葉5番でいいんじゃないでしょうか。うまくいけば交流戦明けぐらいには規定打席に達するかな? このままケガなく過ごしてほしい。

 小笠原の穴を埋められるとすれば糸井しかいない、と言ったのは解説者の光山英和です。私は福留クラスの大器、と期待してきました。しかし糸井のスケールはそんなものではないかもしれませんね。ほんと、楽しみ。
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2009年06月03日

ついに糸井が覚醒か!

日本ハム 7X-2 広島

 このブログを始めて3年。ずっと期待しつづけ、指折り数えて待っていた糸井の本格化がようやく始まりましたね。

 投手から転向して4年、プロ初のクリーナップに抜擢され、いきなり3打数3安打1本塁打4打点と大活躍。第一打席でバントさせられたときには、オイオイ今一番調子がいいから5番にあげたのになんでバントなんかさせるんだよと思いましたが、あれで初クリーンナップという重責を感じずに試合に入れたのかもしれません。とりわけ、とても打てそうになかった難攻不落のルイスから2安打して、いずれも得点に結びつけたのは素晴らしい。8回のダメ押し3ランは、まさにホームランバッターとしての開花を確信させるようなすさまじい当たりでした。札幌ドームのライトスタンドに叩き込む一発を早く見たいとずっと念じてきましたが、最高の形で実現しました。本拠地でのお立ち台も初めてのはずで、長い間応援してきた甲斐がありましたよ。ヒーローインタビューでは天然なボケキャラを遺憾なく発揮してくれましたが、いよいよ福留二世への期待は高まるばかりです。

 森本もギリギリの剣が峰で、よく打ちました。思い切り引っ張っての長打なんて、いつ以来でしょう。この人が打つと、この2日間湿りっぱなしだった打線がいきなり繋がったんですから、やはりムードメーカーとしての役割は重要です。これで乗ってくれるといいんですが……

 さて、今日のDHは相手が右ということもあって、またもヒメネス。そしてお約束のように3タコ。特に3打席目は、外角のタマを「結果を欲しがって」当てにいっての空振り三球三振と、内容も最悪でした。そして4打席目は糸井の一発で試合の趨勢が決したあとの一死ランナーなしの場面。これは中田が代打かなと、球場の誰もが期待したと思いますが、なんと代打坪井。いくら相手は右投手とはいえ、ここで使わないといつ使うというんでしょうか。よほど梨田監督は中田にチャンスを与えたくないらしい。巷間伝えられているようにスレッジが次の讀賣戦から一軍に復帰らしく、入れ替わりに誰かが二軍落ちするわけですが、これでヒメネスが残って中田が落ちたりしたら、いくら温厚な札幌のファイターズ・ファンでも怒るんじゃないでしょうか。それだけが今日の試合で唯一、すっきりしない出来事でした。
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2009年04月11日

またまた大勝

日本ハム 9-0 ソフトバンク

 またも9点とって大勝。4連勝の得点が9点8点9点9点とは、どんな強力打線? この日も先制、はやい段階で追加点、そしてダメ押しと一見、理想的な試合展開だが、しかし点差ほどラクな試合ではなかったのは、観戦していた方なら誰もが感じたことだろう。5回まで4安打6四死球、2回以外は毎回毎回複数のランナーを背負った藤井の投球には、ほんとうに心臓が縮み上がるような思いをした。勝負所で踏ん張った藤井を褒めるべきか、調子がいいとは口が裂けても言えない投手をうまくリードした大野がエライのか(CS解説の若菜は珍しく手放しの絶賛だった)、あと1本が打てない相手打線が不甲斐ないのか。ともあれタイムリーが1本でも出ていれば勝負の帰趨はまったくわからなくなっていたはずで、曲がりなりにも無失点で抑えたんだから、今日のところはよくやったと言えるのではないか。

 とはいえ、今日の藤井ではソフトバンク以外のチームでは通用しない可能性が高い。ポイントゲッターとして松中・小久保以外は二枚も三枚も落ちるソフトバンク打線相手、そのふたりだけで6打席中5四死球とは、いかにふたりとの勝負を避けていたかということ。もちろんそれはそれで戦術として間違ってはいないが、松中小久保クラスが下位までずらりと並ぶ西武やオリックスや楽天相手にこのやり方が通用するとは思えない。順調なら来週土曜は対西武戦で、藤井が投げるはず。そのときまでに修正できるか。生観戦予定だが、めちゃくちゃ不安です。

 藤井は早い回で降りてしまったけど、継投はうまくはまった。菊地は素晴らしい。藤井から菊地に代わって急に試合が引き締まり、試合展開も早くなった。坂元ははやめに立ち直りの機会を与え自信を回復させようという起用だったのかな。不運な当たりを2本ヒットにされたもの、なんとか無難に抑えた。須永は内野安打の処理に慌てて自らのミスで2塁まで生かせてしまい、四球でピンチを招く。これで失点してたら首脳陣の評価はガタ落ちだったろうが、なんとか剣が峰で踏ん張った。精神面でもう少し強くなってほしい。

