2007年10月31日

日本シリーズ第4戦

中日 4X-2 日本ハム

 形の上では接戦だったけど、今日もうちらしさは発揮されなかった。初回・5回と、エラー、暴投、四死球で3点をとられて試合の主導権を握られたわけだが、相手ミスにつけ込んでタイムリー・ヒットなしで3点ももぎとってしまうようないやらしい野球は、はっきり言ってレギュラーシーズン中のうちがさんざんやってきた形だ。それを今シリーズでは逆に中日にやられてしまっている。2戦目3戦目のような派手な点の取り方ではないぶん、中日の戦い方のうまさが際だっていた。徹底的に研究もされてるんだろう。うちの良さがことごとく殺されてしまい、その結果追い詰められた焦りがミスが誘発してしまっている。うちはチームワークで勝ってきたのに、チームがチームとして機能していないのだ。7回の失点にしたって、武田久が先頭打者四球なんて考えられないよ。でもそれが起こってしまったのは、シリーズのプレッシャーというメンタル面が大きいにしろ、中日のスキのない戦い方がそうさせているのが大きいと思う。

 状況は確かに不利だが、でもまだ終わったわけじゃない。あしたダルで勝って、なんとか札幌に戻りたい。グリンも今度は自分を取り戻してくれるだろう。最後まで絶対諦めないのがうちの身上だ。

(追記)
http://www.sanspo.com/sokuho/071031/sokuho071.html

 シリーズ前に、指揮官はロイヤルズ監督の就任会見のため米国へ一時帰国。その間に紅白戦を行ったが、主力選手は「監督がいないのに緊張感なんて持てない」とこぼした。頂上決戦へ、一体感が欠けたのは否めない。


 こういう後出しジャンケンみたいな報道は好きじゃない。そんなことは勝敗の帰趨には一切関係ない! すべてが実力!
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2007年10月30日

日本シリーズ第3戦

中日 9X-1 日本ハム

 うーん……負けたときはもちろん勝ったときも、厳しい目で見ることにしている(見てしまう)このブログだが、ことポスト・シーズンに至ってはなるべく愚痴や小言、批判は控えめにして、前だけを見るようにつとめてきた。でも、それにしても、あまりにも収穫の乏しい試合だった。稲葉以外の主だった選手にヒットが出たこと、敗戦処理とはいえ押本と萩原がいいピッチングをしたぐらいか。でも相手も3回以降はえらく淡白なバッティングだったから、競った緊迫した場面でどうかといえば、やはり全幅の信頼は置きづらい。建山あたりがビシッと締めてくれればよかったが、ここにきて先発も中継ぎもコマ不足は歴然としている。

 TV解説でもさんざん批判されていたが(江本のえらそうな物言いには腹が立った)、やはりあの逃げ腰の投球はよくない。怖がって外角一辺倒でカウントを悪くして、ランナーをためてドカン。うちの一番悪いパターンだ。信二のリードが悪いのかピッチャーの弱気が理由なのかわからないが、マサルやスウィーニーはタマの威力ではなく制球が生命線なんだから、もっと強気に内角をつかないと相手になめられ、かさにかかって攻め込まれるだけだ。

 ともあれこれでCSから3戦連続して1イニング持たなかった武田勝は、もう中継ぎでも使いづらくなってしまった。あした先発と思われたスウィーニーを今日使ったのはちょっと驚いたが、するとあしたは吉川か金村か。投げても5回ぐらいまでだろうから、どっちが頭に出てきても、このふたりでなんとか7回ぐらいまで持たせて試合を作って、とにかく先に点をって、試合の主導権を握りたい。救いは選手はどんな劣勢に立たされても全力プレーで、決して試合を諦めないこと。どんな大敗でも1敗。どんな大勝でも1勝。勝負はこれからだ。
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2007年10月28日

日本シリーズ第2戦

中日 8-1 日本ハム

 グリンは初めての大舞台でやや力んでしまったか。微妙な判定が続いて精神的に不安定になってしまったようだ。まさに自滅。1イニング5四球では攻守のリズムも出てこないし、球場の雰囲気も悪くなる。いかに強心臓とはいえ、あの場面で制球に不安のある、しかも高卒ルーキーを使う采配も疑問。とはいえ、ロッテとのCSもそうだったが、こういう大差負けはさほど痛くない。ゲスト解説の里崎も言っていたが、うちは気持ちの切り替えがはやく、あとに引きずらないからだ。だからこの敗戦のショック自体は少ないと思う。相変わらず打てない状態が続いているが、幸いにもあした一日あくし、賢介、稲葉などまだノーヒットの選手にはいい気分転換になるだろう。

