2008年09月30日

坪井! 坪井! 坪井!

日本ハム 2X-1 ロッテ

 坪井の打球が一二塁間を抜けていった瞬間には肌が粟だった。泣けた。テレビからでもはっきりわかった、もしかしたら今季最大だったかもしれない、球場をあげての大声援に見事に応えた。まさに男の意地だ。ファームでも調子があがらず苦しんだ男が、最後の最後に仕事をしてくれた。試合が終わったあとの笑顔も最高だった。ツルがバント失敗してなけりゃ、決勝タイムリーで坪井がお立ち台だったのに(笑)。球団がどう判断するかわからないけど、私は来期も坪井のプレーを見たい。守備固めみたいな選手ばかりで代打の層が薄いウチには絶対必要な選手だと思う。

 それから賢介。三ヶ月ぶりのホームランらしいけど、私は一昨年のペナント最終戦、ホークスの和田から打ったホームランを思い出した。賢介はときどきこういう重要局面で思わぬ大仕事をやってのける。来季はもっともっと大きくなってほしい。

 ダルもよく投げた。絶対勝ってもらわなきゃ困る試合で必ず勝つ。まさにエース、大エースだ。最後の渾身のガッツポースに、この男の意気地と熱さを感じたよ。

 糸井もよくやった。ホームインしたあとの満面の笑み、ダルとの抱擁も感動的だった。守備も走塁も、試合に出るたびよくなっている。打撃は持ってるポテンシャルに比べまだ物足りないけど、来季は同じ年の賢介とともに、チームを引っ張るような存在になってほしい。

 さて、泣いても笑ってもあと一試合。精一杯応援しましょう。それしか私たちにやれることはないんだから。
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2008年09月29日

この監督では勝てない

ハム自力CS消滅…残り2戦勝利のみ

「1点(先に)取れたので逃げ切ろうと思った」。明暗を分けた、その8回。7回まで8安打、無失点と粘投の藤井から建山へ交代。その建山を1死一、二塁の場面で、今季対戦2打数1安打の代打福浦でも続投を決断した。3番手で起用した武田勝を「左対左」で投入するのも選択肢の1つだが、今季は一貫してきた信念を通した。奮闘してきたベテランを尊重し、信じた。

 梨田監督 それをしたら、うちのチームは終わってしまう。みんながやる気をなくすんじゃないか。

 結果的に、同点打を浴び、逆転負けの伏線になったが、悔いなしの采配。建山も「結果的にチームに申し訳ないことをした」と反省も忘れなかったが、逆に奮い立っていた。「あれは信じて、任せてもらったということ。それに応えたかった」。完敗での4位転落で、CSへの2位通過は極めて厳しい状況に陥った。現実を直視すればダメージが大きい1日。ただ残り2試合、一致団結でドラマを起こす−。がけっぷちに立っても、選手起用にそんな「隠し味」だけは利かせ、潔く敗れた。


 つまり梨田さんは、目先の勝利より、選手との信頼関係を築き、チームが一丸になることのほうが大事だと言いたいのかな。いやあ立派。実にご立派なお考えだ。 

 でもね、これがまだシーズンの序盤や半ばなら、わかりますよ。長いシーズン、結果を出せなかった選手も、いつかいい仕事をしてくれるかもしれない。でもシーズンはあと2試合しかないんですよ。しかもこの日の負けで、自力ではBクラスを脱出できなくなったんですよ。

  梨田さん、あなたは高校野球の監督ですか?
選手との信頼関係を得るのも大事でしょう。高校生なら、試合に勝つことよりも大切なこともあるかもしれない。高校野球の目的は「教育」ですからね。だけどプロの目的は「勝ってファンを喜ばせること」以外にありえない。あなたたちはプロなんだから、結果を出せなきゃ意味がないんですよ。「結局負けたけど、選手の信頼は得られた」と梨田さんは「悔いなし」かもしれないし、建山(や武田久)は「監督は僕を信頼して任せてくれた」と、その場は良い気分かもしれない。でも、そのつど惨めな思いをさせられるファンはたまったものじゃない。結果の伴わない信頼関係は、ただのなれ合い、甘えあい、仲良しクラブに過ぎないんですよ。あそこで建山を交代させて「やる気をなくし」バラバラになってしまうような選手、チームがもしあるとしたら、そんな選手はプロをやめてアマに戻ればいいし、そんなチームは即刻解散したほうがいいと思います。誰かの言葉でありましたね。「アマは和で勝つが、プロは勝って和ができる」。第一、本当に信頼してるなら、あの回最後まで建山に投げさせりゃいいじゃん。中途半端に引っ張って打たれて、厳しい場面でマサルを出してまた打たれて、結果的にふたりとも傷つけている。監督の信頼を得て、意気に感じるだけで、全員が素晴らしいプレーをしてくれるなら、そりゃ言うことはない。でも現実は、2連覇のチームがBクラス転落の危機ですよ。

 これではっきりしましたね。梨田監督では勝てない。たまたま勝てたとしても、それは偶然。少なくとも「勝つために最善を尽くす」という監督ではない。もちろん、そういうチームカラーがいいという人もいると思います。勝ちにこだわりすぎてチーム内がギスギスするよりも、和気あいあいとして仲良くやってくれたほうがいいと。チーム内の雰囲気なんてファンには知りようもありませんが、そういうファンの心情を否定はしません。ですが、私はごめんですね。選手もそれでいいと思ってるんでしょうか? 私にはとてもそうは思えないですね。無能な監督と信頼関係をいくら築いたって、何百年たっても勝てやしない。せいぜいが「傷のなめあい」がいいとこです。

 まあこういうご立派な哲学、人生観をお持ちの監督さんだ。きっと来年はその「信頼関係」とやらで、独走優勝でもしてくれるでしょう。生暖かく見守ることにしますよ。
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2008年09月28日

ここまでか

ロッテ 4X-1 日本ハム

8回の継投、どうにかならなかったのかな。里崎に打たれた時点で武田勝に代えていたらどうなっていたか。あるいは回の頭からだったら。もちろん今日のマサルの出来なら結果は同じだったかもしれないが、満塁と一二塁じゃ、投げる側のプレッシャーがちがうはず。どうも今季は継投が最後までチグハグだったな。しかしそもそも2安打で勝とうなんて甘すぎるわけで、やはり敗因は打てないことに尽きる。

 さて、今日の負けでオリックスとは1.5に差が開き、2位はほぼ絶望的。残り2試合勝っても、4試合残っているロッテが3勝1敗ならロッテが上になる。つまり自力でのCS進出がなくなったということだ。もちろん数字上の可能性はまだ残っているが、情勢は限りなく厳しい。ということは、今年のファイターズの試合を見ることができるのも、あと2試合かもしれない、ということ。選手には悔いのないように戦ってほしいし、われわれも精一杯応援することにしよう。

 それにしても優勝もできず、といって若手の育成も進まず、打線の強化もできず、売り物だったはずの「小技を駆使して守り勝つ野球」もさび付いてしまい(今日の陽のバント失敗や金子のエラー、マサルのボーンヘッドが象徴的)、おまけにこの3年間がんばってきた中継ぎ陣も疲弊しまくって出がらしになって、なーんにも得るものがない1年だった。シーズンが終われば、一部の成績のよかった選手は少し年俸が増えるだろうけど、それだけだ。むなしいなあ。どうせ梨田さんは今シーズンの結果はどうあれ留任だろうけど、進退伺いぐらいは出してほしいな。たとえ慰留されるにしても。同情すべき点はいくつもあるけど、それが最高指揮官の責任ってものだから。あと、フロントは今オフはちゃんと補強をやってな。先発、中継ぎ、打線...すべてが補強ポイントなんだから。もちろんコーチ陣の入れ替えも。
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2008年09月27日