 打つ方はいまのところ問題なさそう。昨日のノーヒット、今日もバントミスなどがあってプチスランプになりかけた?賢介も、終わってみれば初本塁打も含むマルチ・ヒット。当たりの止まっていたヒメネスも打ったし、紺田は驚きのダメ押し2点三塁打を含む2安打。これで紺田・糸井・森本の外野手争いはますます激化しそうだ。守備も2エラーが出たが、スレッジのビッグプレーはめちゃくちゃ大きかった。

 あしたは杉内なので、昨日今日みたいになにもかもうまくいくとは思えない。なので、今日の勝ちは大きかった。これでなんとか5割に戻して札幌に帰れます。
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2009年04月10日

またも大勝

日本ハム 9-1 ソフトバンク

 稲葉のエラーで先制されたときは、天敵・和田が相手だし終盤になってこの一点が重くなりそう、とか気をもんだが、終わってみれば圧勝。去年や一昨年ではほとんどなかったような、安心して終盤を迎える展開で、こういう試合になると、やっぱ打線強化の意義は大きいのかな、と思う。谷元にもいい場面で経験を積ませることができたし。

 和田はダル相手を意識したのかずいぶんとばしていた。そこを読んだのかウチの打者がよく粘って球数を投げさせていたので、100球に近づいた6回、金子の一発で緊張の糸とスタミナが同時に切れた感じだ。今までのウチだと金子の一発止まりだったろうけど、よくそのあとつないで追加点をとったと思う。森本の二塁打が大きかった。6回の3点で試合はほぼ決まりだったろうが、そのあとも気を緩めず相手中継ぎを打ち崩したのは良い。鶴岡のバント失敗とか、反省点はあるし、できれば今後のためにロースコアの接戦を制して欲しかったが、それはさすがにぜいたくというものか。

 今日一番の収穫は森本だろうか。最初の2打席はとても打てそうにない感じで打席での構えも小さく見えたが、追加点の口火を着る2塁打で吹っ切れたのか、次の打席では初球からフルスイングする積極性が出て、ヒットも出た。2塁打も決して会心のヒットというわけじゃなかったが、やはり結果が出ると精神的にも違うのだろう。当分糸井と併用は続くと思うが、こうやってコツコツと結果を出していけばレギュラー奪回も期待できる。逆に糸井は森本の活躍をバネにして、復調してもらいたい。それにしても金子の絶好調ぶりはすごいね。シーズンが終わってみると結局2割5分前後に落ち着いてるんだろうけど(笑)。

 心配なのは賢介。元気なく5打数無安打3三振。最後は珍しく守備固めを出されてしまい、去年から続いていた全試合フルイニング出場がいきなり途切れてしまった。なにかアクシデントじゃなければいいが。

 あしたは藤井。立ち直ってきちんと試合を作る投球を期待。
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2009年04月09日

これでいいのか

楽天 3-1 日本ハム
楽天 6-5 日本ハム
楽天 9-6 日本ハム
日本ハム 9X-1 ロッテ
日本ハム 8X-7 ロッテ

 仕事等でバタバタしていて満足に観戦もできず、日記を書く余裕もなく、すっかりごぶさたしてました。それでも、本当は開幕3連戦が終わった時点で書こうと思ったが、書き出せばネガティヴなことばかりになりそうで、始まったばかりの時点でそうそう悲観的になるのもどうかと思い、自重していたのである。そして、4連敗も覚悟して生観戦した7日の試合に完勝、その勢いで2連勝して借金1まで戻し、次の3連戦で勝ち越せば5分に戻せるところまできた。しかし、はっきりいって開幕3連敗で露呈した問題点が解消されたようには思えなかった。

 開幕5試合の戦い方を見ていると、ファイターズは2年前とはまったく違うチームになってしまったと思わざるをえない。打率、本塁打、チーム得点ともにリーグトップ。そして防御率、失点ともリーグ4位。5試合中先発が5回以上持たなかったのが3回、5試合中4試合まで早い回に先制され、うち3回は初回に失点して序盤で大量リードを許す展開。中継ぎ以降も不安定で、まともにゲームが作れていない。先制した唯一の試合も、投手陣が守りきれない。反面打線は好調で、先制されたのを追いつき、また突き放されても再び打ち返す、という、典型的な「とられたらとりかえす」野球だ。打線の強化がチームとしての最大課題だったことは確かで、それは実現したかもしれない。だがその代わりディフェンスはボロボロである。梨田監督が就任して1年、今までの戦いぶりを見る限り、少ないチャンスを活かし鉄壁のディフェンスで守りきる、という従来の緻密なファイターズ野球はほとんど消滅し、よく言えば豪快な、悪く言えばおおざっぱな「近鉄いてまえ野球」になってしまった。ようやく梨田カラーになったということで監督は満足かもしれないが、それで本当にいいのか? もちろん、こうなった最大の元凶は、試合を作れなかった先発陣にあるのは間違いないが、投手個人にすべての責があるとは思えない。