 途中からヒルマンは試合をあきらめ、ベンチ・ブルペン組を総動員して、使えそうな選手・使えそうにない選手を見極めようとしていたようだ。名古屋からは金村・建山・立石・伊藤などベテランを呼び寄せるようだが、ダル以外の先発に全幅の信頼が置けない以上、今日のように早い回で先発が崩れたときに試合を立て直せる中継ぎが必要。そのときはやはりベテランの力が必要になる。吉川あたりはもうすこし気楽に投げられる場面でもう一度見てみたいが……
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日本シリーズ第一戦

日本ハム 3X-1 中日

 ダルビッシュは立ち上がりタマがうわずって高めに浮いていたけど、球威があった。適度な荒れダマも功を奏したのかもしれない。大舞台になればなるほど力を発揮し、言っただけのことは必ずやってのける勝負強さはさすがエース。こんなすごい投手がうちにいてくれることに感謝しかない。

 セギノールもさすがだった。打った瞬間、テレビからでも雄叫びがはっきり聞こえてきましたよ。この人もどうやら大舞台にあがるとアドレナリンが出まくって通常より力が出るタイプらしい。去年のプレーオフや日本シリーズでも打ちまくってたし、とくにダルが投げるときはよく打ってるんじゃないかな。4番が打ってエースが抑えれば勝つ。野球の王道である。

 セギ以外、立ち直った川上に手も足も出ない打線のふがいなさは、まあいつも通り。少ないチャンスでもぎとった点を守りきるのがウチの野球だから、これでいいのだ。

 しかしなんとか逃げ切れたとはいえ、随所にさすがセ・リーグ代表というプレーを見せつけられたのも事実。誰もが感じたと思うが、今シリーズ、井端と荒木はすごく厄介な存在になりそうだ。このふたりが攻守にいい動きをしていたのが、一番怖い。あとは森野。この3人を抑えることがカギになりそうだ。
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2007年10月23日

決戦は土曜日

 観戦記を書くと言っておいて、結局多忙にかまけCS最終戦については詳しく書けずじまい。あの試合で一番感じたことは、これが札幌ドームではなく千葉マリンの試合だったら、間違いなく結果は逆になっていただろうということ。そして来年成瀬はさらに強大な敵となって我々の前にたちはだかってくるだろうということと、最終打席で粘りに粘ってマイケルからタイムリーを打った大松は、まちがいなく来年大ブレークしてリーグ屈指の強打者に成長するだろうということ。小林雅や藪田、福浦など主力がFAで大量流出する可能性もあるようだけど、若手への切り替えも進みつつあり、唐川という好投手も入るロッテは、来年はもっと強くなる。00年代後半は、ロッテと日本ハムの時代になりそうだし、それを期待したい。最後に両軍選手が健闘をたたえ合ったシーンはほんとに良かった。セ・リーグじゃ絶対ああいうことはない。ロッテ・ファンのエネルギーとフェアプレー精神も素晴らしかった。パ・リーグ最高!

 さて、一方のうちだけど、なんともぐだぐだな状況(笑)。優勝監督が次の就職をさっさと決めてしまい、日本シリーズ直前に渡米してむこうのユニフォームを着て記者会見やっちゃうなんて前代未聞だし、その一方で後任監督がはやくも発表され記者会見で抱負を述べちゃうのも前代未聞。その後任監督を呼んだGMもさっさとチームを離れて違うリーグの監督になっちゃうし。これからNPB最大のイベントであるセ・リーグ代表との最終決戦が待っているというのに、もうオフみたいな状況だ。メディアは球団のやり方やヒルマンの行動に批判的だし、その言い分もわからなくはないけど、現場の選手が全然気にする様子がないのがおかしいというか、頼もしい。周りの状況がどうであれまったく動じない精神的な強さを、いつのまにか身につけていたのである。ヒルマンもそれがわかっているからこそ、批判されても仕方ないような、今回の行動に出たのだと思う。そしてこの逞しさがあるからこそ、大舞台、大試合であればあるほど力を発揮するうちの強さが培われたのだろう。