5連勝

日本ハム 5X-4 西武

 二日酔い(?)の西武相手に大苦戦。どうぞ勝ってくださいとお膳立てされてもなかなかモノにできない。せっかく岸に負けをつけるチャンスだったのに...エラーと押し出し2つで決勝点とは情けない。まあ今の時期、勝てればいいのかもしれないが、この2日の西武は当然本来の姿ではないわけで、本番でこんなモタモタしていてはダメ。さらに無駄のない戦いをしなければならない。建山は相当に疲れてるみたいだが、ここまできたら気力で乗り切ってほしい。信士はリードに気を遣いすぎてるのかちょっと下降気味だが、ボッツがここのところきっちり仕事してるのが心強い。信二の負担を軽くするため7番ぐらいに下げ、スレッジ小谷野ボッツで456番でいいかも。あとは打球が上にあがってくれれば。

 さて、あしたからはいよいよ今季最後の、そして最大の山場。絶対に2連勝したい。全力で応援しましょう。
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2008年09月26日

西武さん優勝おめでとう

日本ハム 2X-0 西武

 負けて胴上げを見るのだけはいやだったから、まあ最後に意地は見せられたかな。2回に連続四球で無死一二塁になったときはいやーな汗が流れたけど、その後の相手の攻撃がいかにも淡泊。1回にたった4球で3者凡退だったことが象徴的だが、やはり相手もプレッシャーで余計な力が入っていたということか。スウィーニーは序盤制球が定まらなかったが、西武の早打ちにも助けられた。ここにきてこのピッチングは自信になったろう。9回の継投のタイミングもばっちり。なぜマイケルではなかったのか、監督談話を待つしかないが、建山の安定感は素晴らしい。

 ところが相手に負けず劣らずこちらも打つほうが淡泊で、今日の帆足なら序盤でKOしてほしかった。ボッツが打ったのは嬉しいが、信二が大ブレーキ。森本も相変わらず調子があがってこない。高口も精彩なく、そろそろ相手が左でも糸井を使ってほしい。

<今日の糸井>
 相手が右に代わった7回に代打で登場、追い込まれてからファールで粘り、結局四球をもぎとったのは高く評価できる。その後金子の2球目ですかさず盗塁、ラクラクセーフだった。こういうプレーができれば、首脳陣にも好印象だろう。


 さてこれで2位オリックスには1.5ゲーム差となり、4位ロッテには0.5差をつけた。あした西武選手は優勝祝賀会の二日酔いでヘロヘロになってるはずだがら、勝って勢いをつけてロッテを迎え撃ちたい。そろそろ岸に負けをつけたいしね!頼むぞグリン!

(追記)
 上田佳範が引退。またひとり東京ファイターズの選手が去っていく。最後までファイターズにいて欲しかったが、これも運命だ。中日でコーチになるのかな。いつかはうちに戻ってきてほしい。長い間お疲れさまでした。 
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2008年09月23日

王監督辞任

日本ハム 10-5 オリックス
日本ハム 9-0 ソフトバンク
日本ハム 5-2 ソフトバンク

 ここにきての打線爆発で3連勝。この調子がホンモノなのかどうかは、西武ロッテ相手の4連戦ではっきりするわけだが、せめて一週間はやくこの波がきていれば、2位も狙えたはず。こうなってくるとオリンピック期間中の連敗が痛いが、ずるずるいきそうなところをよく踏ん張ったというべきか。なんとかCSに出られるといいが、ロッテも死にものぐるいだ。そう簡単にはいかないはず。西武になんとかはやめに優勝を決めてもらい、残り試合メンバーを落としてくれると助かるが、そううまくいくかどうか(これを書いている現在、まだ西武楽天戦の決着はついてない)。

 多田野はこれで以後の試合に先発はないだろうし、CSでも中継ぎ待機だろう。マサルは好投したが、王監督辞任で覇気のないソフトバンク相手だから、あまり参考にはなりそうもない。いずれにしろ絶対的にこれという二番手はいないから、相性やそのときの調子を見て決めるしかないだろう。

 さて、王監督の辞任である。この文章を書いている現在では辞めるという報しか聞いていないが、13年間の長きに渡っての激務。まずはお疲れさまでした。大病を煩っても衰えなかった現場への執念はさすがだったが、やはり病後の様子は痛々しかった。ソフトバンクはまだ辞めさせたくないみたいだが、さすがにこれ以上は無理だろう。

 私のプロ野球ファン歴は南海ホークスから始まったので、ホークス応援歴はファイターズよりはるかに長い。当然王監督時代になってからも応援していた。ファン時代は、宿敵讀賣の4番打者が監督になることに強い抵抗感があったし、監督になってからも、その迷采配ぶりにかなりいらいらさせられた。今でも名監督とはまったく思わないけれど、パ・リーグがこれだけ注目されるようになったのはイチローや松坂、あるいは新庄といった存在はあったにせよ、やはり王監督の功績がとんでもなく大きかったことは認めざるをえない。ホークスファン時代は大嫌いだったけど、いざ敵将としてみれば、そんなに悪い印象はなく、むしろその正直さ、純粋さ、まっすぐな情熱に惹かれる部分もあった。

 このあとWBCの監督を引き受けるつもりなのかどうかはわからないけど、もうこれ以上病み上がりのカラダに負担をかけるようなことはしないほうがいい。ゆっくりしてもらっていいでしょう。むしろこれからはコミッショナーとか、球界全体を見るような立場に就いてもらったほうがいい。

 王さんがやめて、1番寂しいのは野村さんだろう。球界最年長監督の2チームが最下位を争い、パ・リーグの独走優勝目前の監督は42歳の球界最年少。時代の変わり目ということか。ノムさんも来年には辞める。老兵は消え去り、プロ野球の新しい時代が始まるのだ。それが明るい未来なのかどうかは、誰にもわからない。

(追記)
西武楽天戦、すごい試合だった。最後のフェルナンデスの逆転満塁弾は目の前で胴上げを見たくない楽天の意地というより、オレたちの時代を終わらせたくない、世代交代なんてさせない、オマエら若造にはまだ負けたくないと、時の流れに必死で抗うノムさんの意地と執念に思えた。
posted by Fighters503 at 17:38| Comment(1) | TrackBack(6) | Fighters試合 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月20日

これは悪夢か

オリックス 6X-1 日本ハム

 たぶん今日は投手戦、勝負は後半と思い、食事に出かけて戻ってきたら0-6。なんか悪い夢でも見ているのか。その後のグリンのピッチングを見ていたら、ますます目の前で起きている現実が信じられない……

 どうやらグリンはボーク判定でカッカして崩れたらしい。またですか……正直、こっちもそろそろ忍耐の限度ですわ。

 飯山のいつ以来かわからないタイムリーだけが見せ場の凡戦。ただでさえ楽天3連敗で意気消沈してるところへ、いきなりの6点ビハインドじゃ選手も戦意喪失だろう。そんな腑抜けな試合を見せられる我々もいいツラの皮だが。

 明日は多田野。対オリックス戦防御率6.84、京セラドーム防御率7.15、ここ6試合32イニングで27失点して4敗している投手に多くは望めない。ほかに投げるのがいないのかと思うが、いないんだよなあ。いつのまにこんな弱体投手陣になってしまったんだろう。来季はディフェンスもオフェンスも課題山積み。すべてが補強ポイントだ。