 以前ここの日記で「梨田采配では勝てない」と断言したことがあったが、その是非はともかく、この監督が緻密な采配を苦手にしていることはあきらか。7日の試合で、中継ぎ3投手を1イニングで使い果たし、しまいに投手が足りなくなって、前日3イニングを投げていた坂元を連投させ競り負けた馬鹿継投が典型的だ。このことについて福良コーチは「先発が試合を作れないんだからしょうがない」と言ったそうだが、先発が早い回で崩れたら全部そういう継投になるのか? そういうときになんとかするのがお前らの役目だろ、と言いたくなってしまった。また攻めるほうにしても、前コーチの白井さんは自身のブログで、選手に進塁打の意識がなく、引っ張りまくって併殺打という最悪のパターンになっていること、また少し前には、全力疾走を怠る選手が増えてきたことも指摘している。凡打だろうがなんだろうが常に全力疾走することで相手ディフェンスにプレッシャーを与えミスを誘発するのが従来のファイターズ野球。それが失われがちであるというのだ。バント/強行のタイミング、選手交代のやり方、等々、すべてが微妙にずれている。つまり2連覇した時のうちの良さは、今のところすっかり影を潜めているのだ。

 もちろん監督が代われば野球の質も変わる。それはそれで仕方ない。だがこういうやり方で一年間戦っていけるのだろうか。もちろん前回は不甲斐なかったスウィーニーも藤井も、次は立て直してくるだろう(そうでなかったら、鎌ヶ谷に行ってもらうしかない)。だが同様に、今は打ちまくっている打線だって、いつまでもこの好調が続くはずがないのだ。必ず打てなくなる時はくる。いい投手がいい投球をすればなおさらだ。そういうときにいかに勝ちを拾っていくか。今の梨田野球にそれができるのか。問題が山積みしている。

とりあえず言いたいこと

1)坂元の使い方を考えてくれ。去年のように先発が早い回に崩れたときのロングリリーフなのか、勝ちパターンの中継ぎもしくはセットアッパーなのか。今までの使われ方を見ていると、彼にどういう役目を与えたいのかわからない。このままじゃ潰れちゃうぞ!

2)須永、谷元、宮西らは、なるべく我慢して使ってほしい。ちょっと四球を出したりヒットを打たれたぐらいで簡単に代えてしまっては、育つモノも育たない。

3)糸井と森本を左右で使い分けるなら、信二とヒメネスも同様にしてくれ!

4)ロクに試しもしないで陽を二軍に落としたのは納得いかない。育てる気はないのか?

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2009年03月21日

今年もやっぱり投高打低?

オープン戦:日本ハム 2-0 横浜

 村田・内川・吉村のいない横浜と、稲葉・賢介・小谷野のいないウチ。予想通りの貧打戦、いや投手戦になった。10安打も打ってソロホームラン2本の2点止まりのウチと、4併殺でチャンスをつぶしまくった横浜。どっちも首脳陣はアタマが痛かろう。

 スレッジ、金子は相変わらず好調だが、糸井は2戦連続でホームランを打ったり、まったくの音無しだったり、どうも安定しない。いまのままでは下位で好きに打たせるならよくても、チャンスメークを求められる一番起用は無理がある。ヒメネスはオープン戦終盤になって一線級の投手が調子を上げるに従って打てなくなってきた。はたして本番でどうか。ボッツもたまに花火をあげるがアテにはしづらい感じだ。中田は下(鎌ヶ谷)でも全然打ててないし、二岡も本調子にはまだ遠い。陽は好調のようだが、金子がそれ以上に調子がよく、となれば信頼度の差で、監督は金子を使うだろう。となると、結局は去年までの実績組をアテにするしかなく、シーズン序盤は相も変わらず投手にオンブにダッコの戦いになりそう。強いて言えば昨日は逆風をついての決勝ホームランをかっとばし、盗塁も刺しまくってる大野に新しい風を期待か。

 投手は順調。鎌ヶ谷では若手投手が大炎上を繰り返しているが、上では先発陣ローテ陣いまずまず使えそうなメドがたってきたようだ。打球を足に当てた榊原が心配だが、開幕してしばらくは先発5枚で回していけそうなので、なんとかなるだろう。守護神のメドがたたないのは気がかりだが……

 しかしWBCがあるせいで、今年は開幕までが長い。スポーツニュースも侍ジャパンがどうのという話題ばかりでNPBの話題なんか皆無に近い。私は国別対抗戦にはまったく関心ないので、はやく終わって欲しいと心から願っています。
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2009年03月10日