 ファンのほうも、優勝決定と同時にヒルマン退団、小笠原FA退団が一斉に報道され、一晩にして天国から地獄にたたき落とされた昨年に比べれば、今年はじつに気楽なものだ。母国に戻って念願のメジャー監督となるヒルマンは、心の底から成功してほしい。メジャーにはあまり関心のなかった私も、来年はロイヤルズを応援しようと思っている。数年後には見事チームを立て直しワールドシリーズを勝ちぬいたヒルマンロイヤルズと、黄金時代を築き上げた梨田ファイターズが日米最終決戦……なんて夢みたいなことを考えたりして。もちろんそこでエースとしてマウンドに仁王立ちはダル、不動の4番としてホームラン連発は中田翔だ。もうファン冥利に尽きます。

 さて、こんなバカな白昼夢に耽っているのは、いまひとつ日本シリーズに向けテンションがあがってこないということでもあるわけだが、今年はナマを観戦する予定がないということ、去年すでに日本シリーズを勝っているということ以外に、やはり相手がリーグ優勝チームではないということも多少は関係している。CSを見てやはり中日は強いと思ったが、制度上のリーグ優勝が讀賣であることは確かだし、その相手と雌雄を決してこそ日本シリーズではないかという思いはある。それになにより、ロッテとのCSがあまりに壮絶すぎた。もうあの5試合が私にとって今年の総決算だった。

 リーグ優勝したけど肝心のクライマックス・シリーズで1勝もできず日本シリーズに出られない。最初は「讀賣ってどんだけ悲惨なんだ、だっせー」とか言って大笑いしてたけど、もしこれがウチだったらと思うと寒気がする。リーグ優勝の喜びなんて瞬時に消え失せて、惨めな敗北感とやり場のない怒りと底なしの無力感に苛まれて、来年春まで過ごすことになるんだろうな。そう思うとほんと、勝てて良かったですよ。去年もそうだったけど、負けたらなにもかも失うCSに比べると、日本シリーズなんてほんと気楽なもの。そりゃ負けりゃ悔しいだろうけど、パ・リーグ・チャンピオンであることは間違いないわけだし、胸を張ってシーズンを終わることができる。選手もきっと、そういう気持ちじゃないだろうか。

 もともとリーグ優勝ですらない、負けても失うものは何もない中日はさらに気楽な立場でおかしくないはずだけど、CSで勝っても胴上げもビールかけも記者会見もやらないなんて、妙に思い詰めた感じで堅くなってるのが、人ごとながら気になる。実際にウチと中日のどっちが強いかわからないが、ディフェンディング・チャンピオンがウチであることは確かだし、中日はあくまでも挑戦者の立場。そういう気楽な気持ちでくればいいのに……とは余計なお世話でしたか。正直言って、セのCSを見て、まともな野球をやっているのは中日だけだと思ったよ。これは勝ったから結果論で言ってるんじゃない。旧態依然とした戦術なしの力比べとやってるだけの阪神や讀賣に比べ、中日の野球は次元が違った。なぜリーグ優勝できなかったのかよく知らないけど、やはりセ最強は中日だと思う。そんな最強チームが肩の力を抜いて挑んでくれば、こんな恐ろしい敵はいないんだけどね。

 ともあれ大試合になればなるほどノビノビと力を発揮するのがウチ。ダルは「札幌ドームで決めたいから4勝2敗ですね」と言っていたけど、まあ早く決まるに越したことはない。勝負を決めるものはなにか。このエントリーで、今回のCSはデータ上はロッテ絶対有利と書いたけど、それも関係なかった。やはりチームとしての一体感、終盤の重い試合になればなるほど力を発揮する勝負強さが、データを上回ったということだろう。ポストシーズン5連勝の相手の勢いは確かに脅威だが、長く苦しい戦いを必死に勝ちぬいてきて、それでも無用な緊張感や力みを感じさせないウチも強い。さっくりと優勝をいただきますよ。勝てばアジア・シリーズで東京ドーム。それがヒルマン最終試合になるはずだ。

 それにしてもナベツネの反応は予想通りすぎて大笑い。最近、この人はウケを狙ってわざとこういう役回りを演じてるんじゃないかと思えてきた。「補強せずにいられるか」っていうのはなかなかの名言だと思うが、阪神やソフトバンクとの金満補強合戦が楽しみだ。 
posted by Fighters503 at 17:27| Comment(0) | TrackBack(1) | Fighters その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月18日

まだGAORAの中継は続いているが

とりあえず

ばんざーーーーーーーーい!