 相手は前回初めてKOしたといえ、今季1勝4敗の金子。前回勝ったときとは、それまでの流れがまるで違う。せめて打線の奮起と意地を期待しましょう。1年間ずっと同じ投手になめられっぱなしじゃ、デフェンディング・チャンピオンの名が泣くぜ。
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2008年09月18日

こりゃダメだ

楽天 5X-2 日本ハム

 なぜあそこで武田久なのか? 梨田の心算としては、なんとかあとひとりを久に抑えてもらって7回を坂元、8回を建山、9回をマイケルで逃げ切るつもりだったんだろう。ところがあっさり久が打たれて逆転されてしまった。タマが一球目から高めに浮きまくり、シロウト目にもダメとわかるデキなのに、そのまま続投させてさらに追加点を許し、致命的な3点ビハインド。そして次の回のアタマからようやく坂元が登板というちぐはぐさ。いま1番頼りになる中継ぎが実質敗戦処理ですか。坂元は7回をなんとか抑え8回も続投したが、やはりこんなシチュエーションでモチベーションが維持できるはずもなく、致命的な追加点を許してしまう。見ていたファンの多くは「久と坂元、出す順番が逆だろう!」と思ったはずだし、私もそう思った。

 なぜあの厳しい場面で武田久なのか? たぶん、というか絶対に梨田や吉井のアタマの中には、「久で大丈夫」という確信も根拠も、久を出す合理的な理由も、何もなかったに違いない。もしあったのなら、なぜそう思ったのか、ちゃんとした理由とともにファンに説明してほしい。結果論でもなんでもなく、今日の試合は梨田継投で負けた。もちろん、あそこで四球を連発した藤井も悪い。交代は仕方なかったかもしれない。だがあそこはここのところ好調の坂元でなんとかしのぎ、もし久をどうしても使いたいなら(藤井が崩れるのが1イニング早かったから、6回を抑えても7回を投げさせる投手がいない。どのみち久はどこかで出さねばならなかったかも、だが)、7回のアタマからの比較的ラクな、打たれてもキズの浅い場面で出し、様子を見てランナーをひとりでも出したら建山に交代、というのが、どう考えても一番理にかなった継投ではないか。もし弥太郎が打たれて負けたなら、仕方ない。ちょっと継投が早すぎだよと軽い文句のひとつぐらい出るかもしれないが、納得はできる。だが今日の負けはまったく納得がいかない。今の久に1点リードの2死満塁なんて場面、あまりにもリスクが高すぎる。これほどこだわって、執拗に大事な場面で投げさせるのは、去年までのいい時期の久を知らないからだろう。知っていたら、今の久がどれほど状態が悪いかわかるから、怖くて使えなくなる。つまり梨田や吉井(や厚沢)は投手の調子も現在の力も見極めることができていないわけだ。

 結局梨田や吉井の投手起用って、抑えてくれるはず、ではなく、なんとか抑えてくれないか、抑えてくれるといいなあ、程度の、言ってみればそこらのファイターズ・ファンのおっちゃんと同程度の「期待感」までもいかない「願望」でしかないんじゃないか。それは攻撃面でもそう。はっきり言うがそんなものは采配でもなんでもない。今年楽天相手にブが悪いのは、そんなボンクラ采配を野村監督に見透かされ、見下されているからだろう。

 梨田の無能さはこの半年間の戦いぶりを見て、よくわかった。特に投手継投や足や小技を使った攻撃や戦術など、繊細さや細やかさが要求される采配に関してはまるでダメだ。吉井も将来的にはいいコーチになれるかもしれないが、今年に限っては、経験不足がもろに響いている。梨田がチームをぶっこわしたとまでは言わないが、監督以下コーチングスタッフの大幅な入れ替えを強く望みたいし、梨田も自分から辞表を出すぐらいしてほしい。どうやら続投は既定路線のようだが、チームの行く先が全然見えない……

 しかし、さすがに2位オリックス相手に3連勝した直後に、最下位相手に3連敗してるようなチームがCS進出がどうの、3連覇がどうのなんておこがましいもいいところだ。可能性の問題を言ってるんじゃないですよ。数字上の可能性は、もちろん残っている。だがチームとしてそれにふさわしい状態と言えるのか。昨日今日と負け方がひどすぎる。前のエントリーにも書いたが、今後の戦い次第ではソフトバンク以外のパリーグ全チームに負け越しの可能性があるのだ。そんなチームがパリーグ代表を争うなんて……もちろん今後も応援は続けるが、CSは出られたら上出来、ぐらいの気持ちで臨みます。それから久は一刻もはやく下にさげて休ませてやってくれ。ファイターズの2連覇に大貢献した恩人が、このまま新参のバカ監督に潰されていくのを見るのは耐えられない。いっそのこと、梨田が解任されるまで休んでいればいいのだ。

(追記)
梨田語録

「武田久の状態もブルペンでは良いという報告もあったし、なにより満塁でコントロール、度胸、経験ともに信頼のおける投手として彼に後を託しました。厳しい場面で打たれはしましたが、彼に対する信頼感は変わりません

 こけの一念、妄執というやつですか……まあ勝手にやってくれって感じだね。ブルペン担当も無能なんだなあ……
posted by Fighters503 at 22:07| Comment(10) | TrackBack(6) | Fighters試合 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

痛すぎる

楽天 15X-7 日本ハム

 これで楽天には今シーズン負け越し決定。すでに西武には負け越しが決定しているし、オリックスには残り2試合中1試合でも負けるか引き分ければ負け越しが決まる。やはり2試合残すロッテにも1敗1分か2敗なら負け越すから、場合によっては、ソフトバンク以外のパリーグ全チーム相手に負け越してシーズンを終える可能性があるわけだ。そして、それでもCS進出の可能性はある。そのぶんセリーグには勝ち越しているわけだし、去年もパ相手にはあまりブは良くなかったことは確かだけど、こんなチームに――たとえ首尾良く3位以内でフィニッシュできても――CSなんか出る資格があるのか?……と思わなくもない。オリックスがおつきあいで負けてくれたので2位抜けの可能性もわずかに残っているが、もしCSに出場できて、そこも奇跡的に勝ち抜いたとしてもだ、パ・リーグの代表ですと胸を張って日本シリーズでセ・リーグ代表と戦えるのか?

 もちろん交流戦の成績がペナントレースにカウントされるのは規則だし、たとえ勝率5割未満だろうが3位以内ならCSに出場できる。そしてCSで勝てば日本シリーズに出て日本一を賭けて戦うことができる。それは決まり事で、みな納得の上戦っている。そんなことはわかってますがね、こんな大詰めのこんな大事な時期になって、(負け越してるとはいえ)最下位チーム相手にこんなふがいない、みじめな試合をしているようなチームがそんな場に立っていいのかって話ですよ。せっかくオリックス相手に3連勝したのに、すべて帳消しどころかマイナスだ。

 せめて残り10試合、昨年の覇者に恥じぬ戦いを期待しよう。ここにきてのスウィーニーや宮西(や多田野)の調子落ちはあまりに痛すぎるが、1年間頑張ってきた彼らを責めることなどできるはずがない。とにかくエラーやつまらないミスで負けるのだけはほんとに勘弁! 
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2008年09月16日

