2009年09月25日

マジック8

日本ハム 0-0 ソフトバンク

 息詰まる投手戦……というよりは、双方チャンスをつぶしまくる貧打戦で、解説の鈴木啓示が呆れたのも無理はありません。うちはもちろんですが、むこうもチーム状態はよくないですね。しかし連敗が止まったわけでもないのに、これでマジックが2つも減ったのはラッキーです。例によって監督が浮き足だって、後先考えず8回だけで4人もの勝ちパターンの中継ぎを注ぎ込み、坂元、久、そして金森で4イニングものサヨナラの恐怖と戦わなきゃならなくなったときはまったくもって寿命が縮まりましたが、坂元と金森が本当に本当によく踏ん張りました(久は、これぐらい当然、と言っておきましょう)。もちろん先発した藤井も、気合い十分の投球で本当によく投げた(前エントリーの「賞味期限切れ」という罵詈雑言は、ひとまず陳謝して撤回しておきます)。これで負けていたら、中継ぎを総動員していただけに、めちゃくちゃダメージが残ったはず。これだけ悪いチーム状態ですから、「勝ちに等しい引き分け」という言い方をしてもいいでしょうか。

 故障で早々に引っ込んでしまった二岡の代わりが稲田で、結局一軍昇格の中田は出番なし。一点を争う接戦で、守備を考えれば三塁を守らせるわけにはいかず、代打でも使える場面はなかったので仕方ないですが、なにせどん底状態の打線です。あしたは左の杉内ということで、いいところで起用してほしいものです。小谷野と二岡のケガの具合も気になりますが、ここまできたら気合いで乗り切るしかないでしょう。
posted by Fighters503 at 23:20| Comment(1) | TrackBack(2) | Fighters試合 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

正念場

 4連敗中。絶対エースが故障離脱。先発陣が総崩れ。中継ぎは1年間の勤続疲労で不安定。そして打線は絶不調。

 はっきり言ってチーム状態は今がどん底です(これよりさらに底があったら大変)。インフルエンザ渦を脱したときは、あとは上向くしかないと思ってましたが、まさかその先にさらに地獄が待っていようとは。今季最大の正念場と言っていいでしょう。

 残り13試合でマジック10。2位とは3.5差ですが、数字ほどの差はないと考えたほうがいい。今の野球ではこれぐらいの差はアッという間だし、現に今日からは2位ソフトバンクと敵地での直接対決3連戦。むこうもいまいち調子に乗りきれないとはいえ、3連勝すれば一気に0.5差ですから、死にものぐるいで向かってくるはず。逆にいえば、うちとしては3連敗さえしなければいいわけですが、ダルがいない今、そういう計算はまったく立たない。
 
 ソフトバンク以上に不気味なのが楽天ですが、こっちは直接対決が1試合しか残っていない。やはり4試合残っているソフトバンク戦の負けをいかに少なくするか、もうモチベーションを喪失気味のはずのオリックス(残り4試合)でどれだけ勝てるか、がポイントでしょう。できれば西武との3連戦(10/5〜)までに、相手がモチベーションをなくしている状態だと助かるんですが……。

 いずれにしろ、最悪のケースも十分考えられます。打線に頼ったチームはもろい、という意味のことを今シーズン当初に何度も書きましたが、今のチーム状況はまさにそう。打線が絶好調でカヴァーしてくれる間に、吉川や糸数、須永など若手先発を一本立ちさせていれば、もっとラクな戦いになったかもしれませんが、現実にはいつまでも安定しない賞味期限切れのスウィーニーや藤井に固執し、5回まで持たせてあとは中継ぎ総動員で逃げる、という余裕のないカツカツの戦いばかりやってたせいで、中継ぎまで疲労してしまい、今のテイタラクです。はたして梨田さんはそこをどう考えてるのか。どう考えても契約延長2年の発表は早すぎだったとしか言いようがないですが、いまさら引っ込めるわけにもいかないでしょうしねえ。

 どうやら打線のてこ入れに中田が昇格するようですが、この悪い流れを変えるような働きができるか。いやそれ以前に、そんな流れを変えられるような、いい使われ方をしてもらえるのか。