4番が打ってエースが投げて勝つ! これが野球の醍醐味!

詳しい観戦記は後日!
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2007年10月16日

ついに最終決戦に

ロッテ 5-1 日本ハム
 
 両軍ともこれといったミスもなく、ピッチャーが再三のピンチをよく凌ぎきっての接戦。ほんとに胃が痛くなるような好ゲームだった。むこうも必死だからこの負けは仕方ないと思うが、やはり先制した直後の一発で一気に流れをもっていかれたのが痛かった。もちろんその直前の大ピンチを抑え、イニングまたぎの登板となった武田勝を責めるわけにはいかない。定石ならあの回の先頭か、サブローをストレートの四球で歩かせた時点で交代だが、代える投手がいないのだ。ここにきて江尻の離脱が大きく響いている。押本や金森をなぜベンチに入れなかったのかな。吉川をずっとベンチ入りさせているのに、全然出す気配がないのも気になる。もしかして今日延長になったら3イニング任せるつもりだったのかもしれないが……

 ともあれこれで、ダル×成瀬の頂上決戦となる。ダルの中4日は去年の日本シリーズでも経験があるから、特に問題はないだろう。この重苦しさがあさってまで続くのかと思うとしんどいが、もうここまできたら気力で乗り切るしかない。みなさん、最後の力を振り絞ってがんばりましょう。
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2007年10月15日

稲田! 工藤! これがファイターズ野球だ

日本ハム 7X-0 ロッテ

 ファイターズ・ファンなら誰もが同じ気持ちだったと思うが、7回にヒットを打ったセギが球場を揺るがす大歓声に応えてヘルメットをとって挨拶したとき、涙が出そうになってしまった。苦しんで苦しんで、ようやく結果を出した4番。こんな素晴らしいチーム、こんな素晴らしいファンに支えられ日本一に向かってプレーができる幸せを、心の底から感じているに違いない。

 7回二死からの死球をはさんでの6連打は圧巻の一言だったが、それを生んだのはその前に再三のピンチをしのいだグリンの粘りの投球であり、そのグリンを勇気づけたのが稲田や工藤のスーパープレイである。堅いディフェンスと粘り強く集中力を途切らさないプレイが、このようなビッグ・イニングを生んだのだ。昨日のロッテの点の取り方がホームラン5本のうち4本がソロと、決して効率がいいとは言えなかったのに対して、2死からホームランなしで繋いで繋いで6点。その前の先取点も内野ゴロの間の一点と決して派手な点の取り方ではないが、しかし、これがファイターズの野球なのだ。

 これであと一勝になった。ラスボスは小野。もとより苦戦は覚悟の上だが、当然あしたで決める!
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2007年10月14日

完敗!

ロッテ 8-1 日本ハム

 両軍先発が早々に降板し、荒れ気味の試合だったが、ロッテの勝利への執念がウチをわずかに上回った感じ。いつもは制球抜群でアッという間に相手を追い込む武田勝が、今日はストライクが入らずカウントを悪くして、苦し紛れに投げたタマがすべて高く浮いて、それを痛打される繰り返し。今季一番悪かったかも、という出来だった。そのあとの中継ぎ陣はよく頑張ったと思うが、要所でポンポンとホームランを打たれ、こちらは小林宏の故障降板のあとのロッテ中継ぎ陣の前に拙攻の繰り返し。6回一死満塁での幸雄三振も痛かったが、その前の3回一死からひちょりの三塁打で一気にムードが盛り上がったあとの賢介三振で、流れを完全に手放してしまった感がある。たった4安打、4番から6番の中軸が音なしじゃ、勝てるはずがない。4番〜6番が6安打4本塁打と打ちまくったロッテとは対照的。

 13安打のうち5本がホームランとはいかにも打たれすぎだが、5本本のうち4本がソロ。ロッテの攻撃も派手は派手だが決して効率がいいとは言えない。滅多にない札幌ドーム5発。あした以降は打線が完黙する兆し……とポジティヴに考えよう。グリンだから試合はきっちり作ってくれるはず。あとは打線だ。セギさんのお目覚めを期待しよう。とにかくあした勝って王手だ!
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2007年10月13日