祝・植村プロ初登板

楽天 6X-1 日本ハム

 相手はリーグ最多勝と防御率1位を誇る大エース。負けは覚悟していたが、完敗だった。武田勝はよく投げたと思うが、武田久に代わったあとの2点目が惜しかった。あの珍プレーはサインミスじゃないかという話だけど、ああいう形で追加点(結果的に決勝点)をとられてしまうあたり、流れも向かなかったという感じだ。

 しかしそれ以上に、うちのブルペン陣の脆弱さが改めて露呈してしまったのが残念。1点差に詰め寄り最終回の攻撃に望みを託すためにも絶対に追加点をやれない場面で出てきたのは前日まで防御率5点台後半の菊地。えええええええええとつぶやいたファイターズ・ファンは数多いと思うが、案の定致命的な大量追加点を許し、あっさり試合は壊れてしまった。確か梨田さんは交流戦の優勝がかかった試合にも同じような場面で星野を出して、同様に致命的な追加点をとられ、負けたことがあったけど、またその繰り返し。でも、今回はちょっと事情が違う。

 あの場面で誰を投げさせるか。久のイニングまたぎは危険だし、ビハインドで建山は使いたくない。坂元はロング要員だし、まさかプロ未登板の植村をあそこで使うほどのチャレンジャーでもないだろう。強いてあげれば宮西だが、宮西も最近リリーフ失敗が続いている。右の強打者が多い楽天上位打線相手には右の菊地、と梨田さんが考えたとしても、あながち非難できない。菊地のこれからの成長を考えれば、こういう重要な場面での経験も必要というわけだ。結果は最悪だったが。

 要はブルペンの人材不足。本当は建山あたりがこなしてくれると助かるんだけど、久があんな調子なのでセットアッパー役に回っている。いつかここで、使わない野手を下げてブルペンを増員しろと提言したことがあったけど、本気で考えてみてもいいんじゃないか。

 しかし敗戦の中で唯一の光明は植村のプロ初登板。中島に打たれ6点目を献上してしまったが、なかなかイキの良い投げっぷりで、ストレートもキレがよく、腕もよく振れていた。負けん気が表に出てる感じの面構えもいい。今後は、今日の菊地が投げたタイミングのマウンドを任せられるぐらいになれば。試合後談話では「思ったより緊張しませんでしたが、すっかり力んでしまった」と語ったらしいが、それが緊張してるってことだよ植村君!(笑)

(今日の糸井)
 第2打席でいい当たりのショートライナー。すると8回の第3打席、外よりのフォークが落ちきらず浮いたのを見逃さず左中間に二塁打、金子のヒットで生還して、一時は一点差に詰め寄る今日のチーム唯一の得点を記録。久々にいいバッティングだったが、外野手の返球の間に3塁も狙えたはずで、あそこらへんの判断の甘さがまだまだ。守備では8回の鉄平の右中間に抜けようかという鋭い当たりを、判断よく落下地点にすばやく走り、キャッチ。崩れそうだった植村を助けた。鉄平も「なんであれが抜けないかなー」という表情をしていたぐらい、いいプレー。梨田きまぐれ用兵のせいでなかなかコンスタントに試合に出られないが、こうやってひとつひとつアピールしていくしかない。
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2008年09月15日

すごい試合だった

日本ハム 5X-4 オリックス

 いやーーーーーーーーーしびれた!すごい試合だった! よく勝てた! 8回までと9回はまるで別の試合みたいだった。9回表の暗鬱の底に叩き落とされるような絶望感と、裏の熱狂と歓喜の落差もすごすぎ。札幌ドームのお客さんは心底、野球の怖さとスリルとおもしろさを堪能しただろう。うらやましい限りです。

 でも、当然ながらこの試合は9回裏までいかず、すんなり勝って終わるべきだった。ダルはかなりの緊張感でこの試合に臨んでいたのだろう。序盤から飛ばしまくっていて、球数はそれほどでもなくても、精神的な疲労度は相当に溜まっていたはずだ。8回表も簡単に片付けたが、その表情にはあまり余裕がうかがえず、不安な感じはしていた。といって、9回にマイケルに交代という選択肢はさすがにありえない。祈るような気持ちで見守っていたが……

 なぜこんなことになってしまったかといえば、ひとえに打撃陣のふがいなさ。ソツのない攻撃で序盤で3点とったはいいが、投手がダルビッシュということで3点あれば十分と思ったのか、以後は明らかに気の抜けた早打ちを繰り返し、淡泊な攻撃に終始、追加点をとれなかったため、ダルに過剰な負担がかかってしまったのだ。フラフラだったオルティズを6回まで投げさせてしまい、以降の中継ぎにもふがいないバッティングで打ちあぐむ。いまのウチに、ましてやオリックス相手にセーフティリードなどありえないことぐらい、わかんないんだろうか。確かにおととい昨日と勢いのある勝ち方だったけど、気を抜いてラクに勝てる相手と思ったら大間違いだ。9回表の逆転劇は、まさに選手の気のゆるみが呼んだと言って差し支えないだろう。象徴的なのが9回裏の信二の打席で、第2第3打席と気の抜けた集中力に欠けるバッティングだったせいで緊張感がゆるんでしまったのか(第4打席でヒットは打ったが)、肝心要の絶好機で平常心で臨めず力んでボール球を振り続け三振。あやうくチャンスを逃すところだった。こんな試合で一旦気の抜けたプレイをしたら、なかなか取り戻せるるものではない。その点、9回裏一死1塁できっちりつないでチャンスを広げた稲葉はさすが(もちろんスレッジも)。最初から最後まで緊張感をもってプレイしていたから、しびれる場面でも結果を出せるのだ。また、逆転されても気持ちを切らさず追加点を許さなかったダルもさすがだった。選手はふたりを見習い、肝に銘じていただきたいものだ。

 あ、それから今日は良い采配も出た。9回裏の代走紺田、すかさず盗塁。あの場面でよく決断し走らせたと思う。梨田さん、冴えてたね。

 これで3連勝。昨日今日と勢いのある勝ち方で、2位は完全に射程圏に入った。今日の流れなら絶対勝たなければならなかったし、また勝てたはずの試合を、抑えのエースが打たれて負けたオリックスは、ショックが大きいだろう。この機を逃したくない。あしたは敵地で岩隈と武田勝。厳しい戦いだが、もう一歩も譲るわけにはいかない。
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2008年09月14日

壮絶な試合だった

日本ハム 9X-6 オリックス

 3回表で0-4。しかも相手は今季4戦して全敗の金子が自信満々に投げている。回が浅いとはいえ、誰もが負けを覚悟したと思うが、今日のファイターズは違った。おととし去年と優勝したときのような神がかった爆発力であっという間に逆転。西武やオリックスでは別に珍しくもない1試合3HRも、うちではお祭り騒ぎだ。クリーンナップで全打点を叩き出し、信二は6打点の荒稼ぎ。試合前は、昨日活躍したボッツや糸井を外し稲田鶴岡を使う梨田采配に文句タラタラだったけど、上位打線がきっちり機能してくれれば、下位は誰を置いても関係ないってことか。04年に戻ったかのような信二の爆発ぶりは本当に頼もしい。そしてこの爆発も、坂元がきっちり相手の勢いを止めてくれたから。ヒーローインタビューは建山だったけど、今日の立役者は坂元だ。