 これからがファンの応援のしどころです。がんばりましょう。
posted by Fighters503 at 10:42| Comment(1) | TrackBack(1) | Fighters その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月17日

少しずつ前進

日本ハム 5X-4 楽天

 前のエントリーで、この3連戦を勝ち越せば波に乗れるかも、と書きましたが、初戦で岩隈を打ち崩したのが大きく、今日はジリジリするような接戦を制して、これで3カードぶりの勝ち越し。ずっとおつきあいしていたソフトバンクが負けてくれて、3.5差となって一息つけました。

 とはいえ、昨日といい今日といい、試合運びは決して褒められたものではありませんでした。とりわけ今日の藤井。解説の岩本が声を荒げるほどテンポが悪い。慎重になりすぎてコーナーをつきまくり、それがことごとく決まらず球数がどんどん増えていく。テンポの悪さが野手にも伝染し、二遊間でありえないミスも連発。3回2/3で93球では、わりと先発を引っ張りたがる梨田さんも、早々に諦めるしかない。一時は比較的安定していた藤井も、なんだか元に戻ってしまったよう。個人的には藤井とスウィーニーはとっとと鎌ヶ谷にお帰りいただき、糸数とか吉川のような若手を組み入れてローテを再編してほしいところですが、シーズン終盤にそういうリスクを伴う決断ができるかどうか。そしてまたまた試合を壊しかけた建山は、もう接戦では使いづらい投手です。久もギリギリの剣が峰で踏ん張っている状態。彼らを外すことはもちろんありえないですが、できるだけ彼らに頼らない試合展開に持ち込みたい。

 ダルの復帰で、ようやくチームの態勢が整ってきたことは確かです。小谷野、糸井に加え、金子も復調気配。森本がこれだけ好調なのは一昨年以来? しかし投手陣に疲れが見える今、まだまだ残塁が多く拙攻気味の打線のよりいっそうの奮起が望まれまるところです。
posted by Fighters503 at 23:07| Comment(0) | TrackBack(1) | Fighters試合 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月13日

さすがエースです

日本ハム 3X-1 ロッテ

 ダルがヒーローインタビューで、「去年のクライマックス・シリーズで、最後に稲葉さんの三振で(負けて)終わったときの悔しさを、みんな忘れてないと思う」と言い出したのを聞いて、一瞬鳥肌がたって、そしてジンときてしまいました。すごいですね。もちろんプレーもすごいですが、ああいう場でああいうことをサラリと言えるカリスマ性がすごい。あれで奮い立たない選手はいないし、ファンもいない。いつかダル自身も言ってましたが、みんなに勇気と自信を与える一勝であり、そして一言だったと思います。

 ようやく連敗をとめたとはいえ、次は絶好調の楽天戦。初戦は岩隈の先発のようで、苦戦は必至でしょう。逆に言えば、この3連戦を勝ち越せば、波に乗れるんじゃないでしょうか。小谷野と糸井に復調の兆しが見えたのは明るい傾向。なんとかこのまま行ってほしいものです。
posted by Fighters503 at 18:25| Comment(1) | TrackBack(1) | Fighters試合 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月10日

今季最悪の試合

 西武 5X-4 日本ハム

 インフルエンザ渦からなんとか抜けだたものの、いまひとつ波に乗りきれないうちにソフトバンクがすさまじい勢いで勝ち星をかさね、3連敗、2.5差まで追い詰められて迎えたこの日の試合。今季初先発の吉川が頑張ったものの、救援陣が打たれて負け。先日のサヨナラ負けに続き。建山がまたも踏ん張れませんでした。だがはっきり言ってしまえば、これは使ったほうが悪い。ここのところ建山は肝心要の場面で失点を許すケースが多く、とてもセットアッパーを任せられない状態でした。

 しかも使い方も悪い。ここのところチャンスでまったく繋がらず、先発の足を引っ張りまくっていた打撃陣が奮起して同点、逆転したまではいいが、その直後なぜか吉川が交代。それまで吉川はおかわりの一発に抑える素晴らしい好投。さしもの西武打線も打ちあぐんでいる状態で、交代してくれて助かったと思ったんじゃないでしょうか。つまり梨田さんは吉川を信用していなかったということ。今季初先発だから仕方ないとも言えますが、梨田さんが信用していなかったのは吉川だけではなかったのが、直後に判明します。