今年も同じか……

オープン戦:
阪神 3X-2 日本ハム

 一回に3安打を集中して2点先制したものの、以降は散発の3安打で追加点を奪えず、「スミ2」で逆転負け。勝敗はどうでもいいとしても、チャンスでつながらない勝負弱さは今年も変わらない様子。中田も最初の打席だけだったし、糸井に至ってはまったくの音無し。あと一ヶ月でどれだけ調整できるか。

 榊原は素晴らしいピッチング。立ち上がりこそ緊張からか荒れ気味だったが、2回以降は完璧だった。コントロールはいいしスライダーのキレも抜群。ほかの先発候補がことごとく冴えない中、開幕ローテもOKだろう。それでも自己採点は70点というのだから頼もしい。故障にだけ気をつけて、ますますレベルアップしてほしい。

 続く豊島も、最初こそ甘いタマをとらえられいい当たりをされていたが、度胸良くどんどんストライクを投げ込んで2回をパーフェスト。ストレートの伸びがよく、相手打者が気圧されていた。インタビューの受け答えもなかなか気の強さが出ていていいんじゃないだろうか。宮西と並ぶ左の中継ぎとして期待。それにしてもブログのイメージとはずいぶん違うね。

 星野はいいとこなし。特に立ち上がりは制球定まらず、地に足が着いてない感じだった。なんとか次はいいところを見せて一軍に踏ん張りたい。 
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2009年03月08日

祝・須永プロ初勝利

オープン戦:
日本ハム 4-3 中日
日本ハム 6-4 中日

 TV中継がないのでネットのスコア速報で。たった1イニングだが相手中軸を3人で切ってとった須永が、オープン戦とはいえプロ初勝利。これで開幕一軍に首の皮一枚残ったということか。なんとかこれをいいきっかけにしてほしい。この子はビジターのほうが余計なプレッシャーを感じずのびのびできるのかも。昨日はやはり1イニングを抑えた豊島が初勝利。今年は一軍に定着したい。

 昨日今日と先発したマサル、スウィーニーが失点しているが、開幕一ヶ月前としては調整は順調というところなのかな? リリーフに出た投手が菊地以外無失点。特に連投になった宮西の安定感は際だっていて、これは去年以上に期待できそう。抑え候補に浮上か? 下では吉川がいい投球をしているようなので、近々上で見られるかもしれない。

 打つほうではスレッジ、信二、小谷野が絶好調。あまりに調子がよすぎて、はたして開幕にうまく照準を合わせられるか、そっちのほうが心配になってきた。このままずっと好調というのも難しいだろうから、どっかで一度調子を落としてからまた上げなきゃいけない。みなキャリアのある選手だから、十分承知してるだろうけど。ヒメネスも大爆発という感じではないが、順調に日本野球に対応しているようだ。

 一方外野争いは糸井、森本とも決め手を欠いている状態。糸井は一時の絶好調状態から明らかに調子を落としてるし、森本もなかなかあがってこない。坪井が絶好調なので大逆転で坪井スタメンという可能性もなくはないが、守備面を考えると、森本か糸井にやらせたい。うまく調整して、開幕までにいい状態に持っていってほしい。

 中田はどうやらトンネルに入ってしまったよう。練習試合で絶好調でも、オープン戦になって一線級の投手が出てくると打てないのは、調子の問題というより、単に技術不足か。このままだと開幕一軍はきついかもしれない。近々一二軍入れ替えがあるらしいので、正念場だ。
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2009年03月05日

見せ場なしの凡戦

オープン戦:ヤクルト 5-2 日本ハム

 須永はなあ……代わりばなにいきなりヒットを打たれて、ただでさえ緊張気味だったのが舞い上がってしまったか。やはりこの子の場合、課題は精神面なんだろう。一番アピールしなきゃいけない札幌ドームでこれじゃ、印象が悪すぎる。一度崩れ出すととめどがなくなってしまうのは、相手チームというよりベンチと戦ってしまっている証拠だろう。あと1、2回チャンスはあると思うが、せめて次は先発でテストしてあげてほしい。

 多田野は素晴らしく良かったとはいえないが、5回2点なら今の段階なら十分か。ボーク対策は必須。菊地はいいタマがいっていた。次はもう少し競った場面でのピッチングを見たい。

 打つ方はスレッジと賢介以外まったくいいとこなし。とくにフル出場してアピールのチャンスだったのに、淡泊なバッティングに終始した陽は猛反省の必要あり。全体として攻撃に粘っこさやしぶとさがなく、あっさりしすぎな印象。去年よりホームランは増えそうだけど、お家芸だった1点をしつこくとりにいく野球を忘れて欲しくない。

 WBCはこれからビデオを見ますが、ダルがいいピッチングをしたようで一安心。勝敗はどうでもいいが、ケガだけは気をつけて、無事に帰ってきて。
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久々の札幌ドーム