 しかし4回持たずKOされた多田野には不安が残る。これで防御率は4.485。パリーグの全球団相手に軒並み4点台以上で、オリックス戦に限れば7点台後半である。デビュー間もない時期で、対戦数も少ないセリーグ相手には1点台と2点台だから、疲れがたまってタマにキレがなくなっているか(ケガで春期キャンプができず、シーズンを乗り切る体力をつけられなかった)、あるいは多田野の変則的な投球が相手に慣れられて、研究されてきたか、またはそのすべてか。ちょっと起用法を考えなければならない時期にきている。八木か吉川あたりがあがってきてくれると助かるんだけど……。2日続けて結果が出なかった宮西も1年目。新人には一番苦しい時期なのかもしれない。これがプロの壁ってやつか。

 建山は素晴らしいピッチングだったけど、これで5連投ですか。あしたはなんとしてもダルに最低でも8回までは投げてもらわなきゃいけない。そろそろ植村を見たい気もするが、今の時期ではよほど点差が開いたゲーム終盤でもないと使いづらいか。

 もし万が一うちが逆転優勝でもするようなら、「あれが分岐点だった」と振り返られるであろう壮絶な打ち合いを制し、さて、これで2ゲーム差まできた。ここまできたら3連勝をしなきゃいけないし、そうでなければ2位は無理だ。3連勝すれば相手の勢いも止まるし、追われる立場の苦しさから焦りも出てくる。ダルで必勝だ。きっと、やってくれるはず。 
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2008年09月13日

祝マイケル100セーブ

日本ハム 7X-4 オリックス

 7回までは楽勝ペースだったこの試合。梨田迷采配のおかげでひやひやものに。最後の最後、マイケルが投じた3球目、ど真ん中に入ってきたカーブを力んだカブレラが打ち損じなかったら、まず間違いなくうちの逆転負けだったろう。7点リードを逆転されるようなことがあればショックも大きい。オリックスに3連敗する可能性もあったし、そうすれば今季は終了だ。その意味で、結果オーライとはいえ逃げ切れたのは大きかった。最後に相手に勢いをつけさせちゃったのは痛いが、いまのうちは明日のことまで考えている余裕がない。

 それにしても梨田采配、まるで日本代表星野監督のような迷走ぶりだ。特定の選手に過剰に肩入れして、打たれても打たれても起用し続けて墓穴を掘り、挙げ句はその選手までつぶしてしまう。
1)なぜグリンを交代させたか。まだ108球と体力的には余裕があった。ただ、投手交代が後手に回り失敗することが続いていたから、はやめの継投を、というならわかたなくもない。だが、
2)なぜ武田久をあのタイミングで出したのか。打たれたとはいえまだ6点差もあり、3塁ランナーを返されてもまだ5点差あるのに何を焦っているのか。まだ若く経験を積ませなければいけない宮西は、自ら作ったピンチを自分で後始末つけさせるためにも、続投させるべきだったんじゃないか。武田久に関しては、ラクな場面で投げさせて自信を回復させようというなら、回のアタマ、走者のいない場面にすべきだった。結果は最悪。本来なら投げる予定などなかったであろう建山やマイケルまでつぎ込むことになり(マイケルの乱調は、予定外の登板に精神的な準備ができていなかったためだろう)、6連戦のアタマではやくもリリーフ陣に大きな負担をかけてしまった。宮西はショックだったろうし、久の受けたであろう衝撃は想像もつかない。誰も喜ばない、今後に大きな不安を残すだけの継投だった。梨田監督と吉井コーチ。このふたりが指揮をとる限りは、こんなことが今後も繰り返されそうだ。

 とりあえず武田久は、少なくとも今季はもう期待できないことがはっきりした。出るたびにホームランを打たれるようなセットアッパーなど、競った試合では使えるはずがない。本人のためにも即刻二軍降格させ、来季に備え調整してもらう(CSに間に合ってくれるならそれに越したことはないが、西武やオリックス相手には使えそうもない)。同時に、ほとんどベンチの肥やしになってる紺田や飯山も下に落として、代わりに投手をあげる。このままだと建山に負担がかかりすぎるからだ。久の穴はブルペンを厚くして補うしかないだろう。あと14試合。特定の選手に肩入れして試合を落とす余裕などどこにもないのだ。

 しかし監督の試合後談話を読むと、今後も久を使い続ける気満々のようだ。こりゃ久と心中ですな、わるい意味で。
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2008年09月10日

やっと西武ドームで連勝

日本ハム 6-5 西武

 いやー危ない危ない。楽勝だったはずが一転して薄氷の勝利。それというのも4回以降西武の中継ぎに手も足も出ず追加点がとれなかったから。だがこちらも坂元、建山が素晴らしい投球で相手の勢いを止めてくれたので、なんとか逃げ切れた。でも夏に西武ドームで3タテ食らったころならたぶんあっさり逆転されていたはずで、さしもの西武の勢いも少し薄れているのかもしれない。

 しかし武田勝には困ったものである。2死無走者からのたった1本のシングル・ヒットであそこまで崩れてしまうとは。しかもこの人の場合、四球連発など予兆があるわけでもなく、いきなり本塁打をポンポン打たれてしまうのだから怖すぎる。いつも淡々とした無表情で冷静で度胸も据わっているように見えるが、案外ちょっとしたことで動揺してしまうタイプなのかもしれない。失投が全部ホームランになるというのは配球の問題もあるし、球威があるタイプではないから強振されると飛びやすいということでもあるんだろう。ちょっとした動揺がすぐコントロールに影響し、ボールゾーンに外れるのではなく甘いところに入ってしまう。とにかくこの被本塁打癖をなんとかしないと、たとえCSに出られても西武やオリックス相手では不安すぎる。

 信二は2試合で7打点の荒稼ぎ。シーズンのこの大詰めになってようやく本調子(04年以来?)になったとは心強い。ボッツもようやくいいところで1本出て、いいきっかけになってくれるといいが。

 賢介1番、森本2番。出塁率の高いほうを1番に持ってくるのはごくオーソドックスな采配だが、この3年やってきた1番森本のカタチを崩すのは勇気がいったかも。ところがこの打順になって途端に森本に打席での粘りが出て、2四球を選び、それがいずれも得点に結びついた。凡退した打席もけっこういい当たりを打っていたから、この打順変更は吉と出るかもしれない。その代わり賢介に精彩がなかったが……

 
 しかしオリックスの勢いはすごい。今日の試合なんて、あの場面でカブレラローズに回ってくるというツキも感じた。これで西武とは4ゲーム差。ひょっとしたらひょっとするかも。
 
posted by Fighters503 at 22:42| Comment(2) | TrackBack(3) | Fighters試合 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月09日

一息ついた

日本ハム 4-1 西武

 神様仏様ダルビッシュ様。まあ、ブラゼルもGGもボカチカもいない打線相手だし、ダルならこれぐらいのピッチングは当然という気もするが、やはり今季勝ちのなかった西武ドーム。勝つまでは気が気でなかったし、勝てたのは素直に嬉しい。

 拙攻が続きいやな空気が流れかけたところに、稲葉、信二の一打が出てうまく点がとれたのが良かった。エースが投げて4番が打つという理想的な野球ができた。特に信二のああいう当たりを見たのは久しぶりじゃないかな。ここのところ捕手として出ることが多かったが、やはり信二はファーストで出たほうがよく打つ。これをきっかけに爆発してくれないものか。

 ダルは中村によく打たれてるが、確か大阪のジュニアだかシニアだかのチームの先輩後輩のはず。ダルはこういうちょっと因縁のある(面識のある)相手だとムキになって力勝負したがるようで、そこらへんが若さか。ヒーローインタビューでは珍しく絶好調宣言も出たので、残り試合もやってくれるだろう。