 まず7回裏、菊地が先頭を打ち取り、2人目にヒットを打たれた時点でいきなり宮西に交代。2点差あるのに余裕がなさすぎです。しかも宮西が先頭に四球を出し、次の佐藤に0−2となったところで慌てて吉井コーチがマウンドへ。宮西の気持ちを落ち着かせるつもりで行ったんでしょうが、梨田さんは我慢しきれなかったようで、いきなり建山をリリーフに。もうこのへんのドタバタぶりは失笑ものでした。去年の西武打線のイメージがあるのか、3連敗だけはできないと思ったのか、怖くて怖くてびびりまくって地に足がついてないのがミエミエです。今年1年のマウンドを任せてきた中継ぎ陣が、そこまで信用できないのか。いや、もう怖くて怖くて、宮西以外の投手なら誰でもいい、ぐらいのパニック状態だったんでしょう。一死一二塁でカウント0−2であとを託されてしまった建山は、さぞややりづらかったと思います。ただでさえプレッシャーのかかる場面なのに、前の投手があんな形で代えられてしまった。絶対失敗できないとガチガチになってしまったのではないか。案の定、佐藤には結局ヒットを許し、次の打者にあっさり犠牲フライを打ち上げられ、1点差に。その後なんとか抑えたものの、次の回が上位打線であることを考えれば、回またぎは危険だというのは、シロウトでもわかる。

 ふつうならここで交代ですが、7回だけで3人もの勝ちパターン投手を注ぎ込んでしまったため、投手がいない。いや、金森も谷元もいますが、宮西や菊地でさえ信用してない監督が、そんな若手に託せるはずがない。なので仕方なく建山続投となりますが、ただでさえ調子の悪いうえに前の回でアドレナリンを放出してしまった建山に余力はなく、中島以下の中軸にあっさり三連打を打たれ、逆転を許します(外野のまずいプレーもありましたが)。その後、ようやく谷元が出てきて、四球を許したものの後続を断ちますが、時すでに遅し。試合の流れは完全に西武にいっていて、今の打線にそれを跳ね返すチカラはありませんでした。

 何度も言いますが、もちろん打たれたのは建山の責任です。ベテランらしからぬふがいない投球。だがその足を引っ張ったのは、間違いなく梨田継投です。梨田さんのビビリが選手に伝染してしまったのです。そうなってしまえば、去年までの力関係に逆戻り。ヘビににらまれたカエルのごとく、西武打線のエジキになってしまう。今の建山を万全のセットアッパーと見誤る見る目のなさも露呈してしまいました。

 結局人間の器とか能力は、調子のいいときではなく窮地にたったときに真価を問われるということでしょう。もともと細かい継投や戦術は苦手で、攻めにまわったときはよくても、競り合いになったり受け身になったときに、とことん弱いのが梨田采配でしたが、こういう大事な時に出てしまいましたね。チームが好調だった時期は大きな問題も出づらく、だいぶ采配もマシになってきたなと思ってましたが、やはり三つ子の魂百までということです。

 梨田さんの来季続投、しかも2年契約が決まってから、いきなりチームが失速してるのはただの偶然なんでしょうか。いや、もちろん偶然なんでしょうが、この日のドタバタぶりを見ていると、今季はもちろん、来季以降のチームに、とんでもなく大きな不安が押し寄せてきたのは私だけでしょうか。

 なんとかソフトバンクがおつきあいしてくれたおかげで2.5差のまま、マジック消滅を免れましたが、次はソフトバンクに連勝して波にのるロッテ。ここがふんばりどころ……とは前にも書きましたが、なんだかいやな予感がします。3戦目にはダルが復帰するらしいですが、ヘンなプレッシャーを与えないよう、せめてそれまでに連敗は止めてほしいものです。

 稲葉に当たりが戻り、吉川が十分使える見通しがたったのは収穫。2犠飛をきっちり打ち上げたスレッジも好調を持続しています。しかし糸井と金子の状態は最悪です。どこかできっかけが欲しいところですが……
posted by Fighters503 at 22:25| Comment(1) | TrackBack(1) | Fighters試合 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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