まずは一勝

日本ハム 5X-2 ロッテ

 第一ステージを見る限り、

1)西岡を絶対塁に出さないこと 
2)サブローの前にランナーを置かないこと 
3)下位打線に無駄な四球を出さないこと

 この三つが勝利への鍵になると見ていたが、1)に関してはお手上げ。第一打席のバントヒットを見て、これはもう生半可なことで今の西岡は抑えられないと思った。だからそのあとの打者をいかに抑えるかだったが、これがうまくいった。早川にうまく繋がれた3回に一点をとられたが、これは3点リードしたあとの福浦の併殺打の間の一点だから、計算通り。2)サブローの前にランナーがいたのは結局1回の二死二塁だけだった。3)に関しては、2回に先頭打者を出して、そのあとオーティズに四球を与えて、結果的に先制点を与えている。これは明日以降の反省点。

 今日のダルビッシュは1回から3回まで毎回先頭打者を出し、そのうち2回で失点するなど明らかに不調だったが、悪いなりに修正し4回以降きっちり立て直してくるのが、さすがにエース。第5戦までもつれたときのことを考えて、また中継ぎ以降の投手にはやめにシリーズの雰囲気に慣れさせるために、最後は久〜マイケルで締めても良かったと思うが、考えてみれば去年もダルが第2ステージ初戦に先発して一点先制されるも逆転、結局完投勝利を収めたのだった。このブログでも書いたが、去年の場合、目先の勝ち負けよりもダルをファイターズの不動のエースとして育てたいというヒルマンの意志を強く感じた。だが今年のダルはすでに、もうこいつで落としたら仕方ないと言い切れるような大エースに成長している。今のうちでダル以上に頼れる投手はいない。だからこの大一番はダルに任せる。そしてこの試合をエースでとれれば、このクライマックス・シリーズ、第5戦までもつれるまでもなく、一気に勝負をつけられるというヒルマンなりの勝負勘があったはずだ。

 ヒルマン采配は今日も冴え渡っていて、結局得点にはならなかったが、4回の鶴岡の三盗など、しびれましたよ。あした以降もその冴えを期待しよう。打線は相手の緩慢な守備に助けられたところ大だし、6回以降の追加点機をことごとく逃すツメの甘さも露呈していたが、まあこれはいつものこと。今日で試合勘も戻ったろうし、あした以降の奮闘に期待しましょう。とくに今日はいいところがなかったセギと信二に期待。

 さて、あしたはマサルと小林宏。小林は先日のソフトバンク戦の屈辱をはらすため、すさまじい気迫で向かってくるだろう。マサルの飄々としたピッチングで、軽くいなして一気に王手といきましょう。
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2007年10月11日

いやーな予感

梨田氏 来季ハム「のびのび打たせる」

 んー、なんか一昨年までの大ざっぱ野球復活の予感が……梨田さん、うちがなぜ今年勝てたのかわかってないんじゃないかな。確かに好き勝手に打つんじゃなく繋ぎや送り最重視の野球だったけど、それをいやいややるんじゃなく、勝利への執念や自分の役割という自覚をもって楽しんでやっているのがウチの一番の強みだと思うんだけど。そうしなきゃうちの打線のポテンシャルじゃ勝負にならないっていうのも、もちろんある。ただ好き勝手に打つだけ、打てれば勝つけど打てなきゃ勝てないなんて、どこぞのチームみたいな野球はごめんだ。プロ野球は勝てなきゃ意味がない。中村ノリやローズみたいなホームランバッターがたくさんいたころの近鉄打線とウチを一緒にしてもらっちゃ困るんだけどな。自分の色を出したいのはわかるけど、チームの実状にあった采配をしてほしい。

ソフトバンク大型補強!福留、グライシンガー獲り 
ソフトバンク、燕・ラミレス獲り、日高、実松、野口ら捕手も
王ソフトV奪回へ ラミレス獲りに行く 広島・新井も

 こちらはよそ様のお話。またなんとも景気のいいことで。でも負けたのは長打力不足とか戦力不足じゃなく、豊富な戦力を生かしきれない戦い方にあると思うんですけど、どうなんでしょう。もし三塁手の新井を獲得したら小久保が一塁に回って松中がDHってことかな。ラミレスや福留は当然外野のレギュラー。となると、若手有望株で、今年後半にブレイクの兆しを見せた三塁手の松田や、秋山二世と期待される高卒3年目の外野手・江川の立場は? なんだかますます讀賣化が進んでる気が……。それに山崎や的場に代わって実松じゃ、全然戦力補強にならない気が……(少なくとも打撃面は。王さん、打てない選手は大嫌いだろうから)。
 ハイ、余計なお世話でしたね。すいません。
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2007年10月10日