オープン戦:日本ハム 5X-4 ヤクルト

 打つ方はいろいろ収穫の多い試合でした。ボッツのは逆方向への、しかも逆転3ランだから価値がある。打った瞬間は入ると思わなかったけど、力ありますね。ヒメネスとのDH争いは見物です。そのあとの中田の当たりは逆に打った瞬間いったかと思いましたが、バットの先っぽだった分フェンス手前で失速。でもこの人がああいう当たりを打つと盛り上がりますね。ファイターズ・ベンチも、みな帰ってきた中田を笑顔で迎えている。ちゃんとチームメイトに愛されているようです。これは案外大事なこと。

 しかしこの日出色だったのはなんといっても糸井です。第二打席はセンターオーバーの大飛球の三塁打。当たりもすごかったですが、その足の速いこと速いこと。あそこまでゆうゆうセーフの三塁打なんて滅多にないです。その後の第3打席では、まさに目の覚めるようなすさまじい当たりのライナーがフェンス上部を直撃する二塁打。その打球の速いこと速いこと。当然フェンスの高い札幌ドーム以外ならどこでもホームランだったでしょう。この長打力は森本にはない魅力。前から言っているように、うまく育てば福留クラスになれる素材と見ますが、どうでしょう。最後のおいしいところで決められず、この日ノーヒットだった森本に肝心なところを持っていかれてしまいましたが、センターの定位置争いでは糸井が一歩抜け出たと見ます。

 いっぽうの投手陣。藤井は立ち上がり以外はほぼ完璧なピッチングだったのに、最後の最後に「気を抜いて」被弾。大量得点差で勝っているとかそういう状況ならともかく、相手先発もノーヒットピッチング、しかも自分だってそろそろ結果を出さなきゃ鎌ヶ谷行きの可能性だってあったはずなのに、なんであそこで気を抜けるんでしょうか。私が藤井をいまいち信用できないのはそこです。シーズンに入れば当然、最低でも7回まで投げなきゃいけない。たかが4イニングぐらいの集中力を保てなくて、まともに先発ローテがつとまると思ってるんでしょうか。

 マサルは1イニングのみでしたがいまいち。久は力で押して無失点。榊原は初めての札幌ドームで力んだのか制球がいまいち。あの内容で3イニングも引っ張ることなど、本盤ではありえないので、短いイニングの中継ぎなら使えそう。先発適正はもう少し様子見でしょうか。江尻は二死満塁で出てきて打者一人を力のあるストレートで三振。今年はこういう使われ方が多くなるかな?

 あした(というか、もう今日ですが)も札幌ドームでヤクルト戦。そろそろ須永が見てみたい。WBCのダル先発試合と重なってますが、当然(?)オープン戦を優先します。WBCは録画対応かな。


 
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2009年02月23日

三歩進んで二歩下がる

 ……てな言葉が今日の中継で出てましたが、昨日あれだけ良い試合をしたのに、そうそういいことばかりは続かない。それなりに見せ場もありましたが、課題のほうが多く出た対楽天の練習試合でした。

 スレッジ、ヒメネス、小谷野に一発。坪井にあわやホームランかという三塁打(スイング、打球の速さが去年とは全然違う印象)、賢介もマルチ安打と、総じて実績のあるレギュラークラスの選手が結果を出しました。

 ヒメネスの当たりには度肝を抜かれましたが、新外人にはいろんな球種やコースを放って得意・苦手を探るのが定石。まして相手は百戦錬磨の野村監督です。今日の結果でしっかりマークされ、開幕までには丸裸にされていると思ったほうがいいでしょう。そこを乗り越えて打てるかどうか。今年のウチの浮沈を握りそうです。いっぽうのライバル、ボッツは結果が出ず。足下の変化球にふがいなく空振りを繰り返すあたり、あまり去年までと変わっていない、というのが率直な印象です。

 投手陣。スウィーニーが例の15秒ルールでリズムを乱し2ランを打たれたものの、投球そのものは順調に仕上がっている印象でした。武田勝もエラーとボークでピンチを招くものの、まずまず。宮西はほぼ完璧な投球で、江尻と菊地も、いい当たりはされてましたが、1イニングを無難に押さえました。

 一方若手陣は攻守ともにいいところなし。特に中田は3タコ2三振にエラーひとつと、まったくダメ。記録に表れない怠慢守備もあって、打てないばかりか投手の足をひっぱりまくり。途中交代は懲罰でしょうか。TV解説では「集中力に欠ける」と言われてましたが、せっかく昨日あれだけいい感じだったのに、それが続かない。打席で結果が出ないと守備まで影響が出てくる。そういうむらっ気をはたして開幕までに解消できるか。

 この日は中田以外にもエラーが連発して(確か4個)、守備のチームとしてはお粗末すぎ。高口なんて、こういうところで堅実にミスなくやらなきゃ、一軍には残れません。今後に大きな課題を残しましたね。陽も今日はいいところなかったです。大野は捕手としての落ち着いた身のこなし、きっちりチャンスで犠牲フライを打てる堅実さは悪くないですが、やはりあれだけ点をとられたのはいただけない。洋平もなんだか覇気を感じないプレーで、印象は良くない。