 さて、ファイターズ的には明日の試合がカギ。せっかく良い形で勝っても続かないのが今年のウチの問題点だからだ。同率3位浮上ということで、この地位をキープするためにも武田勝さんになんとかふんばってもらいましょう。オリックスがすごい勢いで西武を追い上げていて、ついに5ゲーム差だそうだが、もう少し肝を冷やしてもらわないとね。CSのこともあるし。

 
posted by Fighters503 at 21:28| Comment(2) | TrackBack(6) | Fighters試合 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月07日

絶対に勝たなきゃいけない試合だったが

楽天 5-2 日本ハム

 絶対に勝ち越さなきゃいけない最下位相手、しかも本拠地での3連戦にまさかの負け越し。情勢はきわめて厳しくなりました。もちろんまだ決まったわけではありませんが、これで2位オリックスとは3ゲーム差、しかも次は今季0勝7敗1分と、まだ一勝もしてない西武ドーム3連戦、その次は現在9連敗中のオリックス相手の3連戦です。常識的に考えて、2位はおろか3位確保も危うくなってきました。(追記:ロッテが勝ったので、ついに単独5位に転落です)

 今日の敗因は多田野を引っ張りすぎたこと。先発投手は3回のピンチまではしのげても4回目となると持ちこたえるのは難しいといいますが、6回表のピンチをしのいだ多田野にはもう余力は残っていませんでした。それは結果論ではなく、誰が見ても明らかだったと思いますね。7回先頭打者出塁も最高の形(バント失敗)で併殺にとったものの、二死無走者、内村の打席で、6球目のストライクをボールに判定される誤審にも足を引っ張られ、結局勝ち越し点を許してしまいます。肝心な場面で後手後手にまわる梨田采配の限界をはっきり示した場面だったと言えるでしょう。あしたは休みなのに、温存してどうするの? なぜ野村監督式に一人一殺でもいいから中継ぎ総動員して勝ちにいこうとしないんでしょうか。今季何度も何度も同じように先発を引っ張りすぎて負けている教訓が全然生かされていません。たぶん久の不調で中継ぎが信頼できなくなっているんでしょうが、菊地にしても8回打たれているのに9回またも続投させて致命的な追加点を許す失態。アンタは勝ちたくないのか? 

 おそらく梨田さんは優しい人なんでしょう。別の言い方をすれば気が弱くて臆病。好投していても限界に近づいたらすっぱり諦める勇気がない。代えて打たれたらどうしようと思ってしまうんでしょうね(もし限界なのがわかっていなかったのだったら、それこそ指揮官失格)。いつか試合後談話で「引っ張って打たれるより、交代させて打たれるほうが、まだ後悔しなくて済む」と言っていたけど、あれは後手後手に回りがちな自分自身を叱咤した言葉だったんでしょう。おとといの久の交代期が遅れたこともそうですが、自分が動いたせいで負けたと言われるのが怖いんでしょうね。まだリードがあったし回も浅いからもう少し様子を見てもいいと、敵方のこちらも思った一場にあっさり見切りをつけ、結果的に最高の継投で勝利をもぎとった野村采配とは、残念ながら天と地ほどの差があることは認めざるをえません。野村さんは、梨田相手の采配合戦なら絶対勝てるとほくそ笑んでるんじゃないでしょうか。

 もちろん敗因はそれだけではありません。楽天の4投手を相手にヒット4本しか打てなかった打線に根本的な原因があることは間違いありません。特にA級戦犯(という言い方は好きじゃありませんが、あえて使います)は、まちがいなく森本です。解説の佐々木にも指摘されてましたが、一回先頭でいきなり初球を打って凡ゴロ。4ヶ月ぶりの先発、しかも立ち上がりと制球に大きな不安がある一場を助けるかのような早打ち。そこでファウルで粘りなるべく多くの球数を投げさせ肉体的精神的に追い込むのが一番打者の仕事なのに、それがまるでわかってない。好調な時期なら早打ちでもヒットが出て結果オーライになるかもしれませんが、今はそうではない。しかも次の打席でも2死2塁と追撃のチャンスで、セットポジションでの投球に問題のある相手に、初球のボール球を打ってあっさり凡退。結果的に一場はKOできたので問題ないとおっしゃる方もいるかもしれませんが、もっと早く引きずり下ろしていれば楽天の継投プランはさらに混乱したはずだし、佐竹にあれほどいいように投げられることもなかったはず。
 不調の時期でも森本らしい積極性を失っていないのは良いと評価される方もいるかもしれませんが、状況を考えずただ思い切り振るだけのバッティングが許されるのは、まだレギュラー獲得前の若手だけです。私は今の森本ならスタメンから外すか、かっての新庄のように気軽に打てる下位に持っていくべきと思いますが、たぶん臆病な梨田さんは、決まっている形を崩して負けるのが怖いならできるはずがない。となると森本が自覚するしかないわけですが、どうだか……

 森本と梨田への文句だけでこんなに長文を書いてしまいましたが、もちろん言いたいことはほかにもたくさんあります。同じ相手に何度も何度も打たれる捕手陣のアタマの足りなさにはほとほと呆れるし……。でももう疲れてきたのでこのへんにしておきます。

 それにしても久々に古巣に帰ってきていきいきと躍動するセギノールを見て、心ならずも別れたかっての恋人が、別人のように美しくなって輝いているのを見せつけられているような気がしたのは私だけでしょうか。親(球団フロント)に無理矢理相思相愛の仲を引き裂かれただけに、未練もたっぷりです(笑)。ほかのチーム相手にもその調子で打ちまくってくれよ……
posted by Fighters503 at 17:31| Comment(0) | TrackBack(4) | Fighters試合 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月06日

すべてはこれから

日本ハム 4X-1 楽天

 藤井の3ヶ月ぶりの勝利。四死球が7と多く、球数が増えて投球のテンポが悪いため、アップアップのようにも見えたが結果としては被安打2の自責点ゼロ。先制されたが粘り強く投げていたし、味方の援護のあともランナーを出しながらよく踏ん張った。以前なら崩れていたところもよく凌いでいたから、今シーズンずっと苦しんでいたのも無駄ではなかったんじゃないか。いつも6回3点ぐらいはとられる投手だけど、せめて7回2点ぐらいまでに抑えてくれれば、結果も伴ってくるはず。私生活でもいろいろあったみたいだが、グリンともども、シーズンも大詰めになって復調してきたのは大きい。

 打った安打は6本だけ。そのすべてを4,5回に集中させて4点をもぎとった。2点とって逆転したすぐ次の回に追加点を入れたのが良かった。ここで中押しができず、それが最後に響いて逆転負け、というケースを今季は何度も見てきたから。

 8回に出てきたのは建山。監督の談話などを見ると、まだまだ久を使う気満々のようで、4連投になるので避けたということのようだ。ならばわれわれファンも、性根を据えて応援するしかない。

 まだまだ情勢は厳しいままだが、とにかく前を向いて戦うしかないだろう。

(今日の糸井)
 ここのところヒットが出ず苦しんでいたが、ようやく中前打一本。追加点の口火となる効果的な一本だった。それまではとにかく打席での姿勢が受け身で、ファーストストライク、セカンドストライクを呆然と見逃し、アッという間に追い込まれてボール球を振って凡退、もしくは見逃し三振という覇気のない打席が目立っていた。これがきっかけになるといいが、最終打席はまたも見逃し三振。次あたり、工藤がスタメンかも。
posted by Fighters503 at 18:58| Comment(0) | TrackBack(4) | Fighters試合 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月05日

