2010年03月28日

緊急事態

ロッテ 6X-5 日本ハム

 開幕から6試合して、まだ1勝だけ。しかも絶対的エースのダルビッシュが登板した試合で2回続けて勝てず、抑えのエース武田久が3回続けて救援に失敗し、またも勝ち試合を落としてしまいました。ダルはともかく、深刻なのは武田久です。去年の日本シリーズの衝撃的なサヨナラ負け以来、どうも久の投球からオーラが消えてしまっているように感じられるのは私だけでしょうか。

 ただの不調なのか、小さなカラダで頑張ってきた積年の疲労がでているのか、それとも劣化なのか。見極めがむずかしいですが、いまの久が安心して任せられるような状態でないことは確かです。これで2点差以内の接戦は3戦3敗で、そのうち2敗は、久が打たれた結果です。これでは僅差の展開では怖くて使えません。ということは、今の久に抑えは無理ということです。

 はたして久をどこまで我慢して使うのか。長いシーズンを考えれば、はやく立ち直ってくれないと困る選手ではある。だからしばらく我慢して使い続けるのもひとつの考え方ではあるでしょう。ですが私は、ここで久は思い切ってファームに落とし、再調整してもらうほうが絶対にいいと思います。抑えの代役はウルフでもいいし、伸び盛りの宮西でもいい。セットアッパーに配置転換する手もありますが、彼のプライドを考えれば、万全の状態に戻るまで使わないほうがいいと思います。

(追記)久は中継ぎに配置転換、後ろにはウルフが回るようです。なんとかはやめに立ち直ってほしいですね。

 いっぽう、監督の継投にも疑問が。前回絶好調だったマサルをはやめに代えて試合を落としたばかりなのに、今日もまた、わずか6回で交代させ、後続の建山があっさり被弾して、最終回のサヨナラの伏線を作ってしまいました。今回は球数が100近く行っていたので代え時と思ったのかもしれませんが、失敗であることに変わりはない。

 打線のツメの甘さと長打力不足も深刻ですが、その救世主となるべき中田が、相手が右投手だと出番すら与えられないのも問題。起用法を見ていると、なんとかしてこの選手を育てようとする意志がまるで感じられません。陽にしても村田にしても、若い選手は我慢して使うことでカラを破って成長するはずなのに、その機会すら与えようとしない。梨田さんの采配はあまりにもかたくなで、柔軟性に欠けるように思います。守備固めのくせにすでに2エラーもしている飯山はしつこく使い続けるくせに、若手はちょっと使って結果が出ないとすぐ干す。これでは萎縮して力も発揮できないでしょう。

 いずれにしろチームは大きな過渡期に来ているように思えます。梨田さんはせっかく2年契約なんだから、少なくとも今シーズンは結果を気にせず、未来のチームのために何をすべきなのか考えてほしい。紺田や坪井を起用するのもけっこうですが、2年後3年後を見据えたとき、いまなすべきことはなんなのか。考えるべきだと思います。
 
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2010年03月21日

開幕2連敗

ソフトバンク 2-1 日本ハム

 結果的に武田久が打たれて負けたわけですが、これは仕方ありません。今日の焦点はもちろん、7回の武田勝の交代です。それまでわずか被安打1と文句のつけようもない好投だったマサルを、2死走者なしという場面でなぜ代えたのか。監督としては、前の回あたりからタマが少し浮き出していたこと、オープン戦で長いイニングを投げられず、スタミナに不安があったことなどが念頭にあったのかもしれません。しかしあの場面の交代はどうでしょうか。打者オーティズは前日からまったくタイミングが合っておらず、精彩を欠いており、この日も打てそうな気配はほとんどありませんでした。次の小久保は絶好調なので、万が一オーティズに長打を許して得点圏にランナーが進んでいたらそこで交代、というならまだわかりますが、やはり同点になるまでマサルでいく、というのが正解ではないでしょうか。

 つまりこれは監督がマサルをまったく信用していなかったということです。確かに私も、今年のマサルは危うい、と以前のエントリーで書きました。ですが今日は、10勝をあげた去年もなかったような素晴らしい好投。開幕にきっちり合わせてきたプロ意識はさすがですし、6回2/3でわずか74球と球数も少なかった。ここで簡単に代えてしまうようなら、なんのためにマサルを開幕第2戦に抜擢したのか。1年間を託すべき主力投手なのに。