 糸井は1ヒット1盗塁と、それなりにいいところは見せたものの、解説陣は「ガムシャラさに欠ける」との評価。しかしこれは彼に求められるものがひとつ上にあがったということだと思います。「プレイヤーというよりアスリート・タイプ」とはなかなか言い得て妙だと思いましたが、言い方を替えれば選手としての素質の高さは誰もが認めるけど、プレイがきれいすぎて迫力に欠ける。技術があってもそれを律する精神力の点でまだまだというところでしょうか。まだ失敗を恐れる気持ちが強すぎるのは、まだ野手としての経験値が足りないことからくる自信のなさでしょう。思い切ってダイビング・キャッチぐらいしてみろと光山に言われてましたが、キャンプのこの段階で無理してケガでもしたら大事です。ケガの多さは糸井は最大の課題。いろんなテーマをクリアして、よりスケールの大きなプレイヤーに成長して欲しいものです。

 そして若手投手陣。金森はバックに再三足を引っ張られ、風にまで嫌われて気の毒な結果に。もう1回ぐらいチャンスはあるでしょうか。いっぽう宮本はまったくいいところなし。このままでは一軍残留はきついでしょう。入団当初から噂されている打者転向も視野に入っているんじゃないでしょうか。本人がどう考えているかわかりませんが、転向するなら早いほうがいい。

 稲葉以外ほぼスタメンクラスを揃え、投手もローテ級を出したファイターズに対して、一軍半クラス主体の楽天が鮮やかな逆転勝ち。相手側の若い選手のイキの良さが目立ちました(牧田はいい肩をしてますね)。ここに山崎、中村ノリ、セギ、リック、高須、鉄平といったスタメンクラスが加わってくる。今年の楽天は要警戒です。

 あしたは韓国のチームとの練習試合。TV中継がないのは残念ですが、今日見られなかった榊原、矢貫、谷元あたりが投げるのかな?
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2009年02月22日

期待ばかりが高まる

 こないだの阪神との練習試合もTV中継されましたが、あれは阪神の主催試合で、実況アナも解説もウチとは関係ない人。今回の対ヤクルト戦はGAORAで、実況はおなじみ城野さん。野球の季節がやってきたと実感しますね。

 新聞報道によれば、今日から始まる練習試合3連戦で一二軍のふるい落としがある模様。今年は投打とも固定されていないポジションが多く、競争はますます激化しそうです。

 まずは須永の驚きの好投。キャンプ当初から今年にかける意気込みを感じていましたが、今日の投球は実に堂々としていて、自信を感じましたね。テンポよく投げ込んでどんどんストライクをとっていく。変化球も切れていたし、ストレートは伸びがある。2年ぐらい前の阪神との交流戦で、結果を気にしすぎるあまりオドオド萎縮してしまい、つるべ打ちにあっていた惨めな姿からは、まるで別人のよう。これが須永本来の姿なんでしょう。これからシーズン開幕まで何回かあるはずの実戦登板で結果を残すことが必要ですが、どうもピリッとしなかった八木に一歩先んじたのは間違いありません。他の投手との兼ね合いもありますが、開幕ローテ入りもありえますね。吉川や須永がローテに入ってくるようなら、武田勝とあわせ、たちまちリーグ屈指の左腕王国の誕生です。

 いっぽう八木はどうも気合いが空回りしている感じで冴えず。結果を出したい焦りでしょうか。藤井もまだまだ調整途上のようです。糸数はバックにも足を引っ張られましたが、3点リードの9回表、つまりセーブがつく場面でいきなり先頭打者四球はイメージが悪すぎ。期待の投手のひとりですが、これは鎌ヶ谷行き決定ですかねえ。

 そして打つほうは若手がアピールしまくり。4打数3安打が全部長打、守るほうでもボテボテの難しいゴロをダッシュしてさばきジャンピングスローで見事にアウトにしたプレーを始め、驚くほどの進化を見せた中田は、この調子なら開幕スタメンは決まりでしょう。打席ではいつもワクワクするような期待感があるし、打っても凡退しても見る者が破顔一笑してしまうような華というか明るさがある。打席でも風格が出てきました。確かにスーパースターの資格十分。もしかしたら今シーズン中にも中田4番の場面があるかも。今後ともさらなるスキルアップを目指し、天狗にならないよう、精進を重ねてほしいですね。