あまりに衝撃的な負け方

楽天 5-3 日本ハム

 うーん……さすがに文句言いたがりの私も、今日ばかりは筆が重い。それほどまでにダメージの大きい、言葉を失うほどのショッキングな負け方だった。できれば書きたくない。だが試合を見てしまった以上、書かざるをえない。

 試合前に梨田は「8回を任せるのは武田久しかいない」と言ったらしい。本拠地で3点差でリード、いい流れできて、これ以上ない万全なお膳立てで久に託す。8/25のエントリーで、久は二軍に落として調整させ、CSのころに万全の状態であがってくればいいと書いた。だが首脳陣がその選択肢を選ばず、使いながら立ち直りを待つというやり方をとった以上、あそこで久をマウンドにあげるのは当然だろう。だが結果は見ての通りだった。グリンを続投させていればあのまますんなり勝てた可能性が高いが、それは結果論。あの流れなら抑えてくれるはずだし、抑えなければいけなかった。首脳陣も、当然久自身も、そう思っていたはず。だが、ダメだった。同点のあと高須に2ベースを打たれたとき、まだ交代に躊躇しているように見えた梨田を見て、私はTV画面に向かってほとんど悲鳴をあげていた。あんた、この試合限りで久をつぶし、久とともにチームも巻き込んで心中するつもりかと。

 ガオラの解説の佐々木恭介は、グリンと久は似たタイプで、グリンが良すぎたために楽天の打者は久が打ちやすく見えたんじゃないかと言ってたが、去年は同じシチュエイションで問題なく抑えていたわけだから、久の投球が全盛時に遠く及ばないことは、そして少なくともパ・リーグのチームには通用しないことは、もう火を見るより明らかだ。そしてこの先使い続けても、事態はますます悪化するばかりだ。監督も吉井コーチもつねづね、変わらぬ久への信頼を口にする。だがその信頼は、このように衝撃的な形で裏切られてしまった。もう限界だ。もし監督以下首脳陣が今季のCS進出を諦めていないなら、久はもう使うべきではない。

 打線のほうも深刻だ。稲葉以外まったく頼りにならない。結局何度かあったチャンスで、稲葉以外まったく打てず追加点をとれなかったのが大きく響いた。マイケルはああいう流れで出ることになって気の毒ではあったけど、鶴岡との息のあわなさ加減を見ていると、中嶋頼りの精神的な未熟さのほうが浮き彫りになってくる。今季苦しんだグリンがようやく立ち直りつつあるつある中でのこの敗戦。めちゃくちゃに痛い。

 もう私は、ある一言がのど元まで出かかっている。それを言ってしまってはもうオシマイの一言が。だが可能性が残っている限りは、言うわけにはいかない。言ってしまったほうが、ラクなんだけど。

 それにしてもあのセギノールが久に引導を渡すとは。セギは5〜6月ごろにファイターズに売り込みをかけていたらしいが、そんなセギをすげなく切り捨てた報いがこんな形でくるとは。半ば予想されていたことだったが、セギのファンだった私は、とても悲しい。 


(追記)
試合後の公式サイトの梨田談話。もちろんあれがすべてじゃないだろうが、まるで危機感など感じていないような内容。このあとも同じような場面で同じように使い続けるんだろうか?
posted by Fighters503 at 23:00| Comment(2) | TrackBack(3) | Fighters試合 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月04日

首の皮1枚残った

日本ハム 4X-3 ソフトバンク

こういう勝ち方したのって、ずいぶん久しぶりな気がする。去年や一昨年はこんな試合を何度もやって、優勝へ加速したのだ。ちょっと遅すぎる感じはするけど、ようやくうちらしい粘り勝ちができた。正直、今季のこれまでの戦いぶりを見て、荒金の2ベースで2点差になった時点で負けだと思ったけど、ボッツの特大の一発で流れが変わった。ボッツは9回裏の場面でも、明らかに一発を警戒した相手からストレートのフォア・ボールをもぎとって、サヨナラのお膳立てをした。影のヒーローと言えるだろう。そしてスレッジ! 数日前のエントリーでは信用できないなんて書いたけどごめんなさいごめんなさいごめんなさい! 今日はいいところがなかった稲葉に代わって、見事な4番の働きだ。最後は金子ではなく、エラーで味方の足を引っ張った糸井に汚名返上の一打を期待したけど、ここにきて頼りになる選手会長が戻ってきたのは大きい。

 とはいえ依然として4位。オリックスが6連勝もしていっこうに差が縮まらないが、敵は今が一番強い時期。連勝はいつか止まるし、その反動も大きいはず(と信じたい)。次のカード、西武とオリックスが星のつぶしあいをやっているうちに、少しでも差を縮めたい。今年はいい試合をしてもその流れが続かないんだけど、今日の勢いは当分続くはず(と思いたい)。次は糸井のヒーローインタビューを期待しよう。
posted by Fighters503 at 22:34| Comment(1) | TrackBack(5) | Fighters試合 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月02日

選手批判はタブーなのか?

ハム番日記 4位失速…新戦力出てこないのはなぜ?

 日刊スポーツの日本ハム担当記者によるコラムに、気になる記述があった。

 本拠地・北海道での熱は、昨季に増してあると思う。もちろん選手にとって幸せなことだとは分かってはいるが、それに満足をしているかのように個人的に感じてしまう選手が一部にいると、取材していて思う。今季は特に、取材時の返答、態度などから、今まで以上に強く思う。(中略)

 つい最近の敗れた取材時のこと。大きなミスをした選手に、そのミスに関して質問すると露骨に嫌な顔をされた。試合の勝敗に関係がない自身のほかの好プレーに関しては上機嫌で、じょうぜつに答えていた。(中略)

 日本ハムファンから自身に降り注ぐ、熱烈な応援はそのまま「実力」でも「実績」でもない。


 この、自分のミスを指摘するとイヤな顔をした選手が誰なのか、それはどうでもいい。この記者の質問の仕方が悪かったのかもしれないし、記者の主観でしかないかもしれない。

 だが私は、恐れていた事態が進行しつつあると思った。弱いときの阪神がそうだったことは、いろいろな方面から指摘されている。負けても負けてもチヤホヤする地元ファンやマスコミ。どんなにだらしのない覇気のないプレーをしても、地元のスターとして甘やかされてしまうから、それでいいのだと思い、向上心や反省や努力を忘れしまう。だからチームは弱くなる。悪循環である。

 最近いろんなところで、選手が萎縮するからブログや掲示板で選手を叩くな、なんて声を聞く。プロ野球の風物詩であるはずの球場でのブーイングでさえ、やっちゃいけないものであるかのような風潮。ファンならとことん応援しろ、失敗やミスは選手自身が一番気にしてるんだから、それ以上追い込んでどうする、という論調。だが、相手は子供じゃない。アマチュアでもない。それを仕事にした、しかも一般庶民は及びもつかない高額の報酬を得ているプロだ。その報酬は何を原資にしているかといえば、球場に足を運び入場料やグッズにせっせと金を使うファンであり、親会社の製品を買う消費者である。つまり彼らはファンによって生かされ支えられ、贅沢な生活と名声と栄光を得ている。その彼らがふがいない、だらしないプレイをすれば厳しく叱責するのはファンとして当然ではないか。また、たかがブーイングやブログや掲示板の書き込み程度で萎縮して力を発揮できないなら、しょせんはその程度の選手なのである。白井元コーチは著書『メンタルコーチング』で、「失敗した選手を口やかましく追い込んでもだめ」と書いている。だが選手のごく身近にいるコーチと、ファンでは立場が違う。