 案の定、後続の江尻の乱調で、あっさり同点にされてしまい、流れはソフトバンクに行ってしまいました。江尻のふがいなさはもちろん責められるべきですが、あれだけ完璧な投球のあとではさぞかしやりにくくかったと思いますし、なによりオーティズや小久保は代わってくれて助かったと思ったはずです。そして8,9回の絶好機を打線が決められなかった時点で、残念ながら試合の趨勢は予想できました。

 これを書いている時点で監督談話は出ていませんが、昨日が選手のミスなら、今日は監督の采配ミスで負けた試合です。1年間やっていればいろんなことがあるし、去年の開幕3連敗を考えればなんてことない、と強がることもできますが、こと継投という点では今年も梨田さんはあまり進化がないなあ、というのが実感です。

 そして主力打者が二岡と小谷野(と、かろうじて金子)以外はことごとく精彩を欠いているのも気になるところ。もちろん打線のてこ入れ云々という段階ではないですが、なんとか早い段階でトンネルを抜けてほしいですね。
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2010年03月20日

またもダルで勝てず

ソフトバンク 5-3 日本ハム

 いよいよ開幕! しかし去年に続きまたもダルで開幕戦を落としました。確かにエースの調子は良くなかったですが、エラー2つ、暴投、バント失敗が2回、牽制死、悪送球……とミスのオンパレードでは勝てるはずもありません。9回のダメ押し点も、記録に出ない糸井の拙守が原因です。11安打も打って3点しかとれない決め手のなさ、拙攻ぶりも、予想されていたこととはいえ、情けない。

 しかしそれでも救いがあったのは、中田のプロ初タイムリーが出たからです。どん詰まりのポテンヒットでしたが、杉内から、それもチャンスの大事な場面で打てたのは自信になったでしょう。1,2塁だったのがバッテリーミスで2,3塁になって、併殺の可能性がなくなって思い切りいけたのも幸いしました。やはり何か持ってますね。その前の四球も非常にいい形で、大エース杉内が逃げ腰にさえ見えました。それだけにヒット直後に即座に代走を送られたのは残念。監督はあそこが勝負所と踏んだんでしょうが、まだ1点ビハインドで、もう一回は打席が回ってくるだけに、ちょっと交代が早すぎたんじゃないでしょうか。結果を残して気分を良くしての次の打席。期待できたと思うんですが。

 ともあれ相手ソフトバンクは足を積極的に使う、去年までとはひと味違う攻めが要警戒です。小久保も怖いですが、川崎が元気なのがいやな感じ。まだ1/144とはいえ、やはり今年は混戦模様ですね。
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2010年03月07日

中田について

 昨日今日とヤクルト戦を見ましたが、今年はまたデイフェンスにおんぶにだっこの戦いになりそうな気がします。オープン戦なので勝つためのサインプレーをほとんどやっていないこともありますが、繋がらないことおびただしい。スレッジがいないことも、最初からわかっていたこととはいえ、打線の迫力不足に拍車をかけています。

 期待の中田は、一応オープン戦打率4割前後をキープしてますが、打点もホームランもなく、二線級の投手から帳尻合わせ的に打っているだけで、いまいち煮え切らない。今日なんて由規の前に手も足も出ず2三振。由規も中田には絶対打たれたくないという敵愾心がムキダシで、ほかの打者の5割り増しぐらいの強いタマを放ってました。残念ながら現時点ではずいぶん差があるとしか言えません。たぶん一発でもホームランが出ればがらりと変わるのではないかと思いますが、現状ではとてもスレッジの穴を埋めたとは言えないですね。

 ダルに言われ、監督に言われ、コーチにも言われ、いろんな人からいろんなことを言われて、混乱してるんじゃないでしょうか。打席の様子を見ても、どうも落ち着きがなく気弱げで、迷いが感じられてなりません。球団も監督も今年はよほどのことがない限り中田を一軍で育てる気だと思いますが、もう少しプレッシャーのかからない形でやらせてあげたいものです。
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2010年03月02日

いよいよ3月

 いよいよ開幕まで3週間を切りました。キャンプも終わり、オープン戦に突入です。あしたからは札幌ドームで2連戦。ワクワクしますね。

 さて現在のチーム状況はというと、森本は相変わらず腰痛でまともな練習もできていない様子。ここから巻き返しても、開幕一軍は厳しいでしょう。菊池は骨折明けで2軍で調整中。糸数もヒジの調子が思わしくないらしい。大塚はピッチングを再開したのかな? 多田野、吉川もファームに行ったみたいですが、これは故障ではなく現在の調子を見てのものでしょうか。先発調整の機会を与えるためか。