パ・リーグ新時代の到来

 ロッテ強い! 第一戦に続き満塁で恐るべき勝負強さを見せたサブローも見事だが、直後の里崎のスクイズには参った。まったく無警戒だった相手バッテリーのスキをつき、相手の戦意を完全に喪失させる見事な攻撃。再三のノーアウトのランナーを拙攻ですべてつぶしたソフトバンクのお粗末さに対してわずか1ヒットで4点をもぎとる。「野球偏差値の違い」としか形容しようのない完璧な野球だった。

 一方のソフトバンク。スタンドリッジの交代が遅れたのも原因だろうが、やはり根本的な敗因はお粗末な攻撃だ。1回表、キーマンである川崎がいきなりヒットで出塁。ここできっちり得点圏に進めておけば成瀬も少しは浮き足だったかもしれないのに、本多がバント失敗で一気にしぼむ。それに懲りたのか3回にまたも無死のランナーが出ると、今度は田之上に強攻させて併殺。6回に今度は大村が出て、今度こそと思ったら、バントなのか強攻なのかはっきりしないまま多村が中途半端なバント失敗、挙げ句はバスターで併殺という最悪の攻撃。なんでそこでバスター? 好投を続けていたスタンドリッジが崩れたのはその裏である。この結果をソフトバンク関係者が「たまたま運が悪かった」「たまたま強攻策が裏目に出た」とか思っているようじゃ、いつまでたってもロッテには勝てないだろう。ふだんからそういう意識をもって練習し、試合に臨んでいるか。それぞれの選手が自分の役割、やるべきことをきちんと認識しているか。その違いがこういう大一番で残酷なほど出る。それほど彼我の戦い方の質の差は歴然としていた。

 もちろん、以上は自戒をこめて言っています。うちだってシーズン中に、今日のソフトバンク以上にひどい攻撃を何度もやっている。そのつど私は文句を言い続けてきた。ソフトバンクのような一発長打もロッテのような畳みかける攻撃力もないウチは、ほんのちょっとのミスが致命的となる。今日の試合をみて、選手は改めて肝に銘じてほしい。

 それにしてもついこないだまで万年Bクラスのお荷物球団だったはずのロッテと日本ハムで頂上決戦ですか。00年代最強だったはずのソフトバンクは覇気なく第一ステージであっさり敗れ、かっての王者西武は楽天にも後塵を拝して5位に沈む。90年代の覇者オリックスはついに最下位に転落した。これはもう、時代が変わりつつあるとしか思えない。きっと札幌ドームでの試合はすさまじい死闘となるだろう。私は残念ながら東京でテレビ観戦だが、パ・リーグ新時代の到来を告げる闘いの帰趨をじっくりと見守ろうと思う。いや、もちろんウチが勝ちますよ。グーの音も出ないぐらいロッテを叩きのめして、真の王者は誰か骨の髄まで知らしめてやりましょう。
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2007年10月09日

ロッテ対ソフトバンク 第2戦

 打線が繋がり主砲に一発が出たソフトバンクが快勝。はやめに相手先発を打ち崩し大量リードを奪って、味方先発は余裕をもってゲームを作るという理想的な勝ち方だった。あれほど調子が悪い小林宏も滅多に見たことがないが、記録をみると9月以降は割合不安定な投球を続けていたようで、こちらが考えるほど万全ではなかったのかもしれない。

 とはいえロッテも特に尾を引くような負け方ではないだろうし、昨日書いた通り今年の勝ち頭・成瀬を残しホームの利があるロッテ優位は動かないと見るが、ソフトバンクは対ロッテ最終戦で成瀬から3点も(笑)とっているので、それほどの苦手意識はないのかもしれないし、プロに入ってからこういうビッグ・ゲームを経験していない成瀬が逆に浮き足立つ可能性もある。

