だいぶ前から噂にはなっていたファイターズの公式誌。ホークスなどはだいぶ前からたいそう立派なファン情報誌があり、待っていた人も多いはず。めでたいめでたい、と言いたいところだが……
カラーA4判、二十八ページで、二百五十円。年内は四、六、八、十、十一月の計五回発行し、このうち四、八、十一月はファンクラブ会報を兼ねる。
つまり六、十月号はファンクラブ会報誌としては、送付されない。で、そのファンクラブ会報誌の最新号が今日届いたわけだが
同封された紙には、こんなことが書いてある。
(ファンクラブ会報として送付されない)20、22号につきましては(北海道内のコンビニや有名書店など)店頭でお買い求めくださいますようお願いいたします。
ファンクラブ向けの特典として打ち出していた会報を、会員に無断で一般販売する不誠実は、このさいよしとしよう。会員向けに自動送付されない号を、新たにお金を出して購入するのも、まあ我慢することにする。
だが、その送付されない号を、北海道内のみの限定販売とし、通販の態勢も整えていないのはどうしたことか。
確かにファイターズの本拠地は北海道だ。だがそれ以外の地方にも、北海道ほど数は多くなくても、ファンはいる。まして、ファイターズは4年前まで東京が本拠地だったのだ。それらのファンを球団は平気で切り捨てているととられても仕方のない、今回のやり方にはまったく納得できない。地元から遠く離れたところにいてもファイターズのことが好きで、気になるからファンクラブに入るのだ。その貴重な情報源を、実質的に北海道以外の地域では入手不可能にしてしまうとは……
某掲示板をみたら、道外への通販をやらないのか球団に聞いた人がいて、それによると球団はまったく通販をやる気がなく、やるなら書店経由で500円だか600円だかの着払いなら考えるとか、そんな木で鼻を括ったような答えだったそうだ。
ふざけるなと言いたいね。これまで古参のファンから「球団は東京でずっと支え続けてきたファンを軽視している」といった声を聞くことはしばしばあったが、今度ばかりは本当にそうだと思う。まして、ファンクラブに入っていない一般のファンならともかく、お金を出してファンクラブに入り会報を楽しみにしてきたファン(子供だってたくさんいるだろう)に配慮がなさすぎる。
自動送付されない号にエクストラ・チャージを払うのはいい。送料がかかるのも理解しよう。だがせめてファンクラブ会員向けに、通販の態勢をきちんと整えるべきではないのか。オフィシャルサイトのグッズコーナー扱いしてもいい。そもそもファンクラブ会費はクレジットカードで支払い可能なんだから、販売価格に送料を上乗せした金額で手続きすれば送付されるような仕組みにすべきだ。そしてそれがそんなに厄介な作業とは思えない。
そして本来はファンクラブ向けのものを一般販売するんだから、ファンクラブ会員の優位性を保つために送料は無料……が無理なら、せめて一般向けより安い送料にすべき。北海道外のファンクラブ会員がどれだけいるか知らないが、今の時代、送料を安くする手だてはいくらでもあるはずだ。
ファン重視をモットーにしているはずのファイターズ球団。経費削減のしわ寄せを、遠征続きの選手におっかぶせてしまう本末転倒さも要猛省だが、せめてこの件に関しては一刻もはやい誠意ある対応を求めたい。



