2009年10月17日

いざ決戦へ

 優勝、そして小田と伊藤の引退という重大トピックがあったのに、多忙にかまけ更新できませんでした。最後はかなりよろよろしましたが、なんとか第一目標はクリア。この5年でAクラス4度と3度の優勝。まずは常勝チームへの階段をひとつあがったといっていいでしょう。

 しかしCS第2ステージは厳しい戦いになりそうです。いま、楽天とソフトバンクの試合が終わりましたが、楽天の勢いはほんとうにすごい。監督解任問題とか監督批判問題とか、ふつうならチームがガタガタになりそうなトラブルさえも、逆にチカラにして勢いを加速させている。しかも勢いだけじゃない。全部逆方向へのヒットで先制点をもぎとった今日の攻撃に示されるように、フォアザチームに徹した選手の意識も確立されている。しかも岩隈田中という2本柱が絶好調で、打線も活発。山崎セギという大砲2本がいい調子を保っている。穴が見あたらない状態です。2連勝の勢いで乗り込んでくるだけに、手強い。

 しかもウチは絶対エースの出場が絶望的という最悪の状況です。レギュラーシーズン終了後のブランクによる試合勘の鈍りの問題もある。しかしそうした戦力面のハンデ以上に怖い、というかイヤなのが「楽天を日本シリーズに」というメディア主導の世論が完全に出来上がっていること。ソフトバンクがなすすべもなく完敗したのは、主力の故障やアウェーでの戦いということ以上に、この雰囲気に呑み込まれてしまったということが大きいと思います。そのあおりで、ダルの故障もあり、ファンの間に「今年は仕方ないかな」という雰囲気が醸成されてしまうのが、一番困るのです。もちろん第2ステージは札幌での開催。地元のファンの後押しが、なにより重要です。いくら田中が駒大苫小牧のヒーローだったとはいっても、今回ばかりは甘い顔をしてはなりません。

 楽天は第1ステージ2試合で投手を2人しか使っていないのがどう出るか。リリーフ陣は、ポストシーズンのプレッシャーのかかる異様な雰囲気を未体験のまま挑むことになるわけですから、攻めるポイントがあるとすれば、まずそこでしょう。もちろん岩隈田中以外の先発に対してもそう。

 うちは、本来なら第一戦と、もつれこんだら第6戦の先発も計算していたダルがいない。そしておそらく第2戦第3戦に、中5日で岩隈と田中がくる。カギは初戦です。ウチは武田勝で、相手は永井でしょう。ここで勝てれば1勝のアドバンテージがあるだけにがぜん有利になる。しかし落とすと2,3戦に岩隈田中が控えているだけに、一気に苦しくなる。

 そして楽天同様、ブルペン陣の調子が死命を制しそうです。特にシーズン終盤にやや調子を落とした宮西と菊地がどうか。ダルがおらず完投を期待できる先発がいないだけに、いかに継投をスムーズにおこなうか、監督采配もカギです。梨田さん、はたして冷静に対処できるでしょうか。この点では百戦錬磨の野村さんのほうに一日の長がある。昨日のダブルスチールなんて、まさに野村采配の真骨頂でした。

 世論の逆風に関しては、これまでメディアがうちの後押しをしてくれたことなど一回もありません。そんな状況で勝ち進んできたのがウチです。ここはそんな選手たちの意地と反発心、そして勝ち方を知っている常勝チームとしての技術と意識の高さに期待しましょう。そしてあわよくば中田あたりが救世主となって打ちまくってくれれば、ムードも一気に盛り上がり、最高のクライマックス・シリーズになるかもしれません。
posted by Fighters503 at 16:52| Comment(3) | TrackBack(0) | Fighters その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
大丈夫です。
楽天との違いは守備力です。
試合は楽天がエラーがらみで浮き足だち、そこからファイターズがすきにつけ込んで得点!
こうなれば勝ち目があるんじゃないでしょうか?
逆に負けるときは一発に泣く!
こんな感じでしょうか?
しかしあのドームの異様な雰囲気はきっと相手ピッチャーには脅威かと思います。
現場にいないとわからない空気感!
微妙に作りだしているファイターズファンはすごいと思います。
Posted by cheezu at 2009年10月18日 13:37
>>cheezuさん

いよいよあさってに迫ってきましたね。
楽天は守備が悪い印象がありますが、フェルナンデスが抜けてから、実はそれほど悪くない。確かうちに次いでリーグ2位の守備率のはず。もちろん数字にあらわれない部分での差はだいぶ差があると思いますが。
勝つときは守り勝ち、負ける時は一発、というのはおっしゃる通りかと。山崎はもちろんですが、特にいやなのがセギノールです。ファイターズ時代から、大きな試合になると、突然思い出したように、いいところでいい投手から打ちますから。
そう、札幌ドームの雰囲気は、相手チームには脅威でしょう。特にポストシーズンの異様な雰囲気を知らない選手が多い楽天は、その雰囲気に呑まれてしまうかもしれません。
とにかく初戦です。私は今回はドーム観戦はできませんが、代わりに応援よろしくお願いします!
Posted by Fighters503 at 2009年10月20日 02:36
昨日、札幌ドームで試合開始前、田中将大への応援を封じる(?)作戦がありました。
BBがでてきて、「マー君」と書いた紙と「3連勝」と書いた紙を前に腕組みをして首をかしげて、悩むそぶり。そして、観客に向かってまず「マー君」の紙をかかげて、反応を見る。みんなはしーんとしている。次に「3連勝」の紙を掲げると、みんな拍手。こうして、観客の心をひとつにまとめました。ほぼ田中将大への声援はなかったように思います。
また別のことですが
林投手が出てきたとき、「えーっ」という声があり、味方投手をへこませるのではないかな、と心配しました。
Posted by 以前使ったハンドルネーム?を忘れました at 2009年10月24日 08:24
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