 いっぽう、左翼手争いはいっそう激しくなっています。守備は村田>陽>中田、走塁も村田>陽>中田、打撃は公平にみて横一線。やはり期待が大きいのは中田ですが、守備走塁の弱さを補うには打ちまくるしかない。オープン戦2試合ではよく打っていますが、単打が多く彼の最大の売りであるはずの長打という点では物足りない。構えを小さくして確実性を求めているのは、なんとか結果を出したいという気持ちのあらわれでしょうが、それでバッティングまで小さくなってしまっては意味がない。そこらへんを首脳陣がどう判断するかですが、単に現時点での実力だけ見れば、レフトスタメンは厳しいというのが私の見立てです。

 開幕戦の相手先発はよほどのことがない限り左の杉内でしょうから、村田ではなく陽が開幕スタメンと見るのが妥当でしょうか。しかし首脳陣は、ダルビッシュが投げる試合は守備重視でいく方針を固めたようです。陽は先日のオープン戦でもまずい守備をやらかしたように、全幅の信頼を置くにはまだ不安があります。なので、あえて右左を無視して村田スタメンという可能性も、なくはない。その後は右・左での使い分けで村田と陽が交互出場(去年序盤の糸井と森本みたいな感じ)という感じでしょうか。また陽は身体能力に頼るタイプのように見えるので、細かいプレーができるかどうか。現在チームは2番打者をどうするか試行錯誤してますが、サインプレーなど細かい野球が求められる2番は、村田のほうが適任でしょう。選択肢は多くあります。梨田監督が悩んでしまうような激しい高レベルの争いを期待しましょう。

 しかし中田には、ほかの選手にはない華がある。打席に立ったときの期待感やワクワク感、そして選手として完成したときのスケールも桁外れのはず。多少の欠点や不安はあっても、やはり使ってみたい選手であることには違いないですね。過去2年間、中田の一軍出場が少なかったのは、今年新人王を狙わせるという球団の意図もあったはずです。なので高卒3年目でもDH出場があるかもしれません(一塁手としての出場はないと梨田監督は断言していた)。

 先日のエントリーで内野の層が薄いと指摘しましたが、新人・加藤政が健闘、それに刺激されるように高口が攻守走に見違えるように成長し、飯山までもが打撃好調。ケガがちな金子や二岡にフル出場は望めない今、彼らが金子と遜色ないレベルまで進化してくれたら、これは非常に心強い。賢介や小谷野らのバックアップとしても、今後彼らがいかに成長してくれるかが重要になってきます。いっそうの精進を期待しましょう。

 捕手争いはツル、大野、今成がしのぎを削っている状況。経験がものをいうポジションなので、シーズンに入ればツルが使われる機会が多くなるはずです。とはいえ梨田は自分の手で大野を育てたいでしょうから、ツルには正念場です。個人的には今成にもっとチャンスを与えてやってほしい。

 ほかのレギュラー選手はおおむね順調のようですが、実質2年目の糸井が、今年はかなり厳しい攻めにあいそう。すでにオープン戦でも兆候が出てますが、徹底的に内角をつかれ、最後は外角に変化球を落とされ手が出ず見逃し三振、という場面が増えそう。台頭してきた選手が誰もが通る道ですが、なんとか乗り越えてほしいもの。

 一方の先発投手ですが、武田勝に若干の不安があります。年々防御率が低下しているのは打者に慣れられた証拠で、タマに力があるわけではなく打者との駆け引きでかわすタイプとしては、かなり危うい。彼の先発が機能しなくなる可能性もあり、糸数が前述のような状態で、そうすると外人ふたりが大きな役割を果たすことになりそう。もちろん吉川あたりがローテに定着してくれたらこれほどありがたいことはないですが、高卒2年目の土屋の評判がうなぎ登りで、こっちにも注目です。涌井や成瀬がそうであるように、横浜高出の投手はプロに入って大きく伸びるので、期待は大きいですね。

 リリーフ陣は菊池が出遅れてはいるものの、特に心配はないと考えます。欲を言えば20代前半の若い投手が出てきてほしいのは先発と同じ。

 さて、これからオープン戦が本格化して、戦力の見極めがなされていくわけですが、開幕まで間がないぶん実戦が少ない。実績のない選手はチャンスに一発回答するぐらいの覚悟で行ってもらいたいものです。いずれにしろ楽しみですね!
posted by Fighters503 at 17:34| Comment(1) | TrackBack(0) | Fighters その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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