 上記の「ミスを指摘したら不機嫌になった選手」は、そこのところを勘違いした典型だ。向上心や反省や努力しようという心の欠如。こんな選手が大手を振って一軍で働いている現実。こんな選手がいるから今のファイターズはダメになった、とは言わない。今季の低迷にはさまざまな要因が絡んでいる。だがこんな選手が一軍で大きな顔をしてのさばり、若い選手がそれを真似するようになったら。自分のミスを反省もせず、耳の痛い指摘や叱責に耳をふさぎ、向上心を忘れ、ファンの「暖かい」声援に甘えているだけの選手が増えていったら、それこそ事態は目に見えている。

 もちろんファンの暖かい声援が力になることもあるだろう。だがそれに甘え、ミスの反省を忘れ、向上心を失い、負けた悔しさから逃避する選手が、現実に増えてしまっては、それこそ「贔屓の引き倒し」だ。
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2008年09月01日

今後の戦い方

オリックス 5X-1 日本ハム

 いろいろ忙しく、更新している余裕がありませんでした。もっともそれをおしてまでも書きたい!と思わせてくれるような試合もなく。これで4連敗、オリックス戦に至っては9連敗だそうですが、それまでほぼカモにしていたと言っていいオリックス相手に、なぜこうも急に勝てなくなったのか? しかも判で押したように毎回同じ負け方。監督のコメントも毎試合同じで、「長打力の差で負けた」。でも長打力がないのは去年からわかりきっていたこと。それでも去年は勝てたのは、監督以下コーチ、選手が「長打がなくても勝てるやり方」を徹底していたからでしょう。盗塁、エンドランなど脚をからめた攻撃、凡打を進塁に結びつけ、相手のミスにつけこみノーヒットでも点をとるソツのなさ、セオリーにとらわれぬ采配など。でも今年はただセオリー通りにバントでランナーを送り、出るか出ないかもわからないタイムリーを期待するだけ。監督があれだけ毎度毎度長打力のなさを嘆いているのは、いかに長打を期待しアテにした采配をしているかという証拠です。いや、「采配」というのもおこがましい、巷のファンの「ここで打ってくれるといいなー」「ここでホームランなら逆転だー」とか、そんな願望と同レベルでしかありません。もちろん選手を信頼しその能力に賭けるのは上に立つ者として大事なことですが、プロの球団であれば、勝つこと、勝つために最善の努力・工夫をすることはもっと大事なことです。今の梨田采配がそれをしているとは思えません。思うに選手としても監督としても「取られたら取り返す」のいてまえ近鉄野球しか経験のない梨田さんは、いまだその呪縛から逃れていないんじゃないか。セオリーに忠実な采配も、個々の選手の技術や能力が高ければ有効でしょうが、今の戦力では、ただ相手をやりやすくさせているだけです。いわば過去2年の優勝を通じて築き上げてきた「チームとしての勝ち方のノウハウ」を、今年は自ら放棄してしまったという印象です。

 もちろん監督だけの責任ではありません。各球団の戦力が拮抗している今、優勝することとチーム育成はトレードオフの関係です。貧弱な戦力をやりくりして実力以上の力を出し切り、次代の育成をあと回しにして2連覇という偉業を成し遂げた、いわば出がらしの状態のチームを率いて、しかも3連覇まで期待される、その苦労は梨田さんでなくても想像できるし、その点では同情できます。また監督を支えるべきコーチ陣の無能無策ぶり(主に打撃面。でもオリックス戦での毎度同じ打たれ方を見ていると、投手やバッテリー・コーチの力量にも疑問がつく)も、再三ここで指摘した通り。もっと根本的なことを指摘するなら、チームとしての課題は誰が見ても明らかなのに、積極的な補強を怠りチーム編成(監督コーチの配置も含め)に失敗したフロントに今日のテイタラクの責任の大半はあります。でもそのような問題がある程度解消できたとしても、梨田さんが今のような考え方、采配の仕方を続けるようなら、決して事態は好転しないと思います。

 さて、優勝どころかAクラス確保にも黄信号がともってきた現在、これからの戦い方をどうするか。もちろん優勝はまだ決まったわけではないし、CS進出→日本一という可能性だってあるわけですから最後まで諦めずに全力を尽くすのは当然ですが、来年以降を見据え、次代の主力となるはずの若手の育成も大事です。具体的には糸井、陽、鵜久森、中田、村田といった野手陣、金森、糸数、植村、ダースといった投手陣です。近い将来彼らがファイターズを支えることは間違いないし、またそうなってくれなくては困る。糸井は結果を出しつつありますが、陽などは完全に伸び悩んでいる。これはもちろん本人の問題でもありますが、起用法の問題も大きい。多少の失敗は目をつぶり、使い続けることでしか選手は成長しない。でも今の陽の使い方では、なにも得るところはないと思います。陽をどう育てたいのか、そのヴィジョンが全然見えない。それは金森以下の若手投手に対しても同じです。ポスト武田久はチームとしての急務のはず。
 また賢介が三番に配置換えになったあとの二番候補の不在もポイントですが、この育成方針が見えない。いろんな打者をとっかえひっかえ、左右によって変え、ちょっとでも打てないとすぐ交代。これでは育ちません。現在は糸井が座っていますが、本来野手経験が少なく小技が苦手で長打力のある糸井は、主軸として育てるのが筋。もちろん小笠原、賢介と、ハムの2番打者は出世コースなんですが、今の梨田起用を見ていると、単打や進塁打ばかりをチマチマ狙う2番打者なりのちんまりした打者におさまってしまうのではないかと心配です。糸井はもっと大きく育てて欲しい。

 そこで私の考える、今後のスタメン案です。

遊 陽
中 森本
二 賢介
右 稲葉
D ボッツ
一 小谷野
左 糸井
三 中田
捕 鶴岡

 糸井はこないだ試合で、ボールが当たったのに全然アピールせず、監督の抗議で初めてデッドボールになったという場面がありましたが、死球で塁に出るよりとにかく打ちたいという糸井は、サインプレーなどで制約が多く器用さを求められる2番より、下位でのびのび打たせたい。中田も同様です。ここのところ不振で元気がない森本は、逆に制約の多い打順で明確なテーマを与えることで、本来もっている力を発揮できるかもしれないし、単に積極的なだけでない野球選手として大きく成長する可能性がある。逆に陽は積極型1番として育てたい。そしてチームにとって肝心要の大事な時期に故障を自己申告して休んでしまうスレッジを、私はあまり信用していません。大きいのもさほど期待できないし。それならまだ若いボッツや、中田を辛抱して使いたい。
 そして投手は金森、豊島、吉川、ダース、植村あたりをあげて、辛抱強く使う。個人的には金澤、藤井など現在の力も将来も先が見えている選手は今後使う意味も効果も期待できないと思うので、吉川、植村、ダースなどを試してほしい。吉川など下でもあまりいい投球をしてないようだが、やはり上で使ってこそじゃないか。そして万全なら金森はポスト久になりうるし、豊島ももっと上で経験を積ませたい。結果は問わない。今は結果が出なくても、その経験が来年生きるようになれば理想的だ。

(先発)
ダル
マサル
グリン
スウィーニー
多田野
植村
吉川

(中継ぎ)
金森
豊島
宮西
建山
坂元
菊地

(抑え)
マイケル

 久は下でじっくり体調を整え調子を取り戻してから戻ってきてほしい。
posted by Fighters503 at 11:19| Comment(2) | TrackBack(1) | Fighters試合 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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