 ソフトバンクに関しては、正直ホームランは出会い頭というかマグレみたいなものと思うが、1〜2回の攻撃は、きれいにクリーンヒットで決めるというよりは、内野ゴロや犠牲フライをからめ、泥臭くてもガムシャラに1点をとろうという姿勢が出ていた。とくに感心したのは1回、松中の2ベースで先制したあと、無理に大きいのを狙わず右方向におっつけて後続に繋いだ小久保。そのあと大村の犠牲フライできっちり追加点と、まるでウチみたいな点の取り方。小久保のようなホームランバッターにああいうバッティングを心がけられると、ソフトバンクは非常に厄介な存在になる。2回の大村のタイムリーもバットを短くもってのコンパクトなセンター返し。今日の大勝に浮かれてまた大振りを繰り返すようだとロッテ有利は動かないだろうけど、さて、どうなるか。

 ともあれこっちの思惑通り(?)、第3戦までもつれこみ、ロッテには成瀬を使わせることができそうだ。どっちが勝ち上がってきてもいいが、あしたは延長12回ぐらいまでやって、消耗してから札幌にきてほしい(笑)。
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梨田新監督決定か

 ダルの具合は、どうやら大したことはなさそう。よかった……


 さて、新監督はどうやら元近鉄・梨田昌孝にほぼ決まったようだ。この日記で白井ヘッドコーチ昇格がベストだが、そうでなければ梨田がいいと書いたけど、その通りになった。

 近鉄時代は敵将として見ていたけど、采配面ではこれといって強い印象はない。ただ選手をのせていい気分にさせてプレーさせる人心掌握には長けているようだ。01年に優勝は、まさにそんな感じだった。いまのうちの良さはチームワークと雰囲気の良さなので、それを壊さない人が第一条件。梨田なら大丈夫そうだ。渋いナイスミドルだから、女性ファン獲得にも貢献してくれそう(笑)。

nashida_photo.jpg

いまのウチの態勢を無駄に変えたくはないから、できれば身一つで来て欲しいけど、もし誰かを呼ぶなら福留を育てたヨッシャー佐々木恭介か、GAORA解説でおなじみ光山英和を迎えてほしい。

 いまのウチの顔ぶれをみると、梨田と一緒に働いたことがあるのは淡口コーチぐらい。もちろん金村や幸雄のようなベテランは面識ぐらいはあるだろうけど、若い選手にとってはほとんどまったく初対面のはず。双方ともヘンな先入観やしがらみがなく、一から関係を築けるのはプラスと考えたい。大した戦力でもないのに2連覇した直後の就任。監督としての力量を問われることになるが、お手並み拝見といきましょう。もし来年すぐに結果が出なくても、うまく中田を育ててくれればいい。ただし近鉄時代の中村ノリみたいに甘やかして勘違いさせるのだけはダメよ!

Wikipedia
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2007年10月08日

ロッテ対ソフトバンク 第一戦

 ヒーローインタビューで渡辺俊介が言っていたが、千葉マリンの雨と風が勝負を分けた感じ。見るからに投げづらそうで、制球がまったく定まらない斉藤に対して、渡辺はさすがに自分のホームだけあって、3回に自分のミスで3点先行されたものの5回以降は1人の走者も出さず見事な完投。ソフトバンクは斉藤が降板したあとの中継ぎがあっさり打たれて点差を広げられてしまったのが痛かった。

 文字通りの大黒柱が打たれての負けで、あとがなくなったソフトバンクに対して、小林、成瀬とキラーカードを2枚残しているロッテ。すでに勝敗の帰趨は見えた感じだが、せめてホークスはあした勝って第3戦まで持ち込んで、成瀬を引っ張り出して欲しいなあ。バレンタインの思惑としては成瀬を温存して札幌での第一戦でダルにぶつけようということだろうが、それは困るので、ホークスさん、意地を見せてください。

 それにしてもロッテは強い。3本の内野安打を集中して3点とって追いついた3回の攻撃は見事だった。とりわけ西岡のバントヒットは、相手がそれしかないと警戒する中で、ここしかないという場所に一発で決めたもの。あの集中力と技術はすごいし、そのあとノーアウト満塁で2者連続三振となり打者にプレッシャーのかかる場面で、きっちり同点打を打ったサブローの勝負強さも脅威。この勢いのままで札幌まで乗り込んでこられるのは怖い。