 そして走攻守で光るプレーを見せたのは陽。守備はもうすっかり安心して見られるようになったし、打つほうもしぶとさが出てきました。パンチ力もある選手ですが、大きいのはとりあえず中田に任せて、まずはスピードと確実性をアップしてほしい。盗塁も決めたし、こりゃ本当に中田陽の三遊間が実現するかも。そして私の期待の糸井。このキャンプではあまり調子が良くないとか言われてましたが、それでもきっちり結果を出すあたり、やはり外野の一角はこの人が最有力候補でしょう。経験を積んでプレーに落ち着きが出てきました。今年の大ブレイクに期待です。

 チーム全体としては、足を絡めたソツのない攻撃で勝ち越し点をもぎ取った回が良かった。去年のうちは盗塁数の激減が示すように、どうも積極性に欠けるきらいがあったので、この方向性は正解です。足の速い選手が多いんだから、それを活かさない手はない。

 あしたは楽天との練習試合。同一リーグのライバルとの初対戦。噂の榊原も見られそうです。楽しみ。 
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2008年10月23日

今季終了

 みなさんお疲れさまでした。フロント監督コーチ以下選手・裏方のみなさん、本当にご苦労さまでした。そして西武ライオンズとそのファンのみなさん、おめでとうございます。

 最終戦、今季を象徴するような完敗でしたね。前日に心配した通り、ワンテンポどころかツーテンポぐらい遅い梨田謎継投で余計に傷口を広げた感はありましたが、まあ昨日の涌井の出来ではダルでも先発させない限り勝ち目はなかったでしょう。攻守走采配すべてに渡って西武の方が上でした。去年の日本シリーズもそうでしたが、ここまで完敗だとかえってすっきりしますね。ダルしか頼るピッチャーがないという現状も、1年前と何も変わっていません。せめて八木がいてくれたら……

 結果論ではありますが、第一戦のダルの先発を外が苦手とかマウンドが低いとかあれこれ理由をつけて回避したのが、最後まで響いた気がします。一勝のハンデがある短期決戦、しかも今季終始圧倒された相手では、第一戦をとって先手をとり星を五分に戻すことがなにより大事なはずなのに、そんな弱気な姿勢では後手に回るのは当然のこと。第一ステージのオリックスの教訓がまるで生かされていません。藤井が骨折していたらしくグリンをもう一度使わざるをえなかったのは痛恨ですが、そもそも指揮官の資質がこのような短期決戦に向いてなかったということでしょう。じゃあ何に向いているのかと言われれば、何も向いてない……と言わざるをえないですが。

 ここでははやくも今季の敗因分析が始まってますね。それを参考にしながら、私も近々今シーズンの総括をしたいと思います。よく、この戦力でCS第2ステージまで進んだんだから梨田はよくやった、という論調を見ますが、私に言わせればよくやったのは監督ではなく選手です。

 さて、平野コーチが解雇され、打撃コーチは福良ヘッドコーチが兼任、中島打撃コーチと大村二軍打撃コーチが入れ替えだそうです。大村コーチの昇格は、今年鎌ヶ谷はよく打ったのでその功績を買われてのものでしょうけど、外部の血は導入しないんですかね。糸井や中田、洋平や鵜久森など、未完の大砲を育てるのに、大村さんが相応しいのかどうか……
 三木は弱冠31歳ではやくも引退、二軍内野守備走塁コーチ就任だそうです。中田、陽など守備に難がある大型内野手の特訓係という含みもあるようです。

 外人4人の去就も不明。2年契約のスレッジと好成績だったスウィーニーは残留のようですが、グリンとボッツの去就が新聞によって違うようです。個人的にはグリンは切って、若い先発投手を育てたほうがいい気がしますが、まあなるようにしかなりませんね。

 次の大きなイベントは月末のドラフト会議かな? 田澤にも長野にも特攻はしないようで、今年は地味なドラフトになりそうです。
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2008年10月21日

いきなりの剣が峰

西武 9X-4 日本ハム

 海外出張から帰国、おとなしく自宅でTV観戦のつもりだったが、いてもたってもいられず西武ドームへ。私の西武ドーム観戦勝率は非常に悪いのだが、やはり行くべきではなかったか。底冷えのするガラガラの西武ドーム。帰りの西武線の寂しかったこと……

 やはり一勝のアドバンテージは大きい。ダルが出てくる6戦目までに決着をつけなきゃいけない焦りがあるから西武不利、なんて白井さんは言ってたけど、現実に今日負けて土俵際まで追い込まれてしまった。どうみたってうちのほうが苦しい。グリンに託すしかないが、どうも今日の戦いぶりを見ていると不安が残る。グリンにじゃない。ベンチにだ。

 なぜあそこまでスウィーニーを引っ張るのかな? 第一戦のグリンは序盤だけで自責点10、スウィーニーは7。第一戦は海外にいたのでまだ見てないからなんとも言えないが、短期決戦も短期決戦、特に今日など、長引いてもあと3試合しかないのに、なんで7点もとられるまで引っ張るんだろう。坂元は一回からスタンバイしてたし、2回からでも3回からでもいけたはず。藤井も途中で肩を作ってたし、コマはいっぱいいたはずだ。早めにスイッチして試合を立て直してれば、まだわからなかった。中継ぎ陣の負担といったって、昨日は休みだし残りは多くて3試合。出し惜しみなんて考える段階じゃない。現在好調の強力打線なら多少のビハインドならなんとかなるとたかをくくっていたのかもしれないが、初回の4点だけならまだしも、その後の細川の2ランまで出て0−7じゃどうしようもない。監督談話では「細川の2ランが痛かった」なんてノンキに言ってるが、どう考えても追加の3点はスウィーニーを諦めきれず、ずるずると続投させたベンチの責任だ。まだ現役引退して間もない吉井が先発に必要以上に肩入れしてしまうのは仕方ないかもしれないが、梨田の場合、ただ単に気が弱く優柔不断なだけだろう。ダメだとわかったらさっさと代える決断力や非情さが、指揮官として決定的に欠けている。特に打ち込まれた投手に未練を持ちすぎだ。

 これが長いレギュラーシーズンの最初のほうの試合ならわかる。たとえ試合は落としても、なんとか立ち直ってもらって次回登板へのきっかけにしてほしいし、試合を壊した責任をとらせるという意味も、無駄に中継ぎを使わないという意味もある。だが何度も言うが、あと長くても3試合しかないのだ。この土壇場にのんびり捨て試合など作っている余裕など、どこにもないのである。

 いずれにしろ今日の大敗で昨日までのいい流れは完全に変わったと見ていいだろう。西武打線は大振りをせずタマに逆らわない逆方向への軽打に徹していた。1日のブレイクで、ちゃんと修正してきている。強打が売り物の打線がこういう意識でこられると手強い。それに比べうちのヘボ打線は立ち上がりアップアップの石井一に対して45番が2連続見送り三振ですよ。あしたも都合で試合は見られないが、涌井から大量点は望めないから、グリンの意地に期待するしかない。あしたこそ投手は出し惜しみしないでな、梨田さん!
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2008年10月12日

第2ステージ進出

日本ハム 7-2 オリックス

 まさか短期決戦でここまで守りの差、経験値の差がものを言うとは思わなかった。いや、わかってはいたけど、こんなにはっきりと出るとは。いいプレーが出ながらも(2回の後藤のプレーは曲芸レベル)、肝心なところでミスを連発してしまった相手と、そこにソツなくつけ込んだウチ。小松相手の3点はクリーンヒットでとった点はひとつもなし。運も多分にあったが、坪井の好走塁など、すべて紙一重のプレーをしのいでもぎ取った、これぞファイターズ野球の真骨頂という感じだった。再三バックに足を引っ張られながらも大崩れしなかった小松の精神力は、とてもプロ2年目の投手とは思えない立派なものだったが、ピンチになっても野手もベンチも投手に声をかけようとしないオリックスには、やはりこういう大舞台での経験値が絶対的に不足していたのだろう。それに比べ賢介や糸井など節目の場面でのファインプレーで要所を締めるウチは、大舞台であればあるほど落ち着いて見える。7回表、昨日好投した吉野や清水ではなく菊地原を出したむこうの継投も疑問だった。そもそも相手エースから逃げたようなローテーションで来たことからして、間違っていたのかも。やはり平常心でいることは難しいらしい。

 ともあれ第3戦までもつれることなく決められたのは良かった。藤井がここにきて本領を発揮しているのは心強いし、今日の先発に抜擢した梨田采配も褒められていい。ただし中継ぎ以降がやや不安を残した。建山は全般にタマが高めに浮いていて最後まで修正できず。点差があって相手が淡泊になっていたのがラッキーだった。マイケルもストライクが全然入らずどうなることかと思ったが、北川が無死一二塁であっさり初球を打ち上げてくれて助かった。どちらも僅差だったら危なかった。本番までに要調整だ。

 打つほうは、ベンチにも入れなかった稲葉のケガの具合、そして依然ヒットのない森本と糸井が心配。その代わり坪井とボッツ、賢介、小谷野らが調子をあげている。とくにシーズン中はあまり西武と対戦していない坪井がキーマンになりそうな予感。

 さて、こうなればウチには失うものは何もない。西武もここにきて調子を上げ試合巧者ぶりを発揮しはじめたウチに内心ひやりとするものを感じているはずだ。今日の結果を見てもわかる通り、いい投手相手にはなかなか大量点は望めない。ミスの有無が勝敗を分ける。大舞台での経験値はウチの方が上だ。怖がることはない。全力で応援しましょう。

 ……といいたいところだが、私は仕事の都合で今週末は海外。残念ながらリアルタイムで試合を見ることはできそうもない。週明けには帰国するので、火曜からの3連戦を全力で応援することにします(前半の3試合で3連敗するとその時点でCS敗退だが、今の流れでそれはありえないと信じる)。皆様、それまで応援よろしくお願いします!
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