 ソフトバンクはねえ……なんだかチーム全体に覇気がないのが気になった。もちろんまだ勝負が決したわけじゃないが、選手個々の能力に頼りっぱなしで戦術がない野球には限界があるってことか。主軸である松中や小久保に衰えがはっきり見える中、このチームの再建は川崎や本多を中心にしたチーム作り、つまりロッテや日本ハムのような、足と繋ぎのスモール・ベースボールしかありえないと思う。逆に言えば王がホームランバッター頼りのビッグ・ベースボールを指向する限り、このチームはこのまま衰弱していくばかりではないか。むかし南海ファンで、ダイエー途中まで応援していた身としてはやや複雑な気分だが、強いホークス再建は、まず王さんに勇退してもらうところから始まるんじゃないかな。川崎本多を中心に俊足堅守の選手を揃え、1点をコツコツとって守りきる野球。松中や小久保にはお引き取り願って、松田や江川など若手を育てる。ま、余計なお世話ですがね。

(追記)
軽症強調も…ダル、右ふくらはぎの張りで紅白戦緊急降板

ぐわああああああああああああああああ……マジか?????
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2007年10月06日

2連覇の代償

日本ハム江尻が右ひじ手術で来季絶望的 
日本ハムが鎌倉と中村に戦力外通告

 やれ優勝だ中田交渉権確定だと浮かれていたところに、衝撃的なニュース。いまいち頼りなかった江尻、今年になってようやく働き場所を得たと思ったらこれか! 胴上げのときの表情を見たらそんなに深刻なケガとは思えなかったが……これが優勝の代償なのか。もう若いとはいえない江尻はいきなりの崖っぷちだ。とにかく焦らず完全に治してから復帰してくれ。

 そしてある意味で江尻の離脱よりショックが大きかったのが鎌倉。ケガの具合が思わしくなく、去年の春先以降二軍でもまともに投げていないことは知っていたが、まだ22歳、高卒5年目の戦力外通告は、もはやケガからの復帰が困難だと判断されたのだろう。190センチの大型サイドスロー。一昨年に先発で7勝して、復帰すればダルや八木や須永とともに先発ローテーションの一角を担うことは間違いないと思っていたのに……無念だろうな、鎌倉。いかに選手を五体無事に育てることが一大事業なのか、思い知らされた。江尻もそうだが、ほんとうに選手はケガだけは気をつけてほしい。ケガで才能を発揮できず引退なんて悲しすぎる。ファイターズの選手は全員、現役を終えるまで無事に過ごしてほしいと切に願う。
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2007年10月04日

ファイターズ黄金時代の到来(を期待)

ロッテ 2X-1 日本ハム
日本ハム 11-3 楽天
楽天 5X-1 日本ハム

●レギュラーシーズン終了。さすがに優勝して気が抜けて、最後の3試合はちゃんと見ていないが、吉川、八木がそこそこいい投球をしてくれたようなので、プレーオフも万全の態勢で臨めそうだ。稲葉の首位打者、最多安打もほぼ確定のようで、めでたい。

●心配なのは高田GMの去就。最終的な結論は出ていないようだが、ご本人が退団の意向を公にしているので、覚悟はしていたほうがよさそう。ヒルマン退団を区切りとして自分も辞めたいと言ってるらしいが、そういう時だからこそ残って欲しいんだけどね。単身赴任が3年続いて、そろそろ東京に帰りたいんだろうけど、せめてあと1年、新監督の船出を見届けてから、送り出してあげたい。

●その新監督。梨田とか島田誠とか、いろいろ名前は出ているが、リーグ2連覇、それも圧倒的な戦力で勝ちぬいたんじゃなく、采配と戦い方の妙でしのいできたチームの後任ということで、誰がきても大変だと思う。今のチームの和を大切にして、無理に自分の色に染めるような人でなければいい。

●そして中田獲得! いやあ素晴らしい強運。地味な球団だから、話題性たっぷりの大型新人が入団するのはいいことだ。目標新人王でホームラン20本以上と言っているらしいが、セギ以外に20本打ってる打者がいないんだから、額面通り活躍できれば待望の和製4番の誕生である。コーチ陣のみなさん、ビシビシ鍛えてやってください。すでにチームの大黒柱になっているダルとともに中田が牽引する形になれば、ほんとに魅力的なチームになる。個人的には、中田入団で尻に火がつく鵜久森、市川あたりの大覚醒も期待したい。

●で、気が早いが、3年後のスタメン。期待通りなら、90年代西武なみの黄金時代の到来だ。

右 工藤
二 賢介
中 糸井
三 中田
左 森本
遊 陽
D 鵜久森
一 小谷野
捕 今成

先発)
ダル
吉川
植村
木下
八木
糸数
posted by Fighters503 at 13:21| Comment(2) | TrackBack(0) | Fighters